僕はソウル・ケルンから脱出する前にジウブの手記を集めていた。後回しにしようとも思ったが気になるので集めていたのだ。どこかに本人がいるはずなので渡すために方々を探索した。
そしてとうとうジウブ本人を発見した。どうやら第3紀にてモロウウィンドで活躍していたダンマーらしい。その冒険をまとめた手記をなくしたのでそれを探して欲しいようだ。第2巻を執筆するためにはなくてはならない物。僕はこの手記はなかなか面白いと思うので探そうと思う。
ジウブの手記を探せ!
原稿は10ページ分必要とのことだ。探すのは大変だがもう6ページ分は見つかっているのでもう少し頑張ろう。
そして、僕が知らない第3紀の大事件「オブリビオン・クライシス」の概要を話してくれた。時間転移中の出来事だったことによりこの情報はありがたい。どうやらデイドラ・ロードのメエルーンズ・デイゴンの信者「深淵の暁」なる団体がオブリビオン・ゲートを開いたり、ユリエル・セプティム7世を暗殺したり等歴史的大事件を引き起こしたようだった。デイドラ信者がそこまでやるとますます肩身が狭くなるけど、デイゴンに言いくるめられたのかな?
ドラゴンファイヤが消えてしまう危機に見舞われたようだが解決はしたらしい。それ故に今の第4紀があるのだろう。その解決の詳細はジウブがソウル・ケルンに送られたために分からなかった。
ジウブさんは、モロウウィンドで「クリフ・レーサー」という名前の怪物を一匹残らず絶滅させたことで「聖ジウブ」、「根絶者ジウブ」、「偉大なるジウブ」という名前で呼ばれるようなったらしい。これは償いのために働いた結果らしい。
元々はスクゥーマ欲しさにモロウウィンドの大家のレドラン家の高官を暗殺しようとして失敗して捕まり、首都のヴィヴェクシティに収監された後に脱獄して、心を入れ替えてモロウウィンドの人々のために懸命に働き聖人とされるまでになったようだ。
その後、モロウウィンドを離れてクヴァッチで静かに物書きをしていたところオブリビオン・クライシスでドレモラに襲撃されて命を落としてここにいることになったようだ。何とも波瀾万丈な人生だったのだろう。ぜひ探し出さねば。
探し出すのは骨が折れる作業だったが、これもジウブさんの人生が凝縮された手記なので形として残さねばならないと思ったので頑張って残りの4ページを探し出した。早く渡しに行こう。
10ページ分の原稿を集め終えたのでそれをジウブさんに渡したら大喜びしてくれた。そのお礼に第一巻の初版本と生前身に着けていたペンダントをくれた。時間がある時にゆっくり読んでみるとしよう。
彼は生まれてから得ることが出来なかった平穏がここでは得られると言っていた。また機会を得たら会いに来ようと思った。これでソウル・ケルンを心置きなく脱出できる。もう一つのエルダースクロール(星霜の書)を探さねばならない。
脱出後にセラーナさんが「アーリエルの弓」を手に入れたらハルコン卿が僕たちを殺すだろうと警告して来た。僕自身が強さを証明したから身近に置くことに脅威に感じているらしかった。僕はその気はないんだけどね。アストリッドさんの時も似たような感じだった気がする。
闇に生きる者同士は道理に外れても結束は固い方が生き残る可能性は高いと僕は思うんだけどなぁ。どこも似たような側面はあるってことなのかね?
いよいよという時にはこちらから仕掛ける他ないだろう。そうならないことを祈りたいが。
エルダースクロール(星霜の書)(竜)を探せ!
もう一つのエルダースクロール(星霜の書)の「竜の書」を求めてウィンターホールド大学のウラッグさんの下を訪れた。知らないかどうか尋ねると、そのものはないが考察本ぐらいはあるので読ませてくれるらしい。誰に頼まれたかも効かないでくれるようだ。アークメイジとしてでない状態で来ていることに察しているようだ。そのことにお礼を言いつつ本を読んで確認した。
最初の本はエルダースクロール(星霜の書)による影響される人々の分類分けされた本だった。どのような人物が読んだらどんな影響が出るのかをまとめた内容だ。場所について書かれていないのでこれは違う。もう一つの本を読んでみよう。
もう一つの考察本は難解過ぎてわからなかった。暗号か何かだろうか?ウラッグさんに尋ねるとこの本の著者はセプティマス・シグナスという名前の人物で友人だったらしいが、だいぶ昔に大学を去ったらしい。どうやらドゥーマーの秘宝を見つけたらしいがその詳細は不明だ。ウィンターホールドを離れて、イスグラモルの墓を超えた先にあるセプティマスの隠れ家とされる洞窟に行って確かめるべきだろう。
































