大学に戻ると障壁が大学全体に及ぶまでに増大していた。トルフディルさんにマグナス杖を手に入れたことを伝えたが、残念なことにミラベルさんは皆を助けるため残ったことで犠牲になってしまったということだった。
これ以上アンカノさんの思い通りにしてはならないので早急に解決する必要がある。みんなと力を合わせて乗り込もう!
決戦!サルモールのアンカノと戦え!
障壁を何とかしなければならなかったが、このマグナスの杖の力を振りかざすと障壁はすぐになくなってしまった。この特性を知ったことですぐに校内に入ることが出来た。
マグナスの目まで到達できたがアンカノさんは今までの冷静さがウソのように力に執着しているようだ。マグナスの目の力に魅入られえてしまっているようにも感じられた。
これを止めようにもアンカノさんに攻撃しても傷一つつかなかったが、トルフディルさんに「目を狙え!」とアドバイスを受けた。杖を使って目を狙ったら衝撃が起きた。しかし以前のようなことにはならず僕はアンカノさんと同じ土俵に立ったようだ。これで止められるだろう。
目から異形魔法が現れた。町を襲った異形は目から出ていたようだ。これも併せて撃退したがアンカノさんにダメージを通すには随時目に杖の力を送って止めることが必要になりアンカノさんの破壊魔法に対処しなければならなかった。
伊達に顧問を務めているわけではないことだと痛感した。しかし、場数なら僕も負けてないぞ!
激闘の末にアンカノさんは膝をついた。できれば殺したくはなかったが目を狙って今度はこれ以上のことが起きるかもしれないので倒すことにした。同じアルトマー同士、仲良くしたかったのに残念でならなかった。
アンカノさんを倒した後になってもマグナスの目は止まらなかった。トルフディルさんにもこれは分からないとのことでいよいよお手上げになると思ったその時、サイジック会が現れた。
この前出会ったクアラニルさんは僕のことを信じてくれていたようでこんな時だけど嬉しかった。次にこの目は大学にはおかないことにしたという。アンカノさんのような存在が現れないようにするためだそうだ。
最後に僕を大学存続のためにアークメイジになるように指名して来た。これには僕も度肝を向かれる思いだった。こんな若輩者が務めていいものだろうか?そんな考えをしている中でサイジック会の僧兵とクアラニルさんはマグナスの目を転移させた。これを厳重に保管して今回みたいなことが起きないことを願おう。
就任 アークメイジ!
トルフディルさんはこの指名に同意したようで僕をアークエイジになることを認めた。アークメイジに見合うだけの働きが出来るかは分からないができるだけ頑張ってみようと思う。
魔法の勉強をそれなりに積むことに成功したが今度はどうしようか?ドラゴンとの遠距離攻撃はこれで済ますことが出来るが近場で倒しきるにはこれからは一人でやれるようにしていかなければならないだろう。それに見合う力をつけるために僕はホワイトランに向かうのだった。
追伸、グレイビアードさんへいずれ行きますのでご安心を、忘れていません。これはドラゴンとの戦いの備えのためなので...。