次の任務は事故を装って殺すという変わった依頼だ。バエンリンと言うウッドエルフがターゲットで、彼が夜8時から10時の間に暖炉の椅子で寛いでいる間に2階に飾ってある剥製を留め具を外して事故死させることだ。直接殺したり、見つかって証人になるノルドのグロムも殺したりしてもボーナスは得られない。
任務の対策!
アンリエッタさんは玄関先から入るようなことはせずに目立たない経路からの侵入を提案した。その方が楽そうだ。
ドロフォノス「確かに。その方法が良さそうですね」
アンリエッタ「でしょう?私たちは戦士ギルドや魔術師ギルドじゃないもの。表には出ずにこっそりやるのよ」
オチーヴァさんは珍しく強硬手段を提案した。ボーナスよりも契約の遂行に重きを置いているのだろう。確かに達成しなければ、一党の沽券にかかわる。肝に銘じなければ。
ドロフォノス「任務は必ずやり遂げます。」
オチーヴァ「その通りよ。報酬も大事だけど契約の達成こそシシスが喜ぶのよ。貴方の任務の達成を祈ってます。」
ゴグロンさんは下男が名前からノルドであることをすぐに見抜き、任務が失敗する可能性があればノルドと戦うことも視野に入れるべきだと言った。自分と同じパワータイプの対抗策をアドバイスとして提示してくれたのはありがたい。
ドロフォノス「ノルドと戦うようにならないように注意します。」
ゴグロン「おうよ。ボーナスに気を取られて任務を疎かにすんなよ。危なくなったら皆殺しが楽だぜ!」
テイナアヴァさんはターゲットの一点に絞り、ノルドと戦うことは避けるように言われた。軽装ならなおのことだろう。心せねば。
ドロフォノス「目を付けられないようにターゲットのみを暗殺することに全力を注ぎます。」
テイナアヴァ「そうだ。目標の一点集中していれば迷うことはないはずだ。余計なことはしない方がいい。」
テリィンドリルさんは複雑な任務ほどボーナスがついて報酬が良くなるそうなので積極的に任務に取り組むべきだと言った。
ドロフォノス「特殊な暗殺ほど報酬は良くなる...。勉強になります。」
テリィンドリル「そういうこと!だから難しくても逃げずに取り組んで成功させたらそれに見合うものをもらえるわ。頑張ってね。」
初任務の次は初の特殊任務。不安があるが成功させるイメージが既に出来ていそうな安心感がある。やはり僕は闇の一党と相性がいいようだ。この任務も成功させて一党に貢献しよう。