僕はダイヤモンドシティでの仕事を手伝っていた。何かと頼まれごとが多いこともあるが、コモンウェルスで生活していくためには協力して生活するしかないので僕が出来る範囲で協力すべきだろう。
給水器の清掃作業!
僕は飲料水の確保のために給水場に訪れた。そこを営んでいたのは少年だったのだ!シェンという名前の男の子で8歳から事業を営み、夜間学校にも通っているらしい。大変だろうに元気一杯に働いているのだ。僕は何か手伝おうと思い、仕事を手伝うことにした。仕事の内容は給水器の清掃だ。本サイズの大きな物があるので潜って取り除かねばならない。早速取り掛かろう。
潜って確認してみると、トースターやらタイプライター、金属バケツ等のガラクタがあったが他には何と人間の頭蓋骨があった!驚いたがこれも取り除くべきだろう。何で人間の頭蓋骨がここに落ちているのだろうか?
全ての給水器付近に落ちていた物を取り除いた。これをシェンに報告したら水がきれいになったことを喜び報酬にキャップをくれた。頭蓋骨の件を話してみると、不安定な手榴弾を見つけた最後の男性だろうと言っていた。ダイヤモンドシティが生まれる前に事故があったのだろうか?
浄水器が完全に稼働したらフィルターでろ過できるから特に問題ないような感じで特に気に留めている様子ではなかった。この調子で運営していけるのだろうかと一抹の不安を感じながらも後にした。また寄って様子を確かめた方がいいかもしれない。
ベースボールのレアアイテムを入手せよ!
マーケットを巡ってみると、ベースボールの選手のような恰好をした男性が「スワッター」なる武器を販売している店のようだ。ここの店主はモー・クローニンという名前のようだ。バットはスポーツ用品であって殺しの武器ではないのだが...。
どうもこのスワッターはダイヤモンドシティの伝統らしい。そういえばセキュリティが警棒ではなくバットを持っているのをよく見かけたので予算がないのかと思っていたがスワッターを持っていたのか、納得。
モーの説明ではこの210年の間に、ベースボールのついての歴史を教えてくれたがどうもその歴史が間違って伝わっているらしく、片方の選手を死ぬまでバットで殴り続ける内容になっていたようだ。これは戦前の生き残りとしては正さねばなるまい。
モーはその説明を求めてきた。僕はコミックと映画が好きなインドア派だったのでスポーツは得意ではなかったがある程度は知っている。ボール、ストライク、3ベース、それにホームランン等の専門用語。2チーム9人制でプレーしてホームベースをどのチームが多く踏んだかで勝敗が決まることを伝えた。しかしパイパーは本当にベースボールなのかと聞き、モーさんはこのバージョンの方がいいと言う始末。パイパー、貴女は正義の味方だよね!?殺し合いと化したスポーツだったものを容認しちゃうの?
とりあえずスワッターをいくらか購入して仕事はないかと聞いてみた。モーさんは戦前のコレクターのアイテムが欲しいと言ってきた。ウェスティング"パンクのためにやめろ"コーチが所有していたウェスティング不動産に行って、戦前の彼がリタイヤする時に他のコーチ全員がサイン入りのボール、ミット、カードを贈ったのでそれを入手すればいいようだ。早速向かおう。
行ってみるとそこは水没しており、蟹の怪物であるマイアラークが現れた。甲羅が堅くて厄介だがサブマシンガンの掃射で砕きつつ返り討ちにした。
マイアラークを始末した後に調べ回り、サインボールとサイン入りキャッチャーミット、サイン入りカードを手に入れた。モーさんに早く渡すべきだろう。
ダイヤモンドシティに戻ってモーさんにサイン入りのボール、ミット、カードを渡した。しかし、またもや間違った歴史の話を始めた。ボールは殺した相手の子供に渡し、カードの裏には描かれている選手の殺した人数を記し、ミットは爆弾を受け止めた等だ。もう世も末であると思わざるを得ない内容だ。実際に世紀末だけども。コモンウェルスのベースボールは地獄のようだ。これでは市民も好んでするのか怪しいものである。
ダイヤモンドシティ巡り
その後は気分転換にラジオ局を訪れた。ここを運営しているのはトラビスという名前の若い男性である。しかし、彼は人見知りなのか自信がないのかモゴモゴと話していることが多い。ラジオ放送は流暢に話すことが求められているのでうまくいっているか心配だ。何か力になれればいいのだが。
今日はくたびれたので夕食を摂ろうと思いダグアウト・インと呼ばれる酒場を訪れた。そこでは陽気な店主が笑い話で場を盛り上げ、傭兵の男性がそれを突っ込んでいた。用事があるようで話をしようとした相手は双子の兄弟らしく顔が瓜二つだった。だがそれも言う途中でやめてしまった。何があったのだろうか?
店主は僕に気づいてシャレにならない笑い話を振ってきたが返答に困ってしまった。とりあえず夕食にしよう。
食べ終わった後に、ウェイトレスのスカーレットと言う名前の女性に話を聞いてみた。店主の名前はバディム・ボブロフ、そうでない方はイェフィムという名前のようだ。双子ながら正反対の性格のようでスカーレットは苦労しているようだ。中々ここも大変らしい。
イェフィムに話しかけると、冷静と言うか事務的な印象を受けた。バディムを諫めることが多いのだろう。ここでは料理と酒以外には宿の提供しているらしい。今日は用事が多くくたびれたからここで宿泊することにしよう。
一方のバディムはとても陽気な印象を受けた。ボブロフ兄弟で最高の密造酒を作ったらしい。その名も「ボブロフの最高の酒」と言うそのままの名前だった。アルコール度数が高いらしく飲んだ客が気絶するので部屋を貸すことになったと言っていた。僕は飲めないからやめとこうかな。
210年ぶりの散髪と波乱の予感!
食べ終わって少し散策していると床屋を見つけた。スーパーサロンという名前の店で店主はジョンという名前の男性だ。喋り上手のようでロングカットやショートカット等幅広く扱っているようだ。面白そうだからここで散髪しようかな。冷凍睡眠から起きて以来散髪してないからね。
だが、彼女の母親であるキャシーはマクドナウ市長の秘書が人造人間であることを分からせてほしいと言ってきた。そうでないと思うと言ったら彼女は気分を害してしまった。疑うのは前例の壊れた仮面事件の影響だろうけど疑ってばかりではきりがないように思う。
それを聞いたジョンはキャシーに反論した。同意しなかっただけでその言い草に我慢ならなかったのだろう。キャシーはと言うと秘書のジェネバという名前の女性は人造人間だと信じ切っているようだ。う~ん、この時代では仕方がないのだろうか?
気分を入れ替えてジョンに散髪してもらうことにした。僕はオールバックにしてもらうことにした。マスクを付けると前髪があると邪魔だからね。上手く仕上がった後にセキュリティから声を掛けられた。どうやらボブロフ兄弟から頼み事があるらしい。何だろう、かなり面倒くさい案件のような気がする。しかし、呼ばれているからにはいかねばなるまい。