アダムス・フィリダを暗殺せよ!
レーヤウィンに訪れた。住民たちに話を聞いてみるとフィリダは日中は町の隅にある池で遊泳を楽しんでいるとのことだ。
早速池に行くとのんびり遊泳を楽しんでいるアダムス・フィリダを発見した。幸いボディーガードは離れたと所にいる。暗殺するならば今だろう。
弓での暗殺は剣より使用率は低いが当てられない距離ではない。いける!そう思いシシスのバラを放った。
よし。うまくフィリダに命中した。確実に一撃で始末出来ぞ。ボディーガードにも見つかっていないので指を切り落として帝国軍の刑務所の兵舎に向かうべきだ。ここまで来たのだから最後の詰めを怠らないように注意するべきだろう。
真夜中を見計らい僕は帝国軍の刑務所の兵舎に侵入した。幸いに兵舎の軍人たちは寝静まっていたので簡単にフィリダの後継者の机の中に指を入れることができた。
これで完璧だ、帰還しよう。なんだかんだ言って僕は正義の味方よりも悪役が似合っているのかもしれないなぁ。
昇進 暗殺者!
聖堂に戻って報告を済ませるとオチーヴァさんは今まで以上に褒めてくれた。一党を苦しめ、兄弟達を殺めて来たアダムス・フィリダを暗殺できたのだ。それもシシスのバラを用いてだ。この貢献に通常の500ゴールドとボーナスで500ゴールドの合計1,000ゴールドを報酬としてくれた。
そしてなんと昇進もしてくれて暗殺者となった。ゴールドも嬉しいがこれでさらに貢献できたのは尚良かった。
オチーヴァ「ところで、フィリダはきちんとブタのように死んだのかしら?どうだったの?」
ドロフォノス「もちろんですよ。あ、でも遠くからシシスのバラで仕留めたのでブヒィーと言って死んだかは分かりませんが。」
オチーヴァ「アハハ!最高よ。貴方ってここにきてよくしゃべるようになったわね。笑うようになったし、闇の一党が天職だったのかしら?」
そうかもしれない。英雄として活動しているのも悪くなかったけど、ここまでの充実感はなかった。僕自身闇の一党が悪の組織であり極悪人の集まりであることは分かっているが充足感があるのは事実だ。
多分僕はここに居場所を見出しているんだろう。出来ることなら皆とこれからも長く暮らしたいなぁ。