Fallout4(フォールアウト4)レールロード編 第3話 人造人間を逃がせ! | TES&fallout forever

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 僕は現レールロード本部に招待され、同じ仲間として働くために「フィクサー」のコードネームで紹介されたのだ。ここで信用を得てコーサーのチップを解析してもらえるようにしなければならない。

 

レールロード・エージェント達との顔合わせ!

 早速顔合わせに移ろうと思う。ここはB.O.Sと同じく「●●さん」や「●●君」等とは呼ばないことが分かった。自分の身元と仲間を守るためにだ。だが中にはコードネームと実名を合わせた感じの人もいるのでそれは柔軟に対応して呼ぶことにしよう。

 それが分かったので挨拶をしていこうと思う。最初はP.A.Mという名前のアサルトルンだ。予測分析専門らしい。コモンウェルス全域にいる住民の行動を見積り、それを前提に未来予測するとのこと。だが「生物学的生命は間違った振る舞いをすることがあり、予測不可能。大きな間違いが生まれるのでこのユニットの予測に従うのは賢明ではない」というような結論を導き出した。

 よく意味が分からないが不覚的要素があるので信用しないでくださいと言っているのだろうか?でも重要だからここにいるのだろう。どういった場面で活用するのかは分からないが。

 彼女(女性声だから多分...。そう呼んだ方がいいよね?)は僕の事を「ローグ変数」と呼んだ。直訳すると孤独な変数だろうか?その後原点はどこかと聞かれたのでVault111であると答えた。P.A.Mはそこは破壊されたと予測しており、「新しい可能性マトリックス構築が進まないため会話を終了します」と言って会話を中断した。

 僕の存在自体が未知数という話なのだろうか?まぁB.O.Sに加入してるしどっちつかずな所はあるけどね。

 今度はグローリーから聞いた何でも屋のトムに挨拶に行った。だがそこで「虫は付いていない」と出合い頭に言ってきた。どういう意味だろうか?彼は外で何か食べたかと聞いてきたので僕は正直に食べたと答えた。彼は呆れながら頭を抱えた。

 インスティチュートが「小さな顕微鏡でしか見えない小さなロボットを食べ物の中に仕込んでいるんだ。そして報告させる」と言った。いくらインスティチュートが凄い科学力を持っていても、妄想の領域に入ってないかな?グローリーが「イカれている」と評した意味が分かった気がする。その場にいたDr.キャリントンと思われる男性も「このマヌケの言う事を信じないでくれよ」と言っていた。能力は凄くても性格に難があるのだろうか?個人的には好きなタイプの人間なんだけどなぁ。

 どうやら何でも屋のトムはお手製の血清を製造したらしい。小さなロボットを殺すらしいがDr.キャリントンは「血清に硫酸でも入っているのか?」とその製造された物を信じていないらしい。トムは「卵を使わずにオムレツは出来ないだろう?」と言って説得してきた。どうにも打たないといけない流れのようだ。

 彼の好意として打ってもらおうと思う。その成分はバクテリアが好む培養のための藻、少しだけのコーヒーらしい。何だか不安になってきた。でも受けるしかないだろう。

 血清を打った後は特に何もおかしなことは起きなかった。多分大丈夫なのだろう。多分ね...。何でも屋のトムは自分の結成を使ってもらえて上機嫌だった。そして「敵をやっつけよう」と言って僕を受け入れてくれた。それを端から見ていたDr.キャリントンは呆れ、ディーコンは喜んだ。挨拶回りだけなのに結構気疲れした感覚だ。

 最後にDr.キャリントンに挨拶に回った。彼はデズデモーナが自分を介さずに話を進めたことに不満を抱きつつももう済んだ事として受け入れるようだった。

 キャリントン・プロトタイプを渡した後に正式に次の仕事を受けることとなった。その内容は外部エージェントのストックトンが逃亡した人造人間のH2-22の事で助けを求めているらしい。ストックトンってバンカーヒルの商人のあの紳士服のご老人の事かな?コベナントの一件で知り合いになったけど関係者だったとは思わなかった。

 Dr.キャリントンはストックトンさんの仕事を些末事や被害妄想と評したがディーコンは「ストックトンに関する事はいつも重要だ」と僕にアドバイスした。どちらにせよ、上手くいくように頑張ろうと思う。

 

人造人間の脱出を成功させろ!

 スイッチボードを失った後であるために慢性的な人材不足だがやるしかない。秘密の受け渡し場所はレールサインの書かれた郵便箱にあるようだ。これはレールロードの通常の受け取り方法のようなので覚えておこう。

 合言葉は「ガイガーカウンターはあるか?」という問いに対して「店の中にある」だ。この前教えて貰ったので覚えている。ストックトンさんはバンカーヒルのビジネスマンなので受け渡し場所もそこになるとのこと。成功させるように頑張ろう。

 僕達は急いでバンカーヒル付近のレールサインの郵便箱を見つけてホロテープを受け取った。内容は「早く来て欲しい。荷物は持っている」というものだった。これは行って詳細を確認するしかない。

 その後、バンカーヒル内にいるストックトンさんに例の合言葉を話して僕がエージェントだと分かった。だがあえて初めて会った時のように彼は振る舞った。その時ディーコンは「俺達、ここで買い物に来たよな?いや、キャップも稼ぎたいしこれからは商人になっちまうのもいいかもな?」と呟いた。なるほどね。恐らく商人として話して任務の詳細を確認しろと言っているのだろう。

 僕はその意図を汲んで商人として仕事の話をすることにした。スーツアクターの腕の見せ所だろう。ストックトンさんは「ここが最初の目的地であり、新しい荷物を扱いたいが遅れがあってはいけない」という形で詳細を説明した。

 僕は「商人は常に効率よく商品を運ばないといけない」と言って任務を引き受けることを明言した。合わせてディーコンも「俺達は良い通商ルートを作ろうとしている」と言った。

 その後ストックトンさんは「荷物は届いてからかなりの時間が経っている。その荷物を近くの目的地に届けたいがレイダー達が問題を複雑にしている」という形で任務の障害を説明した。それを聞いた僕は「配送ルートを確保する」と言ってレイダー達の排除を請け負った。

 最後は受け渡し時間は「夜間に荷物の引き渡しを行うから邪魔者の始末がついたら、太陽が沈んだ後に会おう」と言った。それでは取り掛かりますかね。

 そして受け渡し場所となるケンブリッジの教会に行くとレイダー達が占拠していた。僕は受け取ったデリバラーを使用してレイダー達を殺した。これは本当に静かだし強力だ。素晴らしい武器だ。

 掃討完了後は夕方まで待機した後にストックトンさんが人造人間のH2-22を引き連れてやってきた。ストックトンさんはH2に僕達を紹介した。彼はとても礼儀正しい人造人間だった。とても好感が持てる。

 受け渡しは成功して他のエージェントに託す流れになるようだ。そう言ったストックトンさんは合図となるランタンを灯してケンブリッジの教会を後にした。

 ストックトンさんが去った後に男性が1人やって来た。僕の事をフィクサーと呼び、ディーコンと旧知の仲であり、顔の整形のペースを知っていることから、人間でレールロードのエージェントなのだろう。名前はハイライズというらしい。一応僕は「ガイガーカウンターは持っているか?」と合言葉を言うと、彼は「店の中にある。これでいいか?」と言った。間違いない。こちら側だ。

 H2-22は緊張しているが調子は良いようでストックトンさんの言いつけであまり話さないようにしていた。ハイライズは後で新しい顔と名前を用意すると約束したが道中はレイダーがいる所を通過しなければいけないらしい。僕は「問題ない」と伝えたら、ハイライズは「本部の大物は頼りになるな!」と言ってくれた。僕はそんなに凄い人間じゃないんだけどなぁ。

 隠れ家に移動することとなったがタイコンデロガと呼ばれる場所に移動するらしい。そこにはスイッチボードを生き延びた人造人間が大勢おり、随時コモンウェルスから脱出させているようだ。

 普段はそこで新入りの人造人間の面倒を見て、山ほどある疑問に答えているとのこと。逆にインスティチュートやその他の事を聞いたりするらしい。さらにエージェントが追われている時は身を隠すために寄ることもあるから「退屈しない」と言った。オールド・ノース・チャーチの地下墓地以外の拠点になり得る場所なのだろう。早速向かいますかね。

 レイダーやスーパーミュータントに襲われることがあったがハイライズのいうタイコンデロガに到着した。これでH2-22を無事に送れたことになるだろう。彼はここは食べ物や弾薬が充実しており、仮眠を取りたくなったらここを使ってもいいと言ってくれた。感謝である。

 そして「ディーコンはとんでもない嘘吐きかもしれないが、仲間にすると頼りになる」と言った。僕もディーコンを信頼している。その言葉はしっかり受け止めるつもりだ。

 任務完了の報告をDr.キャリントンに報告に戻ろうとしたら、ディーコンが話し掛けてきた。彼は単独行動には慣れているが、僕と一緒に働いていると色々と逃がしてしまっているのではと思うことがあり、背後を誰かに守られるのは新鮮な気分だと言った。力になれているのは良かったがどうやら悩みを抱えているようだ。話を聞いてみよう。

 

ディーコンは人造人間?

 ディーコンは「本部でお前を妬んでいる連中がいる」と最初に言った。何か恨まれるようなことをレールロードにしたはずはないと思ったが、僕が戦前の頃の人間なので知り合いや家族が弱みになることが無いという意味らしかった。任務で失敗した場合、友人や愛する人に危害が及ぶ可能性が高いのでコードネームやスパイ活動染みた行為で逃げ切っているが、僕にはそれが無いから妬む人が出ると言うのだとか。

 僕は「ただ運が良かっただけだよ」と答えた。そう、本当に運が良かっただけ、今本当にここに立っているのはネイトさんのはずだからだ。もしくは例えが悪いがネイトさんが殺された場合はノーラさんがいるはずだったのだ。天の導きか神の仕業かは分からないがほんの少しだけ運が良かったために生き延びたに過ぎないただのスーツアクターなだけなんだ。

 それを聞いたディーコンは「全て済んだ事」として隠し立てして行動する必要が無いからコーサーにも探しようがないと言った。確かにそうだと思う。だがここでディーコンはある告白をした。彼は「人造人間」だと。だから失うものが何もないと言った。

 本当に人造人間なのだろうか?ディーコンは「大義のためなら何でもする覚悟は出来ている」と豪語したが、その前に僕は確かめたかった。どうして言わなかったのかと聞いたらその話はしたくなかったようだ。ニックのように割り切れなかったのだろうか?

 どうやら第3世代の「頭脳リブート」なる処置を受けた最初のタイプのようで、他の人造人間のような偽の記憶(幸せな家庭や家族の記憶)があるがディーコンには無かったらしい。それが結構辛かったようだ。悪いこと聞いたかもしれない。

 そしてディーコンはある書き物を僕にくれた。彼はこれを「リコールコード」と呼んでいた。これは一体?

 このリコールコードのついて聞いてみると、元の人造人間に戻すためにインスティチュートが用意した緊急装置のようだ。何でも「トラウマとカップケーキの詰め合わせ」らしい。どういう意味だろうか?製造の過程の暗号か何かだろうか?

 必要な時になったら使用していいとディーコンは言った。そうでない時は読まないでくれたら安心できると言った。僕は使いたくはないから預かるだけにしようと思い本部に帰るのだった。