スカイリム(skyrimSE) デイドラ・ロード編 第1話 メファーラの不吉な囁き | TES&fallout forever

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 ホワイトランに戻ってから僕は腹ごしらえのためにバナードメアに立ち寄った。その時の会話で店主のフルダから首長の一番下の息子が性格が歪んで向かいな見た目をするようになったとかいう。グレイビアードにまだ立ち寄っていない負い目もあるので首長の手助けをしようと思い、ドラゴンズリーチに行くのだった。

 早速バルグルーブ首長に話を聞くと、一番下の息子のネルキルが塞ぎ込むようになり、暴力的になったのだとか。この問題を解決することで恩返ししよう。

 

首長の息子は何でも知っている!

 その息子であるネルキル君に話しかけてみると、父親のバルグルーブ首長を酷く嫌っているような態度だった。知られていないような情報や複雑な家庭環境をの情報を僕に教えてくれた。これが本当のことかは分からないが明るい話ではない。暗くなるのも当然だろうと思った。

 どうやらその情報は「囁きの女」が教えてくれたらしい。古い木の扉の鍵穴に耳を澄ますと語りかけて秘密を教えてくれたのだという。恐らくその人物があることないことを吹聴したのだろう。真偽のほどを確かめるために僕はその扉の前で耳を澄ました。

 

囁きの扉 汝はメファーラなり!

 耳を澄ませば声が聞こえてきた。女性の声だった。誰かと尋ねればメファーラと名乗った。これにはぎょっとした。なんと僕が話しかけたのはデイドラ・ロードだったのだ!

 メファーラとは親しい間柄の人物を不和の種を撒いて争わせて楽しむという恐ろしい存在であると本に書いてあったのを思い出した。。どうやら僕はとんでもないことに首を突っ込んだことになるな。

 メファーラはこの封印された扉は自身の力では開けることが出来ないという。この扉の鍵を持っている人物をネルキル君から聞き出して開けることを僕に命令して来た。こうなっては仕方がない。キチンと行動して満足させることでしか逃れる方法はないようだ。そう思い僕はネルキル君の下に向かった。

 ネルキル君から情報を聞き出すと現在封印された鍵を持っているのはファレンガーさんらしい。この鍵を盗る時にファレンガーさんが行方不明になっても誰も気付かないから大丈夫だろうと言ってきた。暗に暗殺してもいいぞと言っているのだろうか?ネルキル君、末恐ろしい子!首長の気苦労はしばらく続きそうだ...。

 殺すのはまずいので隙をついて盗むことに成功した。これで封印を解くことが出来るだろう。

 

報酬 黒檀の剣!

 封印を解くとそこには黒檀の剣と手帳がそこに安置されていた。剣を取るとメファーラが囁きかけてきた。これは通常存在する剣ではなくデイドラ・ロードの力が込められたアーティファクトだという。しかし、この力は長い時間をかけて失われ刀身がしおれてしまっていたのだった。

 再び力を取り戻すには裏切りの血がいるのだという。親しい間柄の人物の血を吸わせる必要があるのだという。そんなことは出来そうにないけど受け取ってみるとその魅力に引き込まれそうになる。

 手帳に書いてあるようにこの剣の所有者達は例外なく堕落して常軌を逸するようになると書かれていた。この通りにならないように注意しなければと心に誓う他ないだろう。下手に捨てると殺されそうだ。どこに彼女(もしくは彼?)の手先が紛れているか分からないからだ。

 なによりこの武器が僕好みの造形をしている。血を吸わせるのはここぞという時に限らなければならないだろう。死霊術師に傾倒しても僕にも少しの良心はあると自負しているからだ。

 後に思い返せば道化師のシセロやメファーラとの出会い、その他のデイドラ・ロードの出会いが僕の人生を決定づける要因になったと気づくのだった。