資金を蓄えるついでに付近の洞窟を探索していた時に不思議な石を見つけた。これは直接僕に語り掛けてきた。穢れた闇が聖堂を汚しているので浄化して欲しいと命令して来たのだ。この灯をキルクリース山に持って来るように催促して来た。
その声は自分をメリディアだと言った。その名前はデイドラ・ロードのメリディアの事だろうか？光明と生命力を司るデイドラで、アンデッド退治を守護する存在らしい。ガイアス・マロの偽装殺人の任務もあるし後回しにしようと思ったが根に持たれるのも嫌なので先に済ませるとしよう。装備はきちんと冒険者装備に戻しておこう。
急ぎ足でキルクリース山に赴くとメリディアが早く灯を台座に置くようにさらに催促して来た。そんなに急がなくても浄化するから待って欲しいと思う。
そして台座に灯を置くと僕は空高く浮遊する状態になった。
夜明け
空高く浮遊することになった僕はこの状態でメリディアの依頼を聞くことになる。死霊術師のマルコランがメリディアのアーティファクトを用いて自身の力を増大させてアンデッド軍団を作り聖堂を穢しているようだ。
そのアーティファクトはドーンブレイカーと呼ばれるもので聖なる光で不浄の力や紛い物の命を焼き払うのだそうだ。それをマルコランから取り戻す必要があるというのが分かった。
そんなに難しくないと思うからやってみよう。その命令を了承したが最後のメリディアの態度は偉そうだったなぁ。元々あの調子が素なのかね？
聖堂に入るとメリディアの灯が随所に設置されていた。そこでは光が差し込んでいてこれを近くにある灯に反射させることで扉が開くようになっているようだ。そうして反射させながら進むとマルコランの配下と思われるアンデッドが現れた。この骨と影のようなアンデッドは穢れた影というらしい。スピードはあるがそこまで強くないのですぐに返り討ちにした。
聖堂のバルコニーを抜けて穢れた影を退治しながら進みメリディアの灯を反射させていくことを繰り返して最深部への扉を開いた。
最深部に到着したがアンデッドの数が多かったので毒を塗った弓で仕留めようとしたがなかなかしぶとく隠密で隠れていたがすぐに気付かれてしまった。ここまで力をつけたのだから並の死霊術師ではないのだろう。僕も死霊術師だけに倒さなければいけないのが残念だ。
接近戦ならすぐに片が付くと確信していたが甘かった。どうやらマルコランは自身をアンデッド化する術を身に着けていたらしい。生身の体からアンデッドに転身したのだ。魔術のスピードと火力が格段に上がってきつかったが黒檀の剣の力を完全開放できるようにしていたのが功を奏し何とか返り討ちに出来た。
アンデッドも全て退治したのでメリディアが語り掛けてきた。中央の台座からドーンブレーカーを回収するよう言ってきた。これで任務完了だ。
報酬 ドーンブレイカー
マルコランが倒れたことに満足したメリディアはこのドーンブレイカーを報酬に授けてくれた。新たな一日と不浄なる存在の討伐する者の誕生を祝福した。僕も実は死霊術師なのは黙っておこう。使うことがあるかは分からないけど折角くれたのだし大事にしよう。
これでメリディアの依頼も完了したのでガイアス・マロのいるドラゴンズブリッジに向かおう。
