スカイリム(skyrimSE) 闇の一党編 最終回 闇の一党に栄光あれ! | TES&fallout forever

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  僕はルシエンさんのサポートの下、カタリア号に到着した。盲目同然で泳ぐ恐怖はあったが何とか侵入に成功した。戦闘でも彼の補助なしでは達成できなかっただろう。ペニトゥス・オクラトゥスの精鋭達を悉く返り討ちにして、この船のキャプテンであるとされるアヴィディウスの懐からこの船のマスターキーがあると教えてくれたので入手した。

 これでどの部屋へに侵入も可能になる。僕はこの際この船に乗っているペニトゥス・オクラトゥスを壊滅させておこうと思った。報復防止のために徹底しておくべきだと考えたからだ。船内はもちろん船外もしっかり掃討しておいたのでこれで皇帝を仕留めやすくなるだろう。最後の大仕事だ!

 

ターゲット 真のタイタス・ミード2世

 皇帝がいると目される部屋に侵入した。そして威厳ある声が聞こえてきた。僕に暗殺されるのをあらかじめ知っていたような確信に満ちた発言だった。僕の中にもある種の野心があるんじゃないかと問いかけてきた。マロ指揮官の暴走も予見していたことや今回の暗殺決行の件、僕の中にあるとされる野心といい、予知能力というか千里眼持ちなんじゃないかと思った。

 タイタス・ミード2世はここで殺されることはもう覚悟していてそれは良いと言った。ここまで今殺されるのに堂々と死を受け入れるとは予想外だ。闇の一党でなければ仕えていたかもしれないと思わせるほどカリスマ性があると感じた。

 そして肝心の話は殺されるのは良いがそれを依頼した人物を殺して欲しいという。帝国に仇なす存在は死を目前にしてもその存在を許さないということなのだろう。どうすべきか?この流れなら皇帝の今際の際の願いを聞くべきだろうが悩む。即答は応えよう。

 タイタス・ミード2世はとりあえずは熟考してくれていると思ってくれたようで仕事にかかろうと言って後ろを向いた。いつでも殺していいだろうということだろう。ここまで堂々だとやり辛いがここまで来たのだからやるしかない。元帝国軍エージェントとしては思う所が大いにあるが闇の一党としてここまで来たんだ。僕も覚悟を決めよう。

 そう思い僕はタイタス・ミード2世に刃を振り下ろした。一撃で仕留めた。皇帝の名誉と威厳は死後も健在となるだろう。虚無に安らぎがあらんことを。

 そしてバナードメアに戻り、アマウンド・モティエールにタイタス・ミード2世の暗殺がきちんと成功したことを伝えた。彼は帝国とタムリエルのために尽くしてくれたと言い称賛してくれた。報酬はヴォルンルードの最初に会った部屋の壺に入っているらしい。報酬を受け取ったらもう彼と会うことはないだろう。契約はこれで終了だ。

 皇帝からの依頼も受けているのでここで仕留めることが出来る。しかし、僕はやめることにした。ここで殺せばすぐにホワイトラン衛兵にバレて囲まれる。盲目で戦い方が限られるし。

 なによりこの最終計画はアマウンド・モティエールによる依頼だからだ。皇帝の願いを聞くのが筋なのかもしれないが最初に受けた依頼が優先度がある。タイタス・ミード2世には悪いが僕も一応闇の一党のプロの端くれとして最後まで貫徹すべきだ。

 だから殺さずにすぐにヴォルンルードに行って報酬を受け取った。ルシエンが言うには2万ゴールドあるようだ。アマウンドさんはだいぶ支出したことになる。これは再建に利用すべきだ。

 

闇の一党再建活動!そして帰ってきたシセロ!

 ドーンスターの聖域に戻ってきた。ルシエンさんが言うには夜母もしっかり移動が成功しており、ヴィーザラさん、ガブリエラさん、フェスタスさん、アーンビョルンさん、ナジルさん、バベット、そしてリスも合流したようだ。これで家族はまた活動を再開できることになる。目は見えなくなったけど皆の顔が目に浮かぶ。

 ナジルさんにタイタス・ミード2世の暗殺が成功したことを報告した。彼は皮肉な死でこの成功を称賛してくれた。報酬はしっかりもらったことも伝えたらなお喜んでいるようだ。元の聖域が壊滅したのだからその梅泡では当然だろうと思っているのだろう。

 そしてその報酬を元手に盗賊ギルドのデルビンさんに話を通してこの聖域を修復させることを提案して来た。早速向かおう。

 聖域の外に出ると声が聞こえた。シセロの声だ!どうやら回復して戻ってきたみたいだ。僕は彼の回復を喜んだがシセロはそうではないみたいだ。聞こえし者になるのは自分だからここで仕留めるつもりらしい。盲目なだけに守りし者相手に戦えるかどうか不安だったが杞憂だった。一連の流れは彼のジョークだったのだ。心臓に悪いよそれ。

 夜母に仕えて片方が酷い死に方をするまで聞こえし者に従うためだそうだ。彼とは親友でいたいのでそれは嬉しい。一緒に旅をするのもいいかもしれない。そう思い一党再建に同行してもらうことにした。

 盗賊ギルドに再びやってきた。大体の位置は覚えているのでデルビンさんにはすぐに会えた。報酬の2万ゴールドでドーンスターの聖域の再建を打ち合わせた。旗を立てたり、錬金術用の設備を整えたり、闇の一党らしく拷問部屋を備えたり、前の聖域の反省を踏まえて脱出口を作ったり、豪勢な寝室を作ったり等等だ。最後に彼は珍しく言いにくいようなジョークを言った。まぁ僕たちに仕事は血生臭いからね。しょうがないね。

 再建の打ち合わせが済んだので聖域に戻るとバベットはシセロの再会を喜んだ。前の聖域での謀反で彼との関係は終わったと思っていただけに再会できたのは僕も喜ばしい。これからも一緒に聖域で暮らせればと思う。

 そしてナジルさんの勧誘で一党の新人達も2人ぐらい入ったようだ。そのうち一人は吸血鬼のようだ。バベットが先輩として指導してくれることを願おう。僕には少し難しそうだ。

 ナジルさんにもシセロが帰ってきたことを報告した。聖域に戻ることを驚かないし受け入れるがダンスがいただけないらしい。彼ともうまくいくことを願おう。

 新人たちは僕よりも殺しに飢えているようだ。謀反が起きないように定期的に任務を与えるか旅に同行させて発散させるようにしなければならない。

 そしてナジルさんは闇の一党が再び隆盛を極めると確信しているようだ。僕が生きている限りそうなるように頑張ろうと思う。

 でも目の治療は調べるようにしようと思う。やはり見えないと行動し辛いからね。どうするかは追々考えていこう。