Fallout4(フォールアウト4)サイドクエスト編 第2話 戦前の思い出巡り | TES&fallout forever

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 僕達はダイアモンドシティに戻る際にパイパーが書いた「人造人間の真実」を読んでいた。それにはマクドナウ市長が人造人間疑惑があることが書かれていたが、その根拠とされる「壊れた仮面事件」はとても凄惨な事件であったことが鮮明に記されていた。

 当時の生き証人であるユースタス・ホーソンという名前の女性によると60年前、当時22歳だった彼女は仲間内で飲み会を開いていたようだ。その中の1人、笑顔だったミスター・カーターは一緒に楽しんでいたが突然笑みを消して、頬がピクピクした後に突如バーテンダーのヘンリーを殺し、惨劇が起きたのだという。セキュリティによって殺されたカーターの皮膚からは金属とプラスチックが覗いていたらしい。初期型の人造人間の特徴だとされる。

 人間そっくりに擬態した人造人間はそこかしこに潜んでいると、パイパーは文中で警鐘を鳴らす。そしてマクドナウ市長の件だがヌードルを食べる位置がカーターが暴走した位置と重なるらしい。人々の中に人でない者が紛れ込むのは恐ろしいことこの上ないだろう。皆が過剰になるのも頷ける。僕も注意するようにしよう。見破れるかどうかは分からないけど。

 

パブリス・コミックでの思い出

 僕達はパブリス・コミックに訪れた。グロックナック・ザ・バーバリアンとシルバー・シュラウドは僕の子供時代からの大好きな作品だ。この作品たちのおかげで今の僕がある。漫画が好きだったから同じ世界で働きたいと思い両親の反対を押し切って映画業界でスーツアクターとして働くことが出来たのだ。そういう意味では原点だろう。

 だが内部はフェラル・グールが沢山潜んでいた。扉や天井からうじゃうじゃ出てきたのだ。パブリスの関係者だろうか?グールであれば趣味や制作の裏話等で話し合うことが出来ただろうに残念だ。

 道中パイパーは。グロックナック・ザ・バーバリアンの話をしていた。ファンなのだろうか?それなら話は合いそうだ。

 ターミナルを除くと俳優によるキャスティングの揉め事が書かれていた。シルバー・シュラウドのキャラへの人選に不満や変更を求めることが書いてあったのだ。映画の裏側での揉め事は見て来た方ではあるが見ていて気分の良いものではなかった。

 しかし、俳優にも俳優の事情がある。過去作品のイメージを守ったり、演じたキャラに恥じない人生を送る俳優もいる。それを現場だけの考えだけで押し通すわけにもいかない。優れた俳優がいてこそドラマや映画は盛り上がるのだから。

 今度は脚本家のターミナルを除くとこちらはこちらでトラブル等について書かれていた。ストーリーを作るのは並大抵の労力ではないし、それをキャスティングするのも大変だ。俳優と脚本家の考えが合致するのはさらに難しい。思い通りにいかないのが世の常えはあるけど、お互いに仲良く作品を作るのは難しいんだなぁと改めて思った。

 最上階ではシルバー・シュラウドのスタジオがあった。立派な設備とはいかないけど僕にとっては大舞台に等しい。

 だがここでもフェラル・グールが現れた。そこで気が付いたのだが光るフェラル・グールもいたのだ。パイパーはこの手のフェラル・グールは「光りし者」と呼ぶらしい。司令塔的立場で並みのフェラル・グールを回復させることが出来るとのことだ。その前に僕はサブマシンガンでフェラル・グールを殺して光りし者を時間が掛かったが殺した。RADアウェイはしっかり摂取したし大丈夫だろう。放射能の影響で光っているのかな?

 殺し終わった後でスタジオを見学した。実写のシルバー・シュラウドは見たかったなぁ。俳優と脚本家の衝突はあれど見てみたかった。パイパーはこれらの装備や小道具が良い様に使えるように思いつく人間がいればと呟いていたが、現状知らないのでそのままにしよう。

 僕はスタジオでシルバー・シュラウドと並び立ち、子供時代の楽しさを思い出した。またここに来よう。

 

ボストン公立図書館の思い出

 僕達は帰る道中で雨が酷くなったのでかつてのボストン公立図書館に避難した。ここは学生時代良く立ち寄ったところだ。僕は友達と遊んだり談笑するより小説等の物語を読むのが好きだったのだ。だからよくここで読んだり本を借りたりした。ここも思い出深い。

 だがそこは地下にスーパーミュータントが潜んでいたのだ。返り討ちにして進むと施錠されていた。インターコムを押すとシステムAIが6桁の職員IDを提示せよと言ってきた。僕は咄嗟に「123456」と適当に答えた。しかし、これで問題なく開錠されて市長として入ることが出来たのだ。何というかガバガバなID登録で良いのだろうか?

 入るとスーパーミュータントやミュータントハウンドに死体がそこかしこにあった。どうした事かと思ったらプロテクトロンやタレットにより始末されたことが分かった。まだここを守っていたのかと感慨深くなった。学生時代は物騒だなと思っていたが今の情勢を思えば心強い。

 だが物思いに耽っている間にスーパーミュータントの軍団が奇襲を仕掛けてきた。仲間を殺された敵討ちだろうか?だが僕もここは思い出の場所。これ以上好きにさせる訳にはいかないのでプロテクトロン達と協力してスーパーミュータントの軍団を始末した。

 守り切ることに成功したが何体かのプロテクトロンとタレットは破壊された。生存している者もそれなりにいるので定期的に見回りに来ようと思う。そう思い僕達は図書館を後にした。