ブルーマの魔術師ギルドの壊滅からしばらくしてから、トラーベンから連絡があった。
今後の方針で評議会が意見の相違から分裂してしまったそうだ。一つは先制攻撃して死霊術師の壊滅を狙うもの、もう一つは死霊術には死霊術を用いて対抗するというものだ。確かにこれは分裂が起きても仕方がない。今までこんなことが起きたことがなかったからみんな混乱の渦中で判断を誤ってしまったんだろうか?
その過程で大学で秘匿していた死霊術絡みのアイテムが隠されてしまったんだそうな。これらを取り戻すことが僕の任務だ。まずは死霊術師のアミュレットを取り戻す必要がある。
死霊術師のアミュレットを取り戻せ!
このアーティファクトを持ち出した人物は評議会のカランヤである。彼女はオントゥス砦に隠れているとのことなので早急に行動する必要がある。
砦に着いて内部の魔術師の案内でカランヤの所まで赴いた。しかしこの砦は死霊術師の隠れ家だったのだろうか?そこかしこに死霊術師の痕跡が残っていても顔色を全く変えていない。耐性が付いたからどうもしないのか?
彼女に死霊術師のアミュレットをを返却してもらうようにお願いしたら、なんと彼女はこれはマニマルコに必要なものだから渡せないと言い出したのだ!
いつの間に裏切ったのか?洗脳されただけか?それとも何か知らないことを気化されて心変わりしたのだろうか?どっちにしろ対処するしかない。
評議会のメンバーだけあって強かったけど何とか対処して死霊術師のアミュレットを回収できた。しかしここで疑問が出て来る。カランヤが死霊術師に転身したならば彼女の配下の魔術師はどう出るのか?
そしたら案の定死霊術師に鞍替えしていたのだ。いつの間にか着替えていたけどそんな疑問を他所に攻撃してくるので全員対処して脱出した。
次のアーティファクトを回収せよ!
僕がオントゥス砦の件をトラーベンに報告したら、とても落胆していた。彼女は良き助言者の一人だったのでとても残念がっていた。
残りのアーティファクトを回収して事態の収束に努めなければならないだろう。