光に包まれた後、僕はスカイリムに飛ばされた。どれくらい時がたったのかは分からないが転移には成功したらしい。だが、転移先が国境付近だったっために帝国軍に捕らえられてしまった。
同乗しているのはノルドだけだった。気さくに話しかけてきたレイロフ、馬泥棒のロキール、そして猿轡をかまされている男だ。この人物は反乱軍のストームクロークのリーダーのウルフリック・ストームクロークという名前らしい。そうなるとこのままいけば僕の辿る運命は...。
運命を悟ったロキールはエイドラに助けを求めた。う~ん、エイドラは日常の恵みを司るからそれは望み薄かもしれないと思うよ?でも馬泥棒ならたぶん殺されないでしょ。
ヘルゲンを脱出せよ!
処刑場に着いたら早速リストを読み上げられ、処刑の準備に入った。最初のレイロフとウルフリックを読み上げた後に、ロキールは必死に反乱軍ではないと反論したが聞き入れてもらえずに逃亡を図った。それを帝国軍は見逃すことはせずに弓で射殺したのだった。
馬泥棒したからって処刑はまずいよ...。反乱軍としてまとめて処刑した方が楽だという流れだろうか?何だか杜撰だなぁと思いながら名前を呼ばれたので前に出た。
僕の名前を読み上げるノルドはハドバルという名前らしい。僕をサルモールの手先じゃないかと疑っていたが一応帝国軍に依然使えていたのでそれはあり得ない。自治領がそこまで力をつけていたとは思わなかったけど。この流れで僕も処刑の流れとなった。どうやって逃げ延びようか。
それと馬の存在感がすごい...。ハドバルじゃなくて馬が喋ってるみたいだ。
処刑の前にテュリウス将軍がウルフリックに対して上級王を超えの力で殺したことを責めていた。いつか本でノルドには声の魔力があるとか書かれていたことを思い出した。それで殺した?よくわからないなぁ。そして、何かの遠吠えが轟いた。聞いたことがない声だ。
処刑が始まりストームクローク兵が死を恐れずに逝く中で僕の番が回ってきた。
ここまでか...。ヌルファガの力で生き延びようとしたけど死霊術師に転向したのが九大神には許せなかったのかなと思いながら覚悟を決めようとしたら突如ドラゴンが現れて処刑場を襲撃した。ヌルファガの所のドラゴン以外にもまだいたことに驚きつつ、レイロフの助けもあってその場を凌いだ。
とりあえずはストームクロークと行動を共にすることととなった。ウルフリックはリーダーとしての器が大きいようでドラゴンの襲撃に動揺せずに脱出を図った。僕もそれに続いて行動したらハドバルと再会して、今度は彼に同行するという流れとなったが、最終的にどちらに就くか決めることになった。
さてどちらと行動しようか?
僕はハドバルさんに就くことにした。転向したとはいえかつての帝国軍には思い入れがあるのでそちらにしたのだった。彼はドラゴンの存在は昔話に出てt来るものだとばかり思っていたようだ。確かに僕もヌルファガのドラゴンを見るまではそう思っていた。どこから来たのかを調べるのは後回しだ。
ここで押収してある装備を手に入れた。マスター・マニマルコから賜った装甲具・闇霊(ダーク・レイス)一式は無事だった。これを装備するとハドバルさんはぎょっとした顔で聞いてきた。
ハドバル「囚人!その禍々しい装備は一体なんだ?!」
アスター「これはハイロック(ハンマーフェルー)で死霊術を学んでいた時にそこのマスターからもらったものなんです。」
ハドバル「そ、そうか...。(助けたのは失敗だったのかもしれんな)」
道中でストームクロークやジャイアントスパイダー、熊などに出くわしたが2人で返り討ちにしてヘルゲンからの脱出に成功した。
脱出に成功したら現在のスカイリムの情勢を聞いてみた。ウルフリック・ストームクロークが反乱軍を結成して帝国からスカイリムを独立さえようとしているという。アルドメリ自治領の猛威が迫る中でなかなかリスキーなことをするなぁと思う。彼らには彼らの信念や主義があるので話し合ってみないことには分からないかな。そしてハドバルさんはドラゴンを呼んだのはウルフリックかもしれないと考えているようだけど、本人は違うようなことを言っていたのでこれは本当に偶然なんだろう。
次に彼は帝国軍に入るようにと勧められた。かつての古巣だったこともあるけど、今は答えを保留することにした。スカイリムを見て回ってからでも遅くはないだろう。
さてリバーウッドに行って色々見てみますかね。