ウィンドメゾンに帰還するとメモが入っていた。ブリシエナから久々に連絡が来たようだ。ブラック・ハンツマンにて落ち合いたいようだ。早速向かおう。
到着してブリシエナに話を伺うと、皇帝の手紙に書かれていたタイバー・セプティムのトーテムに関する任務の依頼だった。ウッドボーン邸に押し入ったブレイズだがかなりの犠牲を出したが見つからなかったらしい。そこで考えたのが協力者のゴスリッド王がいるダガーフォール城の地下の宝物庫にあるのではないかということ。これを手に入れることでパワーバランスが大きく崩れることになるだろう。慎重に行動しよう。
タイバー・セプティムのトーテムを手に入れろ!
地下はやはり例に漏れずモンスターや野盗、デイドラの巣窟と化していた。これも退治しながら宝物庫まで進んだ。最深部でやっと宝物庫を発見した。魔法で仕切りをしてあったり空中に固定されているので降ろす方法を探る必要がある。
水中でレバーを回して宝物庫を降ろすことに成功したがトーテムまで到達できないので浮遊魔法のレビテトを使用してトーテムのある部屋に到着できた。
トーテムに触れるとトーテム自身から話しかけてきて驚いた。どうやら僕はそれを持つのにふさわしくないらしい。持ち帰ってどうするか決めないといけないなと思いながらダガーフォール城のダンジョンから脱出した。
ウィンドメゾンに帰還するとそこにはダガーフォール城お抱えのドラゴンの騎士たちが待ち伏せしていた。間違いなくタイバー・セプティムのトーテムの強奪の嫌疑で僕に渡すように迫ってきた。僕は持っていないとごまかすと持っていないならばただ殺すのみと言いつつ攻撃してきた。騎士にしては苛烈な性格の持ち主だったらしい。
三人がかりで技量が立つ騎士たちで苦戦したが返り討ちに成功した。騎士の一人からメモを取り出すとやはりゴスリッド王が差し向けていたようだ。これからも刺客を送り込んでくると思うと気が重いな。
トーテムの所有権は誰に譲渡するのか?
ドラゴンの騎士たちを返り討ちにしてからウィンドメゾンに戻るとメモが沢山入り込んでいた。僕が関わった各勢力の代表者たちがトーテムの所有権を主張する内容だった。渡してくれたら破格の報酬を約束するとのことだ。本来ならば帝国に即トーテムを渡すべきだろうがこうなってくると慎重に考える必要があるだろう。
考え抜いた末に僕はスコージ・バロウにいる蟲の王マニマルコに渡すことに決めた。
なぜそうしたかというと、ダガーフォール城は裏切りが確定しているので無しとして、ウェイレスト城やセンチネル城や帝国軍やオルニシウム等は自国や種族の平和などのために使いたいという大義のためにという理由があった。
僕も体制側なのでそれを汲み取るべきなのだろうけどここで僕は純粋に興味がある勢力に渡してみたいと考えたのだ。その勢力はアンダーキングとマニマルコのいずれかであった。
どちらにしようか迷ったが会ったことがないアンダーキングよりもマニマルコに渡そうと考えた。死霊術は違法であるが魅力的な魔法だと思ったからだ。それを学ぶ機会はこれを逃すと恐らくないだろうと思った。
そして、マニマルコにトーテムを渡すと彼はとても喜んでくれた。そしてマンテラを探すように依頼すると、今回の件の報酬として名声と彼らが死霊術で培ったとされる技術を用いて作った戦闘用の装甲具の闇霊(ダーク・レイス)を授けてくれた。この他にも死霊術について学ぶつもりだ。
その後ヌルファガが脳内に語り掛けてシェダンジェントに来るように言われた。マンテラの件だろう。急いで向かうべきだ。


























