スカイリム(skyrimSE) デイドラ・ロード編 第6話 ヴェルミーナの甘言 | TES&fallout forever

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 僕はシセロの件をうまくはぐらかすために皆に噓の報告をしなければいけなくなり、少し休んでから帰ろうと思った。ドーンスターの酒場で食事を摂った後に悪夢に苛まれて困っているから助けてj欲しいとマーラの司祭に助けを求めていた。

 それが気になった僕はその司祭に話を聞いてみた。彼の名前はエランドゥルというようだ。

 どうやらこの悪夢はデイドラ・ロードのヴェルミーナによって引き起こされているらしい。貪欲なまでに記憶を欲して代わりに悪夢をもたらすデイドラ・ロードだ。クアグマイアという領域におり、日常がおよそあり得ない形で進行する悪夢のような場所とされる。
 聖堂があるとさせるナイトコーラー聖堂がその悪夢の元凶のようだ。すぐに言って解決しよう。

 

目覚めの悪夢

 ナイトコーラー聖堂に辿り着くとエランドゥルさんはマーラの司祭なのにやたら子の聖堂について詳しかった。

 ここの聖堂が悪夢に苛まれたオークの軍団に襲撃された際に、「ミアズマ」なる深い眠りと老化を遅延するガスを放出させたこと、そのガスを長期に渡り吸うと精神に異常をきたすこと、秘密の通路の開け方を知っていること、この悪夢の元凶の中心にあるアーティファクト「堕落のドクロ」の場所を知っていること等の事から薄々察したが彼は自分から元ヴェルミーナの信者であることを明かした。

 ミアズマの悪影響が怖くて信者たちを見捨てて逃げたことを後悔していたようだ。その後マーラの司祭となって数十年を過ごしたが今その罪を償う時だと決心したようだった。デイドラ信者にこんなに高潔な人がいるとは思わなかった。僕は闇の一党の聞こえし者だけど力を貸そうと思った。

 聖堂内では障壁が目覚めた信者により張られてしまったので突破する方法がない。しかし、エランドゥルさんはそれを解決する方法を教えてくれた。「夢中の歩み」と呼ばれる本を読んでその内容を知ること、ヴェルミーナの不活性薬を飲むと良いらしい。これを飲むと夢を利用して現実世界の遠く離れた場所を移動できるようになるらしい。しかし、夢の中でトラブルがあればそれは現実に影響されてしまう。最悪死ぬことも有り得るので要注意だ。

 オークの軍団や目覚めた信者たちを倒しながら進みようやくヴェルミーナの不活性薬を見つけた。うまくいくか自信がないがエランドゥルさんの説得で飲む決心がついた。うまくいくことを祈ろう。

 飲むと意識が飛んでしまった。気が付くとミアズマ放出する手前ぐらいと思われる過去(夢?)に跳んでいた。幹部クラスの信者であるヴェーレンとソレスはオークの軍団から堕落のドクロを守るために「カシミール」という名前の信者に障壁を発生させてミアズマを放出させるように命令した。これで障壁の場所が分かるだろう。

 オークの軍団と信者達の戦闘を他所に僕は障壁を展開する鎖を目指し、それを引いた。すると意識がまた飛んでしまった。

 気が付くと過去と同じ鎖の所で目が覚めた。僕はそれを再び引いてから、障壁の動力源で設置されている中魂石を取り外した。

 エランドゥルさんは元信者だけに別の人の目を通して歴史を垣間見るのは想像を超える体験だろうと興奮していた。確かにこれは簡単に体験できるものではないと思う。

 そして障壁を超えた先は最奥聖域となるらしい。そこを目指してドクロの生み出す悪夢を排除しなければ!

 最深部に到達すると過去で見たヴェーレンとソレスが現れた。彼らが言うには「カシミール」とはエランドゥルさんの昔の名前だったらしいのだ。そう言えば一人無事に脱出できたと言っていたからそういうことだったとは思わなかった。

 エランドゥルさんは個過去に見捨てたことを謝罪し裏切りではなかったと説明しようとしたが、裏切りによる怒りと恐らくミアズマによる副作用で聞く耳を持たずに攻撃して来た。こうなっては戦うしかないだろう。

 仕方がないので倒すことになった。2人とも強かったがまだ起きたばかりで本調子でなかったことが功を奏して接近戦で片を付けた。エランドゥルさんは古い友人達を殺すことになってしまったのがかつての過ちから来るものか、マーラの試練なのかと思い悩んだ。僕としても残念だ。

 そして気を持ち直した彼はマーラから許可を与えられた儀式で堕落のドクロを壊すことを宣言した。これでやっと終わる。

 

エランドゥルさんとの友情

 エランドゥルさんの儀式が開始されると途端に声が僕だけに聞こえてきた。それは儀式が終わると同時にエランドゥルさんが僕を殺しに来るという内容だった。声の主はヴェルミーナのものだった。裏切るはずがないけど一瞬不安になる。堕落のドクロは気になるがそうするとエランドゥルさんの命を奪うことになる...。

 そんなのは分かり切っていることだ。堕落のドクロは魅力的だけどエランドゥルさんの命には代えられない。僕だっていつもデイドラ・ロードの言いなりではないんだ。それをはっきりさせなくては!そう思い僕は儀式が終わるのを待った。そして堕落のドクロは破壊されドーンスターの悪夢は去った。

 エランドゥルさんは僕が協力してくれたことに感謝していた。いつでも力になるから呼んで欲しいと言ってくれたのだ。そしてドーンスターを救ったのは僕なのだと彼は謙遜していた。

 僕は用事があると言ってエランドゥルさんとここで分かれることにした。今回の事件を通じて分かったことだが彼は本当にいい人だ。僕なんか不釣り合いなくらいだ。でも彼と共に旅をするのもいいかもしれないと思いながらナイトコーラー聖堂を後にするのだった。