今日も大学での仕事を継続中だ。血生臭く、因縁めいた仕事から少し引いて行動することでニルンルートのような安寧を久しぶりに得る今日この頃(と思いつつやはり僕はシリアルキラーなのだろうと心の中でツッコミを入れた)だった。
オンマウンド君のアミュレットを取り戻せ!
今度は同期の頼みを聞くことにしようと思い、オンマンド君に話を聞いてみた。彼は一族のアミュレットをエンシルさんに取引の過程で渡してしまったので返してもらうのに協力して欲しいと言ってきた。
大学に入ることに反対されたがやはり家族の思い出が詰まったアミュレットは大事のようだ。取り返してきましょう!
盗賊ギルドの件以来会っていなかったエンシルさんに軽く挨拶を済ませた後に、本題としてオンマンド君のアミュレットを返してもらうようにお願いしたが、彼は強かだった。オンマンド君の言質を取っているのでこれは正当な取引だと主張して来た。
僕が買い取ることは出来るか確認したがダメだった。粘り強く説得を行うことでエンシルさんは折れて、口外しないことを条件にアミュレットを返してくれた。これをオンマンド君に渡しに行こう。
オンマンド君にアミュレットを渡すととても喜んでいた。エンシルさんとの取引は今回の件で分かってからは止めることだろう。今後はアミュレットを大事にしてもらう方がオンマンド君の家族も喜ぶだろうし。これで解決したので他の同期の話を聞きに行こう。
ブレリナの実験に協力せよ!
今度はブレリナさんの頼みを聞くことにした。彼女は呪文の練習台になって欲しいとお願いされた。僕が無理だったらジェイ・ザルゴ君にお願いする予定だったとのことだ。これも何かの縁、お手伝いしましょう。
ブレリナさんの呪文を受けると僕の視界は緑色に包まれた。これはどういうことだ!彼女はもう少ししたら効果が切れるので待っていて欲しいと言った。大丈夫なのだろうか?
10分ぐらい待ったら呪文の効果は消えた。次の呪文はうまくいくだろうとブレリナさんは言っていたが不安しかない。
そして、案の定次の呪文も失敗して牛になってしまった!元に戻そうと彼女は行動したがその次は馬となり、さらに次は犬にされてしまった!
最終的に人間に戻れて良かった。彼女はこの実験の感想を聞かれたので、役に立てて良かったと伝えた。彼女は僕がお世辞を言っているのに気付いているようだ。しかし、彼女の自尊心を気付付ける必要はない。きっと大成するだろうと思ったので報酬は辞退した。これは先行投資と言うやつだ。
彼女の研究熱心さはきっと有名な魔術師になる。そう確信している。そして僕は他の同期の話を聞きに行くのだった。
ジェイ・ザルゴのカリカリになる巻物に要注意!
次にジェイ・ザルゴ君のお願いを聞くことにした。学業に打ち込み、懸命に新しい呪文を覚えることに心血を注いでいるようだ。これは大成する予感がする。
しかし、忙しすぎて新しい呪文を試す暇がないと言う。それを僕が呪文が書かれた巻物を受け取り、使用して確かめるのが仕事になるとのことだ。
火炎マントを完了して威力を増した巻物を手渡してくれた。アンデッドを一瞬でカリカリに焼き上げるらしい。吸血鬼のみでそれは丈夫だろうか?
10枚あるので失敗することはないだろうが僕の体がカリカリにならないか心配だ。
僕はスカイリムに出没するゾンビに狙いを定めて巻物を使用した。しかし、思っていた通りアンデッドに威力が抜群だったが爆破して使用者にもダメージが入ってきた。吸血鬼に火のダメージは致命傷だって!
早く巻物の性能をゾンビで実証して終了させた。ゾンビはカリカリになったが僕もカリカリになりかけた...。
ジェイ・ザルゴ君に結果を報告した。爆発するなんて知らなかったと正直に言ったら彼はそういう風に設計しなかったと言う。どういう風に落とし穴があったかは双方分からず仕舞いだ。
しかし、ジェイ・ザルゴ君は僕が五体満足で無事でいてくれて良かったと言ってくれた。僕はもう少しでコールドハーバーに行きかけたけどそれは言わないでおこう。彼との友情を崩したくない。彼は良い人だからこれからも仲良くしたいものだ。そして報酬を受け取りその場を後にした。
アーニエルの謎の仕事
休もうと思っていた矢先にアーニエルさんに会った。何か仕事はあるか聞いてみたら公務はないが個人的なプロジェクトをやっていて秘密で頼みごとをしたいと言ってきた。何か良からぬことをやろうとしているのではないだろうか?(暗殺者であり吸血鬼の王が言っていいセリフではない)
ドゥーマー・コグを集めてきて欲しいらしい。加工に使われている技術を調べるために10個は必要とのことだ。何だそんなことならもう持っている。遺跡に行く機会は頻繁にあったからその都度持ち帰っていたのだ。すぐに済む仕事だったなぁ。
持ち合わせがあった僕はすぐにドゥーマー・コグを10個すぐに渡した。アーニエルさんは喜び、研究が進められることを喜んだ。報酬を貰った後に、励みになるので頼みごとがあったら是非頼んで欲しいと言ってくれた。最初に会った時と違い打ち解けてくれたように感じる。
もう少しここにいて仕事をするのも悪くないと思う僕なのであった。













































