早速帝都の波止場に赴いてマリー・エレーナ号に潜入するために荷物を入れるための木箱が空になっているものがあることに気づいた。ヴィセンテさんのアドバイス通りだった。箱に入り海賊たちが積み入れることで難なく侵入に成功した。それでは暗殺開始だ。
ガストン・タッソーを暗殺せよ!
モロウウィンドで培った暗殺技術はここで発揮されるのは嬉しい。最初は何でこんなことをやらないといけないのかと不満もあったが今ではそんなに苦にならない。
船長だけだと後で復讐されるかもだから他の海賊も始末してしまうことにしよう。その方が後が楽だし、「例の任務」も同時にやれば短い期間で終わるかもだし。
就寝中の海賊達を始末して上層に上がって船長室に着いた。こちらで寝ているのがガストン・タッソーだろう。なるべく苦しまないように一撃で暗殺した。
しかし、外に待機していた部下が不審に思い船長室に現れた。マズイな、こうなったらここも隠密で始末してから脱出するしかないな。
脱出した後は、外で警備していた海賊たちが攻撃して来たがパトロールしていた衛兵が加勢してきて同時に攻めて海賊たちは全滅した。こういう時に英雄の肩書は便利だよね。衛兵は全く疑っていなかったし。
アタナシア「ありがとうございます。突然攻撃してきて面喰いましたが加勢に感謝します。」
帝都の衛兵「そんな!クヴァッチの英雄の助けになれるなんて光栄の極みです。突然襲ってきたということは、恐らくスクゥーマでもやって錯乱したんでしょう。このろくでなしどもの後始末はこちらでしますのでご安心ください。」
後始末までしてくれるのはありがたい。彼は僕が突然襲われたという筋書きを信じ切っている。あとは彼に任せて退散しよう。
報酬 ブラック・バンド!
うまく暗殺できたことをヴィセンテさんは喜んでくれた。そして報酬としてブラック・バンドを授けてくれた。軽装と開錠と魔法耐性をアップしてくれるアイテムだ。今後の助けになるだろう。
ドロフォノス「初任務は難なく達成できました。」
ヴィセンテ「よくやったぞ。ルシエンの見立ては間違いなかったようだ。これからも一党のために尽くしてほしい。」
ヴィセンテさんの期待に応えるためにも隠密技術をさらに向上させて貢献しようと僕は思った。