遂にグレイ・フォックスにお目通りが叶う日がやってきた。単独の窃盗がかなりの額に達した時、帝都赴いた時にメスレデルさんがメッセンジャーとして現れたのだった。彼はブルーマに滞在しているので会いに行くようにと伝えられた。
サヴィラの石を手に入れろ!
早速ブルーマに行ってヘルウィウスの家に滞在しているグレイ・フォックスに邂逅した。
なるほど、あれがグレイ・カウルか...。それを被っているから名前がグレイ・フォックスというわけだね。
そんなことを考えている中で仕事の話になった。
聖モス教団の施設内部にあるサヴィラの石を奪取せよとのことだ。
しかし、番人に関しては殺しの是非は問わないという。余程の任務だから掟に縛ることを解除したのだろうか?そして、この時僕は感じた。初めて会ったはずなのにそんな気がしない...
クレプティス「どこかでお会いしましたか?」
グレイ・フォックス「...気のせいだろう。」
聖モス教団の施設内部に入るために挨拶(賄賂)を済ませて早速内部へ。
盲目の僧相手でも用心を怠ってはならないだろう。
サヴィラの石を奪取!
カタコンベは盲目の僧たちの生活の場として機能していた。警備する者や軽作業をする者、祈りを捧げる者、その他にモンスターなどもいる。いつも以上の警戒が必要だろうと感じた。
深部まで進んだら、祭壇らしきものを見つけた。そこには光る石が鎮座していた。あれがサヴィラの石だろうか?
それを取った瞬間、番人の僧が気づいてしまったが充分に距離を離したら警戒を解除した。どうやら追ってこないようで良かった。これをグレイ・フォックスに届けなければ。
グレイ・フォックスの思惑?
届けたら、情報網を通じて彼は成功を確信していたらしい。なんだ、サプライズでお知らせして喜ばせようと思っていたのに...
そんな考えを他所にグレイ・フォックスは気になるフレーズを口にした。「宮殿の警護の先」、「皇帝が知っていなくて良かった」等だ。帝都で大掛かりな盗みを働くのだろうか?
情報を手に入れたらまた連絡すると言われた。どうなるかは分からないが恐らく及びもつかない出来事が近々起きるだろうと僕はこの時思った。