Fallout4(フォールアウト4)サイドクエスト編 第15話 カボット家の事情 | TES&fallout forever

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 コンバットゾーンでの試合を終えて、グッドネイバーのサードレールでケイトの親睦会を開いた。ケイトは豪快な性格の通りにお酒を何杯も飲み、僕は相変わらずヌカ・コーラを飲んでいた。それを見たホワイトチャペル・チャーリーは「いい加減、ビールでも飲んだらどうだ?ここでヌカ・コーラを飲むのはお前だけだぜ?」と言い、酔ったケイトも「えぇ?私を打ち負かせることは出来るのにお酒は全く飲めないの?お口は赤ちゃんなのね」とからかった。仕方ないだろう、これは体質で好みの問題なのだから。

 

カボット邸に向かえ!

 親睦会が終了した後、サードレールを出ようとしたらガンナー風に武装したグールの男性に声を掛けられた。エドワード・ディーガンという名前らしい。どうやら危険な状況の切り抜け方を知っている人物を探すのが仕事のようで、僕がそれに当てはまったらしいのだ。そうなの?僕はそんなに凄い人間じゃないけどね。皆のおかげで生き残れているわけだし。

 ボスの名前はジャック・カボットという男性らしい。ビーコンヒルにあるカボット邸に行けば仕事がもらえるようだ。どんな内容かは分からないが行って確かめよう。

 教えてもらった場所に行くと戦前を彷彿させる屋敷があった。あれがカボット邸だろうか?ケイトは場違いな印象を抱いたようだ。僕もそう思う。何かありそうだ。さらにMr.ハンディやテレビで見たことがあるロブコ社製のセキュリティロボットであるセントリーボットという名前のロボットが警備していた。

 インターホンに「ジャック・カボットに話をしに来た」と伝えると、サードレールで出会ったエドワードが対応してくれた。中に入るとジャック・カボットが混合物の調合に一区切りをつけて僕に挨拶した。科学者のようであった。仕事の内容を確認する時になぜが地球外の知的生命体の話になった。どんな繋がりがあるのだろう?

 僕は「地球外の知的生命体がいても不思議じゃない。宇宙は広いから」と答えた。ジャックはその答えに満足して、今度は人類文明の起源に移った。シュメールやエジプト、アリッシア等だ。その古代文明に話になったのは彼の父親が考古学者で、アラビアのルブアルハリ砂漠で年を発掘したのだそうだ。そこは度の古代文明より4,000年古い存在だいう。興味深げに聞いていると、ケイトはと面白くないといった風に愚痴を零した。

 

 血清を奪取せよ!

 そこでエドワードさんは止めに入った。仕事の話から大分脱線していたからだ。ジャックが席を外してからエドワードさんは「彼は狂人ではない」と擁護した。僕は正気だと思う。ただ興味があることに興奮するだけなのだと思う。

 改めて仕事の話に戻ると、小包を探して欲しいのだと言う。その中身は血清らしい。どんな血清なのかは今は知らなくていいらしい。どこに行けばいいのかを聞くとパーソンズ州立病院に行けばいいと言った。そこは確か精神病院では?と思ったがカボット家の所有物なのだと言う。配達人が届けることになっていたが待ち伏せされて襲われたらしい。詳細はそこの警備隊の隊長であるマリアという名前の女性に話を聞けばいいらしい。

 パーソンズ州立病院に向かうと警備隊が殺気立っていた。隊長格の女性は僕を警戒していた。この人がマリアなのだろう。僕はジャック・カボットの使いできたことを伝えると警戒を解いた。配達人のベンという名前の人物を撃ったのはレイダーらしい。ここから北にあるパーソンズ乳製品製造所に潜伏しているらしい。だがそのレイダー達は普通のレイダーとは違うかもしれないと言っていた。何か策を練っているのだろうか?僕はお礼を言ってそこに向かった。ケイトは正攻法を好まないのかため息をつ いていた。ごめんよ、僕は荒事は苦手なんだ...。

 パーソンズ乳製品製造所に着くと、レイダーが3,4人いて襲い掛かってきたがケイトがほぼ一人で殺してしまった。ストレス発散したかったのだろう。今度纏まった報酬が入ったら美味しいものを食べさせようと思った。その後レイダーの死体から謎の血清を回収した。早くエドワードさんに渡すとしよう。

 

エモジーン・カボットを探せ!

 カボット邸に帰るとそこでは一悶着起きていた。ジャックさんの母親と思われる女性がジャックさんの妹が行方不明なので心配しているのだという。その妹はエモジーンという名前の女性らしい。

 それらを聞き終えた後に僕はエドワードさんに血清の回収を報告した。パーソンズ州立病院にレイダーが現れたことに不信がっていた。何かの前触れかもしれないと言っていた。血清はきちんと回収したのでエドワードさんに渡した。彼は安堵して通常の報酬に上乗せして支払ってくれた。ケイトは喜び口笛を吹いた。良かった、機嫌が直ったようだ。だがエドワードさんは次の問題に頭を抱えた。エモジーンの事だろう。僕をウィルヘルミーナに会わせないといけないと言っていた。それがさっきの母親の名前なのだろう。

 エドワードさんはウィルヘルミーナに誰かにエモジーン捜索をさせると約束して彼女を落ち着かせた。それをジャックさんはため息をつきながら「甘やかすと次はさらに扱いにくくなる」と文句を言った。親子仲はそんなに良くないのだろうか?ケイトは何だか思う所があるような感じでジャックさんを見ていたがどうしたのだろうか?

 血清の回収の報告をエドワードさんが済ませた後にエモジーン捜索が次の仕事になった。時々いなくなるらしく、その時は新しい恋人といるのだとか。探すのは難しいと思ったがそうではなく、説得して帰らせるのが難しいのだそうだ。どこを探せばいいのかはエドワードさんにも分からないがグッドネイバーのサードレールが起点であることは知っていると言った。まずはそこに言って聞き込みしよう。

 サードレールに行き、事情通であるホワイトチャペル・チャーリーに話を聞いた。彼曰くエモジーンは「ちょっと頭のおかしい奴」らしい。どこに行ったのかはマグノリアという名前の女性に話を聞けばいいらしい。友達を作って仲良くなるのが好きらしい。そのマグノリアはここでいつも歌っている歌手の事だったのを今知った。

 彼女は音楽は好きか、どうしてここに来たのかを聞いた。僕は上手く聞き込むために「貴女の歌は素敵だ、音楽のためにここに来た」と言った。彼女は「お世辞がうまいのね」と言いながら喜んでいた。それに彼女は僕がどんな人間かを当てると言った。彼女と同じくパフォーマーで、口が達者で誰でも聞きたい言葉を言ってくれそうだと。そんなに口がうまいとは思わないけど、そう言ってくれるのは嬉しい。ケイトは僕が下心でマグノリアに近づいているように見えたのだろう。違うよ、聞き込みだから!

 肝心のエモジーンの件を聞くと、ある牧師を好きになったのだと言う。口先上手で、人生を変えるとか言っていたらしい。新興宗教かかるとだろうか?ほとんどのお客は無視したがエモジーンはその男性に情熱的な所が魅力を感じたらしい。未経験だけど恋愛はよく分からないと思うのだった。

 その牧師を知っているのはサードレールの入り口で取り締まりを行っているスーツ姿のグールのトムらしい。マグノリアが呼ぶとすぐにやってきて真摯な対応をした。実際に彼女に対しては紳士なのだろう。きっと敬愛しているのだ。

 牧師の名前はブラザー・トムという名前の男性だと分かった。サードレールでは「救済」を謳い他のお客に迷惑をかけており、追い出されたらしい。バック湾で勧誘活動勧誘を行っており、チラシを1枚持っていた。ツケを踏み倒されないためにだ。これによると戦前のチャールズビュー野外劇場で勧誘活動しているらしい。

 マグノリアさんはエモジーンがブラザー・トムと駆け落ちする結末はあまり好きではないので無事を祈っていると言った。僕はそれを了承してサードレールを出た。

 

ケイトの借り

 サードレールを出るとケイトは話があると言った。僕が親切にするのはありがたいが「親切すぎて戸惑ってしまう」と言った。コンバットゾーンで学んだことは「見返りもなく他人を助ける奴はいない」という事実だった。レイダー達はさっきのハムさんのような紳士とは真逆の存在だったからだ。背後に気を付けないと、襲われるか、強盗に遭うか、もっと最悪な目に遭うと言った。確かにその可能性はある。

 その過程で苦労して稼いだキャップの使い方を学び、人生を快適に生きるために仲間の買収に使ったのだそうだ。それ故に僕が請求書を突きつけるのを待っているのだと言う。僕は「そんなことはしないよ、仲間にそんなことはね」と言った。彼女は整理する時間が欲しいと言った。どうしても借りを返したのだそうだ。

 金持ちじゃないけど合意は出来ると彼女は言った。仲間は何のためにいるのかは意義を見出せないようだがそれは旅の中でお互い見つけようと思った。

 

エモジーン・カボットを救出せよ!

 チャールズビュー野外劇場に行くと信者と思わしき人々がそこにいた。その中から身なりのいい男性が話し掛けてきた。彼がブラザー・トムだろう。トムは「この世界が壊れてしまっていると思う事は無いか?古き良き時代のように物事が進まないと考えた事は無いか?」と僕に訴えかけてきた。う~ん、思いっきり詐欺師の手口かカルトのやり方だなぁと思った。僕は話を合わせるために「この世界は壊れている」と言った。トムはそれを聞いて喜び自分と皆を買える方法を発見したと言った。それも胡散臭いなと思う。

 ここの集団はコミュニティのピラーというらしい。コモンウェルスで急速に成長しているので参加して欲しいと澄んだように見える瞳で僕をじっと見て来た。危ない、はぐらかそう。

 僕は参加をはぐらかし、エモジーンがいるなら開放して欲しいと持ち掛けた。トムは「今は調子が悪い」や「トラブルになっているからそっとしておいて欲しい」等と言ってこの件に触れないで欲しいと言っていた。僕は「彼女の家族の友達だ」と言って説得した。

 とうとうトムは折れて一悶着あって困っていたので引き取るなら扉の鍵を開けると言った。ケイトは信者諸共ブラザー・トムを殺して解決したかったようだが僕は止めた。トムは悪人だが信者達は哀れにも騙されていることに気付いていないだけなのだ。いつか分かって脱退してくれればいいんだけど。

 扉を開けてもらうとエモジーンと思われる女性が椅子に座っていた。ウィルヘルミーナさんを何歳か若くしたような見た目をしていたので間違いないだろう。だが彼女は助けを必要としていないと言った。彼女曰く「無理やりに入信させて正気にさせようとした」らしい。サードレールでは紳士だったがコミュニティのピラーに戻ると人でなしになったのだと言った。やはりここでのやり取りが本性なのだろう。

 近い内に帰ることを約束して彼女は1人で帰りたいと言った。一息入れてからそうしたいようだ。僕達はそれを聞いてカボット邸に戻るのだった。