スカイリム(skyrimSE) 番外編 第5話 マインブラッドデイ | TES&fallout forever

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 僕はシルバーブラッドと癒着していた一部のマルカルス市警により、シドナ鉱山に投獄されてしまった!武器装備がなく囚人服のみになったので戦う時はより慎重にならざるを得ない。

 シドナ鉱山の監視役(?)のウルゾガという名前の女性が言うには、ここで囚人の人権はなく、銀の延べ棒が口から出るぐらいまで掘り続ける重労働に従事することになると宣告して来た。

 思っていた以上に過酷な牢獄のようだ。生きて出るには骨が折れそうだ。早くマダナックに会ってここから脱出しなければ。

 

マダナックに会うために囚人たちの依頼を受けよ!

 僕が最初に会った囚人はウラクセンという名前の男性に出会った。ノルドの貴族殺しの濡れ衣を着せられると分かり、逃げてフォースウォーンに加入したらしい。そこで殺しを覚えたようだ。よってノルドに憎しみを抱き、いつかマルカルスの壁を血に染めることを誓っているとのこと。鉱山から出たら容赦なく暴れるんだろうなぁと思った。

 ウラクセンは親切なのか色々情報をくれた。スクゥーマはここでは通貨代わりになること、武器はつるはしよりも小型ナイフが便利であること、衛兵は週一回しかここに来ない、死体の処理や問題を起こした囚人の制裁、鉱石の回収、もしもそれがなければ食事は出ないこと等だ。なるほどいいことを聞いた。感謝感謝だ。

 そしてマダナックに会えるかどうかを聞いたら野獣のボルクルという名前のオークをやり過ごす必要があるらしい。ボルクルは男の腕を引きちぎり、その男の腕で殴り殺したらしい。穏便に済ます方法を探すべきだろうと思った。

 もしものために武器を手に入れようと思い、最初に聞いた時に小型ナイフを持っているらしい不運なグリスバーという名前の男性に会うことにした。彼は盗みを幾度となく繰り返し、1年2年と刑期は投獄されるごとに増えて最後は終身刑らしい。盗賊ギルドならその辺は何とかなっただろうね。加入してたらいい戦力になっていただろうに。

 そして、それなりに打ち解けたところで小型ナイフが欲しいと言ったらスクゥーマを手に入れたらくれるとのことだった。デュアチという名前の男性が持っているので持って来るようにと言った。盗みか説得で何とかするしかないだろう。

 道中で他の囚人とも話すことにした。オドヴァンという名前の男性はウラクセンと同じように濡れ衣だったようだ。来たときは違ったがフォースウォーンに入った方が楽なので加入したようだ。やむにやまれぬ事情という訳か。

 次にブレイグという名前の男性に話しかけたが彼は話したくないのか、僕の質問を全てはぐらかした。そっとした方がいいのだろうか。仕方がないのでそのままにしておくことにした。

 その後、デュアチに会った。彼はフォースウォーンの刺客として襲撃に失敗した。その後処刑されずにここで銀の採掘の重労働を課されているとのことだ。

 スクゥーマを貰えないかとお願いしたが、逆鱗に触れたのか次にその質問をしたら殺すと脅して来た。どうしても欲しいとうまく説得したら一本分けてくれた。冷や冷やしたがうまくいった。これでグリスバーから小型ナイフを貰えるだろう。

 小型ナイフも手に入れたことでボルグルとの交渉も有利になるだろうと思い彼に話しかけた。

 最初の殺しはどうだったかといわれたので、「嫌な感覚だった。恐ろしいものだ。」と伝えたら神々は殺し屋にも場所を与えるのだと詩的な言葉と嫌味を受けた。知っからだけでなく頭脳明晰なのかもしれないと思った。

 かつては山賊、殺人、襲撃、盗みと色々悪事を働いたらしい。経験豊富という訳ね。その後にマダナックに会いたいと伝えると通行料を払えと言ってきた。何を払うのかと思えば小型ナイフを寄越せと言うのだ。それならもしものために手に入れたものが一つあるので差し出した。

 ボルグルは満足してマダナックへ道へと続く鍵を渡してくれた。これで会える。さてどう出るべきか?

 

フォースウォーンを倒せ!

 僕はどうすべきか迷った。囚人たちの境遇も分かるし、フォースウォーンが故郷を手に入れるために戦い続けるのは分かる。しかし、僕はエルトリスさんとの約束が先約があるのでそっちを遂行することにした。もしかしたらフォースウォーンの手により奥さんや子供が亡くなっている可能性もあるが、最後までやることにした。そうすることでマルカルスが少しでも住みやすい街になると思ったからだ。

 何たるエゴだろうかとも自分でも思う。闇の一党の暗殺者やヴォルキハル城の吸血鬼王として沢山の命を奪い、未来を奪ったのに一般人の頼みを聞いて故郷を求めるフォースウォーンに刃を向けるんだから。いつの日か僕も滅びる日が来るのだろうか。多分来るんだろうなぁ。嫌だけど因果だろうから受け入れる日が来るのだろう。その日までは抗うけどなるようにしかならないか。

 そう思い僕は吸血鬼王の姿に変身してマダナックに奇襲した。いきなり攻撃されるとは思わなかったマダナックは反撃が遅れてしまい、数分で仕留められてしまった。これでフォースウォーンの王、ぼろを纏った王を仕留めたことになる。

 それを聞きつけた囚人達を僕は返り討ちにした。生かしておくと結託してマルカルスで報復するのは目に見えているからだ。境遇が分かるだけに心苦しいがやるしかない。僕は吸血魔法や吸血鬼王の爪で全滅させた。

 全滅させた後にマダナックの懐に入っていた手紙を確認すると、近くの牢屋にドゥーマー遺跡に続く扉があるとのことだったので、鍵を取って牢屋を開けて遺跡への扉を開いた。

 遺跡内部はフロストバイト・スパイダーやドゥーマーのオートマタがいたが今の僕には全然問題ない相手なので全て返り討ちにした。出口付近に到着すると外で僕が吸血鬼王であるとバレないようにきちんと変身を解除した。せっかく出ても台無しにしてしまうからね。

 外に出ると、ソーナー・シルバーブラッドが待機していた。マダナック死亡の報告を受けてここに来たらしい。シルバーブラッドに対して偉大な貢献をしてくれたので首長に僕を赦免するように進言したこと、未解決事項の処理をしたようだ。それはありがたい。どうなることかと不安だったからこの一連の事件では無罪であることが分かってもらえて嬉しい限りだ。暗殺者と吸血鬼王でもあるから素直には喜べないけどね...。

 拘束したことへの借りとして、シルバーブラッド家に受け継がれてきた指輪を貰い、没収されていた武器装備一式を回収もできた。シセロやセラーナさんとも合流できたので再び旅を始めることが出来て良かった。

 

太古の暗殺者の秘宝を探せ!

 マルカルスの一件が落ち着いた後にホワイトランに再び訪れた。ガブリエラさんから譲り受けオラヴァの記章を本人に見せるためだ。

 記章を見せるとガブリエラさんの友人であることに驚いていた。確かに一見したら分からないだろう。未来を占ってもらうことになったがはっきりしたものではないのであまり期待しないで欲しいと言われた。僕としては見てもらえるだけで嬉しいので問題ないと言って占ってもらった。

 占いの後、まだ他に見えるものがあったみたいだ。ディープウッド要塞に闇の一党の古代の暗殺者が生前の古い財産を僕に譲ってくれるかもしれないと見えたようだ。古代の暗殺者か。面白そうだから行ってみようかな。

 ディープウッド要塞はフォースウォーンや魔女、ハグレイヴンが跋扈する要塞だった。数が多くて大変だったがシセロやセラーナさんとの連携で返り討ちにした。

 最深部では闇の一党の暗殺者の亡骸が横たわっているのを発見した。占いはこのことを意味していたのだろう。僕は古代の暗殺者に失敬して財宝である古代の暗殺者の装備を貰った。これを大切にすることで先人である古代の暗殺者も浮かばれるだろう。装備を取った僕達は要塞を後にした。