僕はディーコンの話が本当か嘘かが分からないままDr.キャリントンにH2-22の逃亡の任務成功を報告した。満足のいく内容で彼は安堵した。だが、その後デズデモーナはある報告をエージェント達に通達したがそれは驚くべき内容だった。
B.O.Sはレールロードの敵である
デズデモーナはある飛行船がコモンウェルスに現れたことを報告した。何でも屋のトムはそれを「宇宙船だ!」と言って騒いだがそれをプリドゥエンであると彼に言ってその場を静かにさせた。
デズデモーナはB.O.Sは技術が進んだな恐ろしい団体と評し、人造人間を抹殺するためにここに来たとエージェント達に吹聴した。それを市井に「B.O.Sは皆の敵である」と伝えてほしいと言った。ネガティブキャンペーンだろうか?気持ちのいいものではないなと思った。だが、彼らの正義に照らし合わせれば人造人間を救う大義を潰されることになれば自然とB.O.Sが敵になるのは明白だ。避けられないのか?
そして、B.O.Sと取引を持ち掛けるために何でも屋のトムに命じて「レッドグレア」なる秘密作戦を計画中だと知った。だが、今は相手の出方を伺って当面の敵はインスティチュートに絞るようだ。
僕は今B.O.Sやレールロードに加入しているがどちらに腰を据えるかまだ決めていない。どちらの言い分も正しい面があるがどうしたらいいのかは分からない。当面はこちらも様子見すべきかもしれない。
オーガスタを守れ!
B.O.Sへの対応の話の後でDr.キャリントンは僕に新たな仕事を命じた。オーガスタの隠れ家を調べてほしいと言った。前本部のスイッチボードを襲撃した時には他の隠れ家を同時に襲撃していたらしいのだ。ヘルカイマーとアレンという名前の隠れ家を両方無くし、オーガスタも加わる恐れがある。
この惨状で生き残れたのは幸運だと言った。ここまで人数が減ったことはこれまでなかったが、任務は続くと言った。彼等のためにも頑張ろうと思う。
秘密の受け渡し場所に隠されていたホロテープを回収して、オーガスタの隠れ家を目指す最中にディーコンからリコールコードを読んでいないかの確認をしてきた。僕はまだ読んでいない事を伝えると、彼はそのまま読まないでほしいと言った。やはり今の記憶に未練があるのだろうか?
その疑問を抱えつつオーガスタの隠れ家とされるケンダル病院へと向かうのだった。
内部では悲惨な光景が広がっていた。レールロードエージェントの死体が山積みされており、レイダーも潜伏していたらしく、こちらを見るなり襲い掛かってきた。人造人間に襲われたのかレイダーに襲われたのかは分からないがとにかく悲惨だった。僕達はレイダーを殺しつつ「オーガスタの最終アップデート」と書かれたホロテープを見つけた。
これを持って最下層に行き脱出するだけだったのだが、デスクローが襲来したのだ。僕は驚いたがディーコンは冷静に攻撃を開始した。僕もそれに合わせて頭を集中的に狙ってよろめかせ同時攻撃で殺すことに成功した。やれやれだ。
オーガスタの件を報告するとDr.キャリントンは後ろ姿で肉を調理しながらも、3つの隠れ家を失ってしまった事に嘆いていた。だが、それに囚われてしまわないようにと考えたのか僕に他の仕事をするように言った。彼も悲しんでいると僕は思った。今はそっとしておこう。
ブラックバードを探せ!
それから少し休んだ後にDr.キャリントンに呼ばれた。相変わらず肉の調理をしていた。彼なりの気の紛らわせ方なのだろうか?
話を戻すとオーガスタの生き残りを探してほしいとのことだ。コードネームはブラックバードと呼ばれているらしい。デズデモーナは微かな希望を抱いているらしいと彼は言った。ブラックバードが生きていることと、オーガスタが襲撃された時に人造人間に何が起きているのかを知っているかということだ。
Dr.キャリントンは半ば諦めており上手くいくとは思っていないようだ。僕はその可能性はあるとは思うけど行って確かめるしかないと思う。しかし、レイダーに捕まっているらしく生存率が極めて低い事を示唆していた。それでも行くしかないだろうと思った。
例によって秘密の受け渡し場所に行ってホロテープを回収した。その内容からプレップスクールいることが分かった。確か寄宿できる形の学校だったが今やレイダーの拠点と化しており、「血の契約」という謎の書面を抱えた1つの軍隊のようなレイダー集団だった。
そのレイダー達を全滅させて校内を調べると男性のレールロードエージェントの死体があった。拷問されて殺されたのだろうか?失敬して懐を探るとメモを見つけ、彼がブラックバードであることが分かった。その内容を読むとオーガスタが襲撃された時に2体のコーサーが現れたらしい。唯一生き残ることに成功したが追われてしまったらしい。何とか撒いたが今度はレイダー軍団に捕まり殺されてしまったのだろう。悲しみに暮れつつも報告のために僕達は帰還した。
気が重かったがDr.キャリントンに詳細を報告した。オーガスタの生き残りだったブラックバードを失い、全滅したことに彼は嘆いた。人造人間の居場所は結局分からなかったのだ。どうしようもない。無事だったことを労わりつつ、今度はデズデモーナが意見を聞いてくれるかもと期待しているようだ。この教訓を活かすようにしたいと考えており、これで任務終了となった。
コーサーのチップは解析してもらえるのか?
何とかレールロードの仕事を行えているがまだまだ信用されていないのかデズデモーナが僕を受け入れているようには思えなかった。コーサーのチップが解析してもらえるか不安になったのでアマリさんに話をしに行った。
随分久しぶりになったがバージルさんを見つけてコーサーを倒してチップを入手した事を報告した。それを聞いたアマリさんは驚いていた。コーサーと戦うことは想像してもいなかったらしい。僕自身も勝てたのが不思議なぐらいなんだ。そういう反応になると思うよ。
だが、アマリさんは人造人間関連の仕事は受けたことがあるがコーサーのチップは専門外なので扱えないと事前に断ってきた。話しぶりから察するにレールロードの関係者だろうか?
アマリさんは人造人間関連の組織と働いていることを僕に話してくれた。やはり彼女は関係者だったのだ。僕もそれに加入していることを伝えると、驚きつつも喜んでおり、彼等が助けてくれることを祈っていると言ってくれた。どうなるか分からないがもう少し様子見しようと思った。