やっと聖域に戻ることが出来た。アストリッドさんにはシセロはきちんと殺したと説得力があるような感じの嘘をついたのでとりあえずは信用してもらえた。納得した彼女は次のターゲットである美食家を仕留めるようにと言われた。詳細はフェスタスさんが話してくれるので早く向かうべきだろう。
フェスタスさんは僕がシセロの殺しに手間取ったことを不審に思っていたようでヒヤヒヤしたがすぐに本題の美食家の件に入ったので内心ホッとした。
謎の存在の美食家を探すためにはマルカルス要塞にいるコックのアントン・ヴィレインから情報を探る必要がある。その過程でアントンを仕留めることも任務に入っているようだ。要塞内部だから注意が必要だ。
美食家の居場所を突き止めて仕留めたら通行証を盗まなければいけない。それは成り済ますために必要なのだ。次に死体を隠さなければいけないとのことだ。隠すことで発見を遅らせて成り済ましがバレないようにするためでもある。これもなかなかハードだがやってみせましょう。
美食家の任務のアドバイス
作戦担当のフェスタスさんは美食家とは評判のレシピ本「無類の味わい」を執筆し、誰もその姿を知らず、皇帝への料理を振る舞うためにスカイリムに滞在していると教えてくれた。長期の内乱でそれの目途が立たずにいつまでもいることになってしまっているらしい。
その匿名性は厄介だが匿名性故に老若男女問わず、種族問わずに誰がなっていてもおかしくないとのことでもあるので利用すべきだろう。そして囚人のような美食家を「解放」してやれとも言っていた。フェスタスさんも人が悪いなぁ。まぁ任務なのでしっかりやりますとも。
ナジルさんはアントンについては心配しなくてもいいだろうと言った。十分に脅せはハグレイヴンのように鳴き出すはずだと相変わらず毒たっぷりにアドバイスしてくれた。しかし、要塞内部で見つかったら衛兵は黙っていないのでそこは充分に気を付けろと言った。確かに人目に付きやすいので警戒してかかろう。
バベットは美食家のファンらしく、殺すのはダメだと止めようとした。しかし、闇の一党に任務なので仕方がないので諦めた。これから食べるものが薄味で味気ないものになるのを残念がっていた。吸血鬼の嗜好にも合う程美味しいのだろうか?まぁだからこその美食家なのだろうけど。
ガブリエラさんは美食家の死体を隠す場所は水を探すと良いとアドバイスしてくれた。湖や池や海等だ。うまくそこにあったらそこに隠すもの良いだろう。
ヴィーザラさんは美食家がただの両ん¥離任なら苦労はしないだろうが、目撃者に注意すべきだと言っていた。成り済ましのために殺しがバレては本末転倒だからだ。注意ししよう。
アーンビョルンさんは自分のアドバイスは必要ないだろうと言った。お互いに信頼しようと彼が歩み寄ってきたのだ。聞こえし者かどうかはともかくとして、一党やアストリッドさん、そして彼に力を証明してくれたことを認めてくれているようだ。その期待にはしっかり応えようと思う。
アストリッドさんはフェスタスさんが僕の事を気に入っていると言った。僕の力、可能性に気づいているとも言っていた。指示通りに行動すれば彼の敬意を得ることもできるかもしれないとのことだ。しっかりそれに応えようと思う。
ターゲット アントン・ヴィレイン
指示書によると美食家は詳細不明なのであまり書かれていないがアントン・ヴィレインについては詳しく書かれていた。ハイロックのダガーフォールでそこの最も高貴な一族に仕える人気の料理人にしてパン職人だったそうだが、子供達と「2人だけの時」を過ごす気にさせるために「甘いお菓子」を使ったという噂があったらしい。そうしてハイロックの貴族の親達はアントンをカワカマスに食わせて私刑に処すようにしようとしたがその前に逃げ出したらしい。
真偽は分からないが任務ならしっかりやりましょう。何となくガイアス・マロの件と似ているような気がしないでもないが...。
マルカルス宮殿で寝床についていたアントンに美食家の居場所について質問したが信用を裏切らないために墓場まで持って行くらしい。仕方がないので僕が闇の一党だと明かしたら途端に怯え出した。そしたら彼は美食家の正体は種族はオークでバラゴグ・グロ・ノロブという名前ということを明かした。ナイトゲートという宿屋に宿泊しているらしいことを言った。これで情報は揃えた感じかな。
アントンは情報を教えたので命は助けて欲しいと言ってきた。僕はそれを受け入れるふりをしてその場を後にした。寝静まったことを確認してアントン・ヴィレインを仕留めた。虚無に安らぎがあらんことを。
ナイトゲートに到着して、宿屋の主のハドリングにオークの長期滞在者がいること、気品があるオーク、作家であること、滞在中はワインセラーのワインと試飲したり、付近をぶらぶらしたりと何でも好きにやっていることを話してくれた。その滞在費でナイトゲートを休業出来る程のお金が入ったとのことなので美食屋のバラゴグ・グロ・ノロブで間違いないだろう。
ターゲット バラゴグ・グロ・ノロブ
地下室に入ると美食家ことバラゴグ・グロ・ノロブに出会った。彼は休暇を過ごしているので力になれないとその場を後にしようとした。本能で僕が危険人物であると察したようだ。バベットには申し訳ないがこれも任務なので仕方ない。部屋を出ようと後ろを向いた瞬間に仕留めた。虚無に安らぎがあらんことを。
そして、美食家としての通行証を盗み出して、死体をワインセラーの樽に隠して発見を遅らせる細工は終了した。バレる前に僕はナイトゲートを後にした。
報酬 ナイトウィーバーのバンド!
僕は聖域に戻りフェスタスさんにアントン・ヴィレインとバラゴグ・グロ・ノロブの両方を仕留めたことを報告した。彼はどちらとも達成したことを伝手から知ったようで満足していた。
そして報酬と共にフェスタスさんが愛用していたというナイトウィーバーのバンドを授けてくれた。今まで酷く扱ったことへのお詫びだそうだ。僕はそこまで気にしてなかったが彼の信頼の証としてくれたのだろう。その気持ちを汲んで僕はそれを受け取った。
いよいよ皇帝暗殺任務となる。元帝国軍人だけに気が咎めるが最後まで関わると決めたからには成功させねばならないだろう。覚悟を決めるべきだ。








































