オブリビオン(Oblivion) 闇の一党 番外編 ディープスコーン空洞 小説 | TES&fallout forever

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 帝国軍の刑務所侵入からしばらくして、家で寛いでいた時に手紙が届いた。それは血に濡れていて差出人は僕の遠い親戚からと書かれていた。不審に思いながら読んでみるとそこには闇の一党とは違う分派「真紅の傷」の構成員であるグレイウィンという人物が僕をひそかに観察しており、余命いくばくもない状態となり遺産を全て譲ると書かれていた。

 遺産とはディープスコーン空洞というものが僕の所有物になるそうだ。裏側には場所と示した地図が掛かれており、その場所の鍵が同封されていた。うまい話の気がしないでもないが行ってみるのも悪くないかな。

 

ディープスコーン空洞を再建せよ!

 場所はレーヤウィンの南東にあるとのことだ。地図の通りの場所に行くと入り口が水没していた。潜ってから鍵を解除して入ると、日記が落ちていることに気づいた。

 その日記にはグレイウィンがシシスの導きで真紅の傷が活動していたことが綴られていた。彼らは吸血鬼のみで構成されておりシシスの芯の手先となるように行動していた。

 しかし、裏切り者のサイレリアンが指(恐らくブラック・ハンドのことか?)に計画を洩らしたことで逃げざるを得なくなり逃亡先がここディープスコーン空洞だったようだ。

 そして、組織を再建するためにここを本拠地にしようと邁進していたようだ。ところが再びシシスから語り掛けた時に自身の不興の理由を知ったという。吸血鬼となり血を味わう様になってしまったことが原因だったと書かれていた。吸血鬼から戻るために「浄血のソルト」を用いたという。その後は書かれていない。

 ここは荒廃してしまったが生き残りが帝都のワネット亭のローリー・アードウルフなる人物から資材を購入できるだろう。早速行かなければ。

 ワネット亭に赴きいざ探そうと思ったら階段付近で声をかけられた。彼がローリーだろうか?

 彼がローリー・アードウルフで間違いないようだ。吸血鬼から人間に戻ったのだろうか?そう思いながら資材を全て購入してディープスコーン空洞に戻った。

 しばらく経って訪れると空洞は整備されていた。これで活動がしやすくなるだろう。そして吸血鬼の仲間が加わった。名前は明かしてくれなかったが「闇のしもべ」と呼んでほしいと言われたのでそうすることにした。

 最深部にある聖堂に行くと祭壇があった。荘厳な雰囲気がした。これはシシスだろうか?それとも夜母?どっちにしろ大切にしなければ。

 そして祭壇の上に異様な箱があった。開けてみると「真紅の傷」の秘宝が入っていた。これは暗殺に使えるだろう。

 グレイウィンが僕の遠い親戚なのかは全然分からなかったがここは一党として活動するのに向いているだろう。派閥の違いで争いあったらしいが僕はこれを有効活用しようと思った。