Fallout4(フォールアウト4)B.O.S編 第1話 救援要請 | TES&fallout forever

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 カボット家の長年の因縁に一応の終止符が打たれた今、僕はコーサーのチップの解析のためにB.O.Sに接触しようと思う。もっと早く行動すべきだったのだろうが色々な事件や仲間の助けをしていたために遅くなってしまった。何とか解析出来る装置を有していればと思い、ケンブリッジ警察署に向かった。

 

アークジェット・システムを目指せ!

 長く待たせてしまった事をお詫びしたがパラディン・ダンスは怒ることはせず、「救助に感謝する。元々無理を言ったのはこちらの方だからな」と快活に言った。何というか器が大きいと思った。待たせた分しっかり手伝うことで恩返ししよう。

 ここから西に行くとアークジェット・システムに到着するようだ。スクライブ・ヘイレンはエリア内に不審なエネルギー数値を検出したと報告したらしく、その調査のためパラディン・ダンスと僕とケイトが赴くことになった。高度なテクノロジーによる周波数を検知したらしい。もしかしたらインスティチュートだろうか?

 更に進むとレイダーの一団が襲い掛かってきた。どうやらキャラバンを襲撃した後のようだった。パラディン・ダンスはレーザー・ピストルを巧みに使ってレイダーを返り討ちにした。これらの武器はB.O.Sの通常携帯武器なのだろう。ガンナーより扱いに精密さがある。ケイトは殺すのが少なかったことに対して文句を言っていた。その内また戦えるからね...。

 パラディン・ダンスはB.O.Sの任務であるテクノロジー収集にこの7年間に2つの部隊が派遣されたことを話してくれた。最初の部隊は戦前の貴重な品々と歴史文書の回収を達成して大成功したようだ。だが次の部隊はうまくいかず、到着後に連絡が途絶えて消息不明になったそうだ。パラディン・ダンスの部隊はこの地に派遣された後に4人の部下を失ったようだ。「到着した瞬間から餌食になるように定められていた」と皮肉っていた。尻尾を撒いて逃げることはせずに任務を達成するまで諦めないと言っていた。例え行方知れずになったとしてもだと...。そうならないように全力を尽くそう。

 パラディン・ダンスの指示の下、アークジェット・システムに到着した。ここは戦前では宇宙開発用のロケットを製造していた会社だ。宇宙のお話は好きだったのでテレビでこの会社の名前は憶えていた。実際に来るのは初めてだけど。

 入る前に静かに、巧みに行動するように指示された。ヒーローごっとや教本通りのやり方は無しであると言われた。勿論指示はしっかり従う。彼の恩義に報いるためだ。目標は以前聞いたディープレンジ送信機だ。それを手に入れるのが任務なので慎重に行動しよう。

 内部に行くとパラディン・ダンスは「人類の棺桶に最後の釘を打ち付けたのは企業だ」と言った。彼曰く、利益のためだけにテクノロジーを悪用して私腹を肥やし、被害を無視したという持論を持っているようだ。確かにハルシジェン社とかVault-Tec社とかテクノロジーは凄かったけど倫理観がおかしかったりしたので概ね正解な所があるだろう。まともな企業もいただろうけどおかしい企業が多かったんだと思う。

 

ディープレンジ送信機を手に入れろ!

 進むとプロテクトロンの破壊された残骸が放置されていたのを発見した。他のB.O.Sが来たのかと思ったがパラディン・ダンスは空の薬莢や血が一滴も落ちてないことからインスティチュートの人造人間の仕業だと看破した。高度なテクノロジーの周波数はインスティチュートの回線だったのだろう。注意して進もう。

 乱雑になっているが戦前の貴重な品々や歴史文書が見つかるかもしれないのでこの場所を記録しておく必要があると言った。とても生真面目だと思った。

 ロックされた扉をターミナルからハッキングして解除すると人造人間が現れた。相変わらずブラスターライフルの連続射撃は脅威だったがパラディン・ダンスは物怖じせずに冷静に人造人間を倒していった。ケイトも負けじと火炎放射器を使用して攻撃した。それ好きになったの?恐ろしく様になってきたように思うよ?

 最深部のエンジンコアの部分に到着した。送信機は最上部の制御室らしい。エレベーターを使用するために予備電源を探す必要がある。主室のメンテナンスエリアを探そう。その過程でジャンク・ジェットなる武器を見つけた。アークジェット・システム製の武器らしい。その辺のゴミや資材を弾丸にしてしまうようだが使用は注意して行おう。ケイトは「それをぶっ放してスカッとしたい!」と物騒なことをまた言っていたが...。

 やっとメンテナンス室でターミナルを発見して予備電源を起動させた。

 だが、そこで大きなトラブルが発生した。人造人間が襲撃してきたのでエレベーターの電源を入れようとしたがエンジンボタンを介してやらねばならないようで、苦渋の決断だが押すことにした。パラディン・ダンスが巻き込まれてしまうがパワーアーマーが耐えてくれるだろうか?

 エンジンを点火した瞬間人造人間はエンジンの炎に巻き込まれて倒された。パラディン・ダンスは膝をついた。早く向かわねば!その時のアナウンスは性能試験評価は96.7%だと言っていた。押した僕が悪いけどそれでいいのかと思った。


 急いで戻るとパラディン・ダンスは無事だった。紙一重であるがパワーアーマーのおかげで助かったようだ。申し訳ない気持ちになったが彼は任務を優先した。ディープレンジ送信機をなんとしても手に入れなければならないのだ。この埋め合わせは送信機を必ず手に入れることで果たそう。そう思い僕はエレベーターに乗り最上階を目指した。

 最上階では人造人間が占拠していた。僕達はそれらを掃討したが送信機は見つからなかった。パラディン・ダンスは倒された人造人間を調べるように言った。インスティチュートが狙っていたならばその可能性は大だ。僕は調べていく内に隊長格の人造人間がディープレンジ送信機をを持っているのが分かってそれを入手した。

 無事入手した事で近くのエレベーターを使い、地上に脱出した。パラディン・ダンスにこれを渡すべきだろう。

 

B.O.S加入せよ!

 パラディン・ダンスはしっかり僕が命令に従って行動したので気分を良くしていた。トラブルに見舞われたが上手くいって良かった。そして例の送信機を彼に渡した。

 無事に手に入ることが出来たことで報酬としてパラディン・ダンスが個人的に改造を施したレーザーライフルである、ライト・オーソリティを譲ってくれた。初対面の僕にこんなに良くしてくれるなんて、感謝しかない!

 次にパラディン・ダンスは僕にB.O.S加入の件を持ち掛けた。コーサーのチップの解析が出来るかもしれないのでその提案は受け入れようと思う。ケイトは今のチームが気に入っておりB.O.S加入に反感を抱いた。彼女には悪いが「どうしても調べるには大掛かりな組織の力が必要になるんだ」と言って渋々だが納得してもらった。

 ケイトの気持ちを無下にするつもりは全く無い。しょうがないのだ。ショーン君捜索のためには...。加入するためにはケンブリッジ警察署で落ち合うことになった。早速向かうとしよう。