僕は盗賊ギルドに加入したのでお面からちなんでギルドでの行動時はアローペークスと名乗ることにしよう。身バレ防止はきちんとしとかないとね。
そして、ブリニョルフさんはギルドマスターであるメルセル・フレイを交えて正式な入団手続きを行った。メルセルは僕に能力があるかを確かめるためにゴールデングロウ農園で大仕事をしてもらうことにしようと言ってきた。なんでも農場主のアリンゴスが盗賊ギルドを締め出してしまいその教訓を与えるために仕事をしてもらうという感じだった。
盗賊ギルドに加入!機密文書を入手せよ!
ブリニョルフさんは農場のハチの巣を3つ燃やすように命令した。しかし、資産を無駄にしてもうけを手放すのは面子を守るためとはいえ悪手だと思うので機密文書を盗むだけの方が稼ぎを落とさなくていいのではないかと説得してみた。彼は納得して文書のみを入手するようにと方向転換してくれた。
行く前に幹部クラスのデルビン・マロリーやヴェックスに挨拶をした。
デルビンは盗賊ギルドがここまで落ちぶれたのは何か大きな存在の怒りを買い、呪いを受けた方だという。その呪いを覆すために特殊任務をこなしていき事態を好転させるしかないのだとか。うまくできるかは分からないがやってみよう。
ヴェックスは美しき女盗賊と言った感じの美貌だった。向上心は同胞団のアエラさん並みだとこの時実感した。そしてゴールデングロウ農園の侵入先は古い下水道のトンネルから行けばいいとアドバイスを受けた。そこから侵入しよう。
農園には泳いで行き、下水道課のトンネルを伝って侵入できた。そこにはゴロツキが大勢警備に当たっていたので慎重に侵入した。
金庫の近くではどうしても発見されてしまう恐れが出てきたので貴重なカメレオンの姿のポーションを飲んで金庫のある部屋まで行った。そして開錠して機密文書を入手して元来たトンネルを伝って脱出に成功した。
ブリニョルフさんにこの文書を渡すと、アリンゴ酢の裏切りの報いを受けさせると息巻くと共に、文書の内容については不明な点が多く、ギルドマスターのメルセルと相談する必要があるので預かるという。
今度は出資者であるメイビン・ブラックブライヤに直接命令を受けに行くようにと言ってきた。うまくできることを祈ろう。
商売敵を陥れろ!もしくは助ける?
メイビンはとても厳しい出資者だという印象を受けた。彼女の怒りは盗賊ギルドの沽券に関わるものになるのだろう。
次の仕事はホワイトランのバナードメアでマラス・マッキウスという協力者に会ってホニングブリューのサビョルンを陥れることになるのだという。中々あくどいがやるしかないのだろう。
バナードメアに行きマラスに出合った。彼は神経質そうにもやつれているようにも見える。サビョルンにこき使われているのでその恨みからメイビンと手を組み陥れる計画を立てたのだという。
ホニングブリューは害獣問題に苦心していて退治するための毒をハチミツ酒に混入させることでサビョルンを牢屋行きにする作戦だ。
この時は借金の回収と同じくサビョルンを助けると決めた。マラスの気持ちも分かるが些かやり過ぎな気も毒を盛るには盛るが試飲会を中止させるように説得した。害獣駆除を僕がしっかりやることを条件に何とか聞き入れてくれた。それではお仕事開始しますかね。
ついでにマラスの借金を肩代わりした。この件が穏便に片付くなら彼も助けるべきだろうと思ったからだ。思惑通りに酷い目に逢わないのは面白くないだろうけど。
スキーヴァーがやたらと潜んでいて気が滅入る位だった。醸造所の衛生管理が杜撰なのかと疑ったが洞窟内部でアムリンなる魔術師(どちらかと言えば拳闘士みたいな風貌だったが)が襲い掛かってきた。返り討ちにして日記を覗くとウィンターホールド大学に在籍していたが異端扱いを受けて追放され、挙句の果てにホワイトランで牢獄生活まで受けることとなり復讐のためにスキーヴァー軍団を作り上げていたのだと書かれていた。話し合いの余地が無かったのは残念だ。
毒を巣にばら撒き、醸造所の方も毒を入れて一応はきちんとやった体裁を整えた。マラスはサビョルンが捕まるところを見かがっているようだが残念ながらそれは起きないだろう。
害獣駆除をきちんと行ったことで、サビョルンの資金源をそれとなく話の中から知ることに成功した。どうやら協力者がいるようだ。僕は資金提供という名の賄賂を贈ることで証拠を僕に譲るように仕向けた。これでサビョルンは盗賊ギルドに人生を狂わされることなく協力者とも手が切れるというわけだ。
マラスには悪いがサビョルンが不憫なので彼を助けることにした。そして彼の借金も肩代わりしたことでもう彼の下で働くことはない。恨みを晴らせなくて辛いだろうがこれが穏便な解決策だと思う。
そして目的の証拠も手に入れたので戻るとしよう。協力者はアリンゴスの件と同一人物かもしれない。書類のマークが以前見た時と一致していたからだ。
メイビンに報告に戻ると商売敵を陥れなかったこととマラスが帰ってくることにに怒っていた。違う形になったが任務を果たしたことをしっかり自信を持って発言したので彼女は事を荒立てることはしなかった。
ブリニョルフさんも怒っていた。しかしメイビンの飼い犬のままではいけないと説得し、証拠になる書類も見せることで失敗したわけではないと納得してもらえた。
今度はメルセル参が僕に用事があるみたいなので急行するようにと言われた。休まる暇がないが頑張ろう。