オブリビオン(Oblivion) 盗賊ギルド編 究極の強奪 小説 | TES&fallout forever

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 遂に運命の日は訪れた。アミューゼイ君がグレイ・フォックスからの任務を携えて現れた。彼はエルフ・ガーデン地区に滞在しているとのことだ。最後の大仕事、心して臨もう。

 

世紀の強奪任務!

 彼は最後の大仕事として、帝国の宮殿から古代の巻物(エルダースクロール)を強奪するようにと言った。成功すれば歴史に名が残り末代まで語り継がれることになるだろう。

 どれだけ利益が出るのかと冗談めかして言ったら、これは金のためではなく名誉のためだと釘を刺さされた。そしてグレイ・フォックス自身が個人的に必要だと言った。これも名誉に関わるうか?

 最終目的地である古代の巻物(エルダースクロール)の図書館では盲目の僧たちが管理しているが、そこにはセリア・キャモランが受け取りに現れる予定になっているので喋らずに受け取れば成り済ませて受け取れるとのこと。

 キャモランってマンカー・キャモランの一族だろうか?深淵の暁の生き残りか?しかし、今はそのことは重要ではない。

 殺しは今回も解除されたが、賞金がかかるのは避けられないとのこと。それは避けつつ行動するしかないだろう。 

 そして、今まで手に入れたスプリングヒール・ジャックの靴と解放の矢が今回使用することになるという。どちらも貴重なので無駄にしないように心して掛かろう。

 任務の内容はかなり複雑なので小冊子を渡された。随時確認して任務を成功に導こう。

 

旧道を見つけよ!

 第一段階として帝国の宮殿に侵入して、時の砂時計を開店して、旧道への道を確保しなければならない。帝国兵が警備しているが慎重に進んで、目標を発見して回転した。次は下水道へ向かわねば。

 道なりに進んで、下水道の入り口を見つけた。そこを通り抜けて旧道に入る。

 モンスターが跋扈している中を始末して通りつつ、普通のジャンプでは通れない道を発見した。スプリングヒール・ジャックの靴が役立つだろう。僕は早速それを使って上まで上がり、スイッチを押して道を開いた。

 さらに奥に進んだら、宮殿内部に続く扉を発見した。これを開けるために解放の矢を使うことになるだろう。モンスターを退治しつつ、障害物を避けるためにスイッチを押して目標に到達する場所を確保。

 目標地点を狩りの弓矢で射ったら、鈍い音が響いた。ここが目標なのだろう。集中して射ったら扉が開いた。

 しかし、同時にアイレイド・ガーディアンガーディが襲ってきた。返り討ちにしたら、武器や亡骸が風化した。哀愁を感じつつ、帝国の宮殿内部へ。

 

古代の巻物(エルダースクロール)を盗め!

 そこを抜けたら、帝国軍人の宿舎だった。抜き足差し足で進みつつ、軍人と僧たちの警備を掻い潜り、古代の巻物(エルダースクロール)図書館へ。

 中に入って、彼らがセリア・キャモランと僕のことを思い込んでいる内に強奪しなければならない。息を潜めつつ待っていたら、僧の一人が持ってきてくれた。

 好奇心から中を一度開いてみたけど、失明はしなかった。アズラ様の加護か、コープラス病の効用なのか分からないがそう何度も見ない方がいいだろう。

 上階へと進み、帝国軍の魔闘士の部屋に到着した。その奥にあった崩れかけの格子を開いてそのまま落ちることにした。

 何もしなければ、落ちてぺしゃんこになって死んでしまうがスプリングヒール・ジャックの靴を履いていたので事なきを得た。靴自体は壊れてしまったが300年間持ちこたえてくれたのだから感謝しなければならないだろう。

 

アンヴィル城へ!

 古代の巻物(エルダースクロール)を携えて、グレイ・フォックスの下へ急いだ。

 入手したものを渡したら狂喜乱舞しそうな勢いだった。長い年月をかけて狙っていたとのことだ。確かにそれだけ掛けた物が目の前にあったらそうもなるだろうと思った。

 報酬自体はすぐには用意できないという。僕はそれでも構わないけど、ある指輪を渡された。これをアンヴィルの伯爵夫人に「見知らぬものに届けてくれと頼まれた」と言うように言われた。何のことだろうかと思いながらアンヴィルに急行した。

 着いたので謁見を賜ろうとしたら、「よそ者」がそこにいた。いつものような仏頂面ではなくどこか優しそうだ。何でかなと思いつつ指輪を渡したら、動揺していた。

 それは行方不明の夫コルヴスの物だという。どうしてグレイ・フォックスはそれを持っていた?盗んだものを返すためか?なぜ返すのだろう?

 

昇進? グレイ・フォックス!

 謎が謎を呼ぶ中で「よそ者」が近づいてきた。そして一瞬でグレイ・フォックスが現れたのだ!僕とアンヴィルの伯爵夫人は驚いた。彼は古代の巻物(エルダースクロール)を使い、グレイ・カウルを盗んだ人物の名前を宣言し伯爵であるコルヴスに戻るのだった。

 何故こうなったのかと言うと、先代のギルドマスターからカウルを継承した時にグレイ・フォックスになり、コルヴスの存在が抹消されてしまったため。カウルを脱いだら「よそ者」にしかなれなくなってしまっていたのだ。

 しかし、伯爵夫人はそれを許せなかった。それは当然だろう。世紀の盗賊であるグレイ・フォックスを伯爵にすることは出来ないのだから。それでもコルヴスには考えがあった。

 その考えとは、巻物の力で歴史が変わったので、カウルを僕に譲渡して、グレイ・フォックスの座を譲ることだと言うのだ!

 ええええ!そっそれは押し付けと言うんじゃないのかな~と思いつつ、状況的に何だかハッピーエンドになりつつある。こんな世界で存在しないものになるのはさぞ辛かっただろうからその気持ちを汲んでおくことにしますかね...

 歴史が変わった影響で、最初にコンテストを受けた場所がギルドホールになっているとのことだ。

 そして先代のギルドマスターのダレロスの魂も救われたことだろう。これでグレイ・フォックスの呪いの押し付けは僕でお終いにするのだ。

 ギルドホールに入り、カウルを被ると皆が僕をグレイ・フォックスと呼んだ。成程、被っている間だけはそれになるのか。使い方をしっかり考えて行えば、呪いも強みになるだろう。最初は押し付けだと思ったけど、これで終わりにすると思えば安いものだ。コルヴスに今後の幸あれ!

 しかし、黒馬新聞には今回の事件は掲載されていた。歴史が変わったのはグレイ・フォックスなってしまったこと以外はそのままかもしれない。

 何にせよこれも何かの縁。大切にしなければ。