ギレボルさんから「新人の水差し」を受け取った。これを5か所巡って水差しを満たせばいいらしい。それを担当する「姿なき司祭」は元々スノーエルフでアーリエルの信者だった者達だ。死後もアーリエルの力で復活して使命のために霊体として活動しているようだ。
さらにギレボルさんに話を聞くと、スノーエルフはかつてスカイリムで繁栄した高貴な一族だったらしい。しかし、ノルドとの土地をめぐり戦争を繰り返して、後にドゥーマーと協定を結んだが後に不平等な申し出をしてきて、毒を盛られて裏切られし者であるファルマーが誕生したらしい。だがギレボルさん曰く「毒ぐらいであのような姿になることはない」らしい。どういうことかは疑問が尽きないが今はアーリエルの弓を手に入れるための巡礼を行うべきだろう。
巡礼して新人の水差しを満たせ!
そして、ダークフォール洞窟通路への転移門を通った。道中で裏切られし者(ここではファルマーとは呼ばないことにする。)が攻めていたので倒しつつ進み、最深部で一つ目の祠である光の祠の司祭シダニスに会って祠を魔法で起動してもらい、水を汲んで新たな転移門が発生したのそこを通った。
転移門をくぐった後に、アーリエルの弓を手放すことに関してセラーナさんに相談したら、吸血鬼が弓を手に入れることについては彼らは気にしていないと思うと言った。過去に注目しているとも言っていた。ヴィルスールを始末してくれれば喜んで渡してくれるのではないかと推測しているらしい。
なるほど、懐古主義というやつね。まぁスノーエルフがギレボルさんと姿なき司祭のみならそうなるかもね。分からないでもない。一族が滅亡寸前ならかつての栄光に縋りたくなるのだろう。真意はどうあれこのまま進もう。
そして転移門から少し離れて周りを見渡すと、洞窟から未知の場所に移動していたことに気づいた。ギレボルさんが洞窟の集まりではないと言っていたがこのことだったのか。広大な礼拝所とはこの開かれた場所のことだったようだ。
道中は順調に物見の祠でアスリング司祭、学びの祠でセレグリアス司祭、意志の祠で二リロール司祭から水差しで水を汲んで進んでいった。
日の光にさらされて血が煮えたぎる苦痛に耐えながら氷河を進んでいたら、真下からドラゴンが2体攻めてきた。水の中を泳げるとは知らなかったと呑気に考えていたがレン剣を取って襲ってきたのでこちらもセラーナさんと協力してそれぞれドラゴンを倒して僕がドラゴンソウルを吸収した。今まで一体のみの戦闘に慣れていたせいで2体童子は初めてだったので驚いた。複数戦も視野に入れるべきだろうとこの時思った。
その後裏切られし者の巣を突破して、氷の巨人と呼ばれる新しいタイプの巨人と戦いながら最後の祠である輝きの祠のエデルボル司祭から水差しで水を汲んだ。これで最高司祭のいる所に進める。
最奥聖域に到着した。アーリエルの像があったが古い印が示されている。セラーナさん曰く相当古い聖堂なのだろうと言う。なるほど、歴史的価値がある聖域という訳か。出来れば荒らすようなことはしたくないがアーリエルの弓を手に入れなければいけないので申し訳ないがお邪魔させてもらおう。
そしてすべての祠で満たした水差しから水を注いで扉を開くことに成功した。中に入ると裏切られし者とシャウラ素が氷漬けになっていた。生きたまま凝り付けになったような感じだ。これは辛いだろう。しかし、その中には氷漬けのように擬態した氷の裏切られし者や氷のシャウラスが襲ってきた。分かりにくい状態で攻撃してくるので中止しなければならない。武器や装備を持っている状態で氷漬けになっていたら襲ってくると気づいたのでそこを注意すれば何とかなるだろう。
そして道が塞がっている場合は、水差しを置くことで起動することをに気づいたのでその都度置くことで最深部を目指した。
最高司祭ヴィルスールを倒せ!
最深部で玉座に座る最高司祭ヴィルスールに出会った。しかし、彼は僕達がここに来るのを分かっていたようだ。ギレボルさんの言うように裏切られし者によって豹変しているのだろうか。そう思っている内に氷漬けに擬態していた裏切られし者とシャウラスをけしかけてきた。僕とセラーナさんはそれらを返り討ちにした。
ヴィルスールは往生際が悪く、天井を崩落させる仕掛けを発動させたり氷の古の精霊を召喚したりなど攻勢を強めたが僕らも負けてはいない。ダメージを負いながらも全て倒したことによりヴィルスールは最奥聖域を衝撃波を起こしながら破壊してしまった。歴史的建造物が...。なんてもったいないことを!まぁ侵入した僕たちもいけないだろうけどもさ。
衝撃波が収まった後にセラーナさんが助けてくれてヴィルスールがいるバルコニーへと向かった。
追い詰められたヴィルスールは最高司祭である自分は「神の耳」を持っていると自分を誇示して来た。しかし、セラーナさんは裏切られし者に堕落させられたので悲しい話で可哀想と煽ってきた。どっちも過激だねぇ~。
だがヴィルスールは自分は吸血鬼でありアーリエルの弓の預言を作ったのは自分であるとここで打ち明けた。弟子だった新人に感染させられたことでアーリエルに見放されたことで復讐を誓い、預言を作って純血の吸血鬼の血を持つ「コールドハーバーの娘」を待っていた。つまりセラーナさんかその血縁者を待っていたということになる。何とも気の遠くなるような復讐だろうか。永久に近い時の流れを待つのは精神力が並大抵では待てないだろう。
預言の作り出した張本人が目の前にいると分かるとセラーナさんは感情的になっているのが声色から伺えた。そりゃそうだろう。彼女にとっては父であるハルコン卿を狂わし、母親のヴァレリカさんはそんなハルコン卿が失敗するのを見たいという家庭崩壊の原因が目の前にいるのだから。
そうとは知らないヴィルスールは調子に乗ってセラーナさんの前に出た。ペラペラと計画の内容を話していたが怒り心頭のセラーナさんはヴィルスールを襟首掴んで抱え上げてしまった!こんなに腕力あったのセラーナさん?恐ろしい人!怒らせたり裏切ったりしないように注意しよう...。
ヴィルスールの血で弓が反応するか確かめてみようと物騒なことを口にするセラーナさんはやっぱりハルコン卿の娘だと実感させられる。怖いなぁ。
それを衝撃波を使って振りほどいたヴィルスールは僕達に決戦を挑んできた。しかし、状況はこっちに圧倒的に有利。部下もおらずトラップもない状況で2人も相手をするのは最高司祭でも敵わなかったようだ。セラーナさんの破壊魔法と僕の黒檀の剣による斬撃の前にヴィルスールが息絶えてしまった。これで終わった。アーリエルの弓を手に入れよう。
すると祠が出現してギレボルさんが現れた。転移門をくぐってきたのだろう。ヴィルスールが裏切られし者によって操られたのではなく、吸血鬼が原因だったと真実を打ち明けた。
彼は裏切られし者によって引き起こされたことではなかったことを知って嬉しいと言った。いつの日かスノーエルフへの憎しみをしててアーリエルを信じてくれるようになることを願っているようだ。確かにその方がどちらも生存できるだろう。スノーエルフだって生き残りがスカイリム以外にもいて生活してるかもしれない。いつの日かまた繁栄できることを願っているよ。僕は吸血鬼だけどね。
そして礼拝所を立て直してくれたことに感謝して勇者と称えてくれた。僕は闇の一党の聞こえし者で吸血鬼な訳だから勇者ではないんだけど彼の好意はありがたく受け取っておくべきだろう。次にアーリエルの弓の使い方や太陽神の矢が欲しい時は彼に頼めばいいようだ。ますますありがたい。
そして、アーリエルの弓を手に入れた。見た目からして神々しいな。これを使えば太陽の専制が出来るけど僕はやらない。その方が吸血鬼が生き残る確率が上がるからだ。全面戦争なんて負けが見えてるし。
セラーナさんは弓は母親のヴァレリカさんに出会う前なら渡していたかもしれないが、話し合うことでやはり渡すべきでないと確信したようだ。
他の道をこの旅で模索したが、隙を見せればハルコン卿は躊躇なく僕達を殺すのは明白。もう倒すしかない。生き残りたければそうするしか...。もう言葉ではハルコン卿は止められないのだ。
ヴォルキハル城に帰還する前に監視塔の中でセラーナさんと決戦前の話し合いをした。やはり親を殺すなんて準備はできないと言った。それはそうだろう。彼女は純血の吸血鬼になっても心は人間のままなのだから。関係が冷え切っても親子の情は簡単には消えなかったのだろう。父親ではないと思うので精一杯だと打ち明けた。
僕がもし闇の一党の任務で自分の良心を殺すように命じられてもするだろうか?それは無理かもしれない。いくら暗殺者になっても自分の両親は殺したくはない。夜母からの依頼でそれが無いことを戦いで死ぬまで祈るしか方法はないけど。
それなら彼女の事を守り僕が率先して戦いしかない。困ったことがあれば相談に乗ると言ったら彼女は自分の問題に集中するから僕は自分の問題に集中するようにと言った。
分かった。それならもうハルコン卿との戦いを覚悟するしかない。彼には吸血鬼にしてもらって眼を見えるようにしてもらった恩義があるがセラーナさんとタムリエルの未来を守るにはこれしかない。決着を付けよう!



















































