デイドラ絡みの仕事に一段落が付いたので、再びスカイリムを旅しようと思った。今度はシセロも含めて3人旅をしよう。セラーナさんとシセロの仲を良くしようという個人的な計らいだけどうまくいくかどうか分からない。
ダーネヴィールを呼び出せ!
旅をしていく中でソウルケルンでダーネヴィールとの約束でスカイリムの空を飛ばせることを忘れていたのを思い出し、人気が付かないブリークフォール墓地で呼び出すことにした。混乱を招くのは良くないからね。
呼び出すシャウトは直接僕に教え込まれた召喚魔法のようなものを叫んだ。するとダーネヴィールは呼び出すことに成功し、とても喜んでいた。そして、お礼としてソウル・ティアリングという名前のシャウトの一段階目の言葉「リィ」を授けてくれた。これは敵の命の粉砕を意味するそうだ。
このシャウトの習得はドラゴンソウルが溜まり次第行うとしよう。今はダーネヴィールが好きなだけスカイリムの空を楽しむ日にしようと思ったからだ。
フォースウォーンの陰謀
3人でマルカルスを訪れた時にとある男からメモを受け取っていたことを思い出したので読んでみると、タロスの祠で会おうという内容だった。いい加減待たせ過ぎた気がするので会いに行くとしよう。
タロスの祠に行くと以前メモを渡して来た男がそこにいた。ごめんね、長い事待たせて。こっちも色々仕事やゴタゴタで後回しにしてしまったんです、申し訳ない。
男の名前はエルトリスという名前で、僕の面前で起きた暗殺未遂事件の事で調査を依頼して来た。フォースウォーンという一族が裏で暗躍しているとのことだ。
殺されかけたマルグレットは宿屋のシルバーブラッドに滞在中で、僕が仕留めたウェイリーンはウォーレンズに住んでいたらしい。カイリーンを吸血鬼にして以来なので行くのは気まずいなぁ。そして、調査の動機は子供時代に父親を殺されてしまい、事件がうやむやのままにされたことで自分で調べることにしたようだ。そしてもうじき自分の子供が生まれるのでその子のためにも解決したいらしい。
泣ける話じゃないか。良いでしょう協力しましょう。それでは調査開始だ。
まずはシルバーブラッドにいるマルグレットさんからだ。彼女にいくらか話を聞き、何か隠しているなと思い指摘すると、観念して自分は帝国軍のテュリウス将軍の使者だと明かした。マルカルスのトレジャーハウスとシルバーブラッド一家について調査するために来たらしい。その他にもシドナ鉱山と呼ばれる大規模な鉱山があり、そこは刑務所として兼用しているらしい。そこの権利書は手に入らなかったので確認のしようがないようだ。
事件の背後にはソーナー・シルバーブラッドという名前の人物が関与しているとのこと。十分注意しよう。
シルバーブラッドを後にしたらマルカルス市警が僕たちに警告して来た。「これ以上探るな」と。面倒を起こすつもりはないと説得したが、聞き入れてもらえそうにない。秩序の維持のために仕事の邪魔をするなとのことだ。裏でフォースウォーンかシルバーブラッドが買収したに違いない。捕まらないように注意しよう。マルカルス市警全てが不正に関与してないことを祈るばかりだ。
気を取り直してウォーレンズ二やってきた。そこの住人のガーベイという名前の人物にウェイリンについて尋ねた。どうやら生前は自分の鍵を皆に回すようなことをしていたらしい。鍵を譲ってくれそうにないので生活費(たんまり袋に入ったゴールド)を彼に渡してウェイリンの部屋の鍵を手に入れた。
そして、私物の詰まった宝箱からある手紙を見つけた。どうやらこの手紙で暗殺の指示を受けたようだ。「N]という名前の人物が命令したようなので探すとしよう。
ウォーレンズから出ると、用心棒か無頼漢のような男、ドライストンという名前の人物が妨害しに来た。恐らく「N」に頼まれたのだろう。僕は彼のこぶしでの一騎打ちに受けて立ち、見床勝利した。伊達に闇の一党や吸血鬼、同胞団や魔術師、挙句の果てには盗賊や死霊術師をしているわけではないのだ。それなりに経験は積んでいるのだ!
頼まれたのは鼻効きネポスという人物らしい。「N」とはネポスの頭文字か。なるほどね。早速住んでいる家に向かおう。
ネポスに会った。彼は「ぼろを纏った王」と呼ばれるマダナックという名前の人物に仕えているようだ。それがフォースウォーンの王であり、この一連の流血沙汰の黒幕らしい。
この血まみれの陰謀に20近くやってきて疲れ過ぎてしまったらしい。だからこうして僕に打ち明けているのだろうか?次にこの陰謀の動機はマルカルスとリーチはそもそもフォースウォーンの物なので取り返すために戦っているというのが彼らの主張だ。う~ん、主観の相違とかもあるから一連に白黒付け難いなぁ。
そうこうする内にネポスは僕たち3人を今から殺すと宣言した。こうして辿り着いたのは僕が最初ではないし、最後でもないかららしい。喋ったのは殺すから問題ないからのようだ。
なるほど、なるほど。そういう話ですか。でも調査不足ですねぇ?僕とシセロは闇の一党、セラーナさんに至っては純血の吸血鬼なのですよ。簡単に負けるわけないでしょ。そして宣戦布告から3分もせずに戦闘終了!話だけで済ますべきだったね、ネポスさん?
謀られた!シドナ鉱山行き!
そして、ソーナー・シルバーブラッドが住んでいるとされるトレジャーハウスにやってきた。受付のリアダという名前の女性に面会を申し込んだが断られたので、仕事(いつものゴールドたんまりな袋を渡す)という事にして面会させてもらった。
その後、ソーナー本人に話しかけようとしたが、彼は僕を帝国のスパイか帝国びいきとして話し合うことを拒絶されてしまった。仕方がないので引き上げるしかないか。
去ろうとしたその時、トレジャーハウスで働くナナ・イルデーンという名前の女性は突如攻撃を開始した。どうやらフォースウォーンらしい。破壊魔法の火力が強力だったが懐に入り込んで何とか勝てたが犠牲も大きかった。ソーナーの妻が亡くなってしまったのだ。その他にトレジャーハウスに働いている人達もである。
妻を亡くして打ちひしがれているソーナーには悪いが、しっかり聞くことは聞いた。ネポスの話に出たようにマダナックがフォの王であることは間違いない。
そしてシルバーブラッドとフォースウォーンは「取引」を結ぶことにした秘密があるようだ。面倒を起こした連中、密偵や彼ら(シルバーブラッド)の思うクズの等の始末をフォースウォーンが始末することで刑の執行を延期するという取引だ。そういう取り決めがあったのか。
しかし、ソーナーは次の瞬間、僕はマダナックと同じケダモノであると罵った。余程妻の死が堪えたのだろうが、ケダモノ毛呼ばわりは心外だと思う。(吸血鬼のくせにそんなこと思っていいのか?)
エルトリスさんに報告するためにタロスの祠に戻ると、マルカルス市警の一部の連中の手により殺されてしまっていた。最近の殺しはすべて僕の罪にすると宣言して来たのだ!それはおかしくないのか?
なぜエルトリスさんを殺したのか?真相を知りたいと思っている連中にしてきたことと同じことをしたと彼らは言う。つまりは口封じ。証拠隠滅という事だろう。不正を働いて私腹を肥やしているのでそれを脅かす者は排除していたわけだ。
僕はシドナ鉱山で死ぬまで強制労働することになるらしい。こうなってしまってはもう逃げられない。だから僕はシセロやセラーナさんを逃がした。衛兵は完全に捕まえられなかったが僕だけを捕えることで良しとしたようだ。
これでいい。彼らを逃がすことが出来て良かった。マダナックとの対決はシドナ鉱山でという事になる。自前の力で切り抜けよう。




































