僕はルシエンさんの身の潔白を証明するためにアンヴィルに向かった。そこはこれからの運命を暗示するかのように暗雲が立ち込めていた。
受取先はまだ何も入っていなかったので待っていたらあるボズマーが受取先の樽に物を入れるのを目撃した。問い詰めたら裏切り者ではなく金で雇われたエネロスと言う青年だった。彼曰く顔が見えなかったがローブの男に金をやるから入れるように依頼されたとのことだった。
話を聞くとアンヴィルの灯台の地下室に潜んでいたらしい。そこでは何かが死んだような異臭が立ち込めているようで気味が悪いようだ。管理人である霧の目ウルフガーに鍵を借りれるかどうか話してみなければならないだろう。
裏切り者の証拠を発見!
早速灯台の管理者である霧の目ウルフガーに話しかけてみたが鍵を貸してくれなかった。そこで僕が闇の一党であると話してみたらすぐに貸してくれた。それでいいんだよ、こんな緊急時にはね。
地下室を借りた男が異常な行動をしていることが明らかになった。そこで悲鳴が聞こえたり、異臭が立ち込めたりしているので暗殺してくれるなら喜んでカギを貸すという。まぁいずれそうなるだろうから問題はないかな。
地下室にはいいるとかなり異常な光景が広がっていた。犬の死骸に解剖された人間の死体。恐らく女性の頭部であろうものが台に丁重に飾られていた。
裏切り者の動機 それは復讐!
手がかりを探っていると近くに日記を発見した。
内容は常軌を逸しており(闇の一党に関わっている僕が言うのもおこがましいけど...。)、過去に裏切り者の母親がルシエンさんに殺されており、首と体が切り離されて死んだようだ。あの首は母親の首というわけか。依頼者は裏切り者の父親と書かれていた。不憫なことだ。
そして復讐を果たすために闇の一党に入ったようだ。仇の組織に入り込んで、教義や価値観を共有しなければならなかったのはとても苦痛だったと記されていた。その後、心を通わせた闇の一党の女性と結ばれようとしたが彼の母親を否定したので殺したらしい。
耐え忍んだ後にサイレンサーとなり指令書のすり替えを行い闇の一党を壊滅させるために暗躍していることが記されていた。最後は生き残りと合わせて夜母も殺して復讐を終えると書かれていた。
この復讐に正当あるが今や僕も闇の一党だ。皆を守るために、そしてルシエンさんの身の潔白を明らかにするためにアップルウォッチに急ぐのだった。