ブルーマの魔術ギルドの壊滅の報告をして身支度をするために荷物を取りに時間短縮でいつもの街道から離れた道を歩いていたら祭壇を見つけた。
祭壇の像を確認してみるとここはメファーラ様の祭壇らしい。
生き延びるための手段としての「暗殺」を教えた、ということでダンマーの守護神に数えられるデイドラでモロウィンドのモラグ・トングが崇拝しているデイドラ・ロードだ。しかもヴィべクノシ守護者でもあるらしい。モラグ・トングに参加しなかったし、信者の方々とは交流がなかったけど、挨拶すべきだろう。
メファーラの祭壇へ
早速謁見を賜るために信者のリーダーであるドレデナに話しかけてみた。
アタナシア「謁見しても大丈夫でしょうか?」
ドレデナ「大丈夫もなにも、あなたはモロウィンドの英雄ネレヴァリン様です!彼の地での活躍はメファーラ様から聞き及んでいます。何よりあなたに会える名誉はそうありません。捧げものはベラドンナで真夜中から夜明けまでの間に捧げて下さればメファーラ様は降臨されます。」
なるほど、ご存じだったとは光栄だなぁ。これは何か用件があれば受けねばなるまい。ベラドンナは手元になかったので帝都で購入して改めて真夜中に謁見することにした。
時間通りにベラドンナを捧げるとメファーラ様は話しかけてこられた。
アタナシア「お初のお目にかかります。アタナシアと申します。」
メファーラ「よくぞ参られたネレヴァリン卿よ。モロウィンドではモラグ・トングに入らなかったのは残念でならないが、冒険者の過程で何度か暗殺に手を染めておるな?それは実に手際の良い暗殺技術であった!その技術を生かして頼みごとを引き受けてもらいたいのだ。」
確かに、モロウィンドでは戦士ギルドでモラグ・トングの息のかかったギルドマスターからいくらか暗殺依頼を受けて、モーンホールドでもヘルセス王の命令で令状ありで暗殺に手を染めていたっけ。
モロウィンドの風習的に暗殺は身近なものなんだろう。僕自身も暮らしが長かったのでそこまで抵抗はない。なので暗殺関係の任務でも特に問題なし!
メファーラ「ではその技術をでやってもらいことがある。ブリーカーズ・ウェイに行って、ノルドとダンマーの種族が共存しておる。その2人の指導者を殺し、互いに証拠を残し、残った一族同士で殺し合わせるのだ。捕まらずにやり遂げてみせよ。途中で死んでもいけない、全てが無駄になるからな。ハーッ八ッハッハ!」
アタナシア「分かりました。」
やはりメファーラ様は暗殺を司るだけあって恐しい。しかし、お願いならば仕方ない。やってみせましょう。
絆を引き裂き破滅させろ!
ブリーカーズ・ウェイに赴いて各種族とそのリーダーに話を聞いてみた。
村の人たち全員が互いを尊重している。不和は全くないように見えるけど心の底はどう思っているのかは分からない。そこを状況証拠を残して互いを破滅させよと言うことなのだろうか?まあやってみましょう。
真夜中になってから村全体が静まり返ったころを見計らって、ノルドの指導者ウルフガーを殺して次にダンマーの指導者の二ヴァンを殺した。
次に状況証拠としてウルフガーの家宝の指輪を二ヴァンに忍ばせ、ウルフガーには二ヴァンの儀式用の探検を忍ばせた。
そして後は僕が指導者たちが争いあっているのを見たと伝えたら、あっという間に不和が村全体に広がって互いの殺し合いが始まってしまった。
これにて任務完了により祭壇に帰還しよう。
報酬 エボニー・ブレイド
帰還して不和を起こして殺し合わせたことを伝えるとメファーラ様は満足されていた。
アタナシア「無事に完了しました。」
メファーラ「実に良い手際であったぞ。友人同士でいがみ合い殺しあう様より美しい光景などないであろう?お前が起こした不和を楽しむがよい。報酬としてこの剣を授けよう。」
エボニー・ブレイド。これは本には記載されてなかった代物だけど切った者の生命を吸収するという恐ろしい物らしい。使い方次第ではかなり役立つだろう。
メファーラ「その腕前ならばいずれ接触があるであろう。心してその技術を活かすが良い。」
最後の話は特にピンとこなかったけど、まぁその内に分かるだろうとあまり気にせずに魔術大学に帰還した。