オブリビオン(Oblivion) 盗賊ギルド編 失われた歴史 小説 | TES&fallout forever

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 単独の窃盗が全く苦にならないぐらいに慣れてきた頃、スクリーヴァさんから新たに特別な依頼が舞い込んできた。

 僕と同じくキャットバーグラーのセラニスという人が携わっていたある本を探している最中にスキングラードで音信不通になったという。その人を見つけ出し「タムリエルの失われた歴史」という本を手に入れなければならないとのことだ。

 

スキングラード城に潜入せよ!

 僕は早速スキングラードに赴いて乞食から情報を手に入れた。曰く任務達成ではめを外して酒を煽っていたらうっかりしゃべってしまい、衛兵に逮捕されたようだ。城に赴き本の場所を聞き出さねば。

 しかし思いの他うまくいかなかった。スキングラードの看守は堅物でモロウィンド流挨拶(賄賂)が通用しなかったので、囚人の配食係にならねばならなかった。執事に取り入って配食係になった僕は、牢屋へ赴いた。

 看守を通り過ぎてセラニスを探していたら、囚人のラスジャーに話しかけられた。脱獄の手助けを条件に除法を入手した。

 どうやら「青ざめた女」という人物が囚人を連れていき戻ってくるものとそうでないものが出ているらしい。しかも3度目以降は確実に行方不明になるとのことだった。

 セラニスはアルゴニアンの囚人と一緒にいたらしいが2人とも連れていかれたという。早く見つけなければ!

 

また君か...

 僕は胸騒ぎを覚えつつ、捜索を開始した。隠し通路は一目で分かる血痕が至る所に散らばっていた。それを目印に深部へと赴くとワインセラーの隠し通路を見つけた。そこには例の「青ざめた女」がいるのだった。

 隠密で近づきつつ観察してみると驚いたことに死体が転がったていた。この人物がセラニスだろうか?そして「青ざめた女」を近くでよく見ると吸血鬼の症状が現れているではないか!この人物は囚人を連れ出して吸血していたのだろう。だから行方不明になった。何度も吸血して体内の血がなくなれば死んでしまうからだ。

 人間は殺してはならないが、吸血鬼はいけないと言われていないので隠密で処理した。

 

 手がかりを無くしてしまい途方に暮れていた僕は、近くの囚人から話しかけられた。アルゴニアンの囚人とはアミューゼイの事だったのだ。

アミューゼイ「よう、クレプティス。また会うなんて奇遇だよな。2度も助けられるなんて奇跡だぜ!やっぱり俺も盗賊ギルドに入ることにするよ。ムショは懲り懲りだからな。」

クレプティス「また君か..なんだかんだ言っても僕たちは縁があるようだ。助けてあげるから情報が欲しいな。」

アミューゼイ「いいぜ。但し、ちゃんと城から脱出出来てからな?」

 

タムリエルの失われた歴史

 僕とアミューゼイ君はスキングラード城から脱出を図った。昼間であるにも拘らず衛兵が少なかったことで無事に脱出できた。

 本の隠し場所を聞いた僕はアミューゼイ君に感謝しつつ、スクリーヴァさんに届けた。内容を確認してみたら、エルダースクロール(古代の巻物)に関する本だった。それは謎に満ちた巻物で見るべき人が見れるがそうでない人が見たら失明するという恐ろしいものだ。なぜこんなものを記述した本を欲しがるのだろうと疑問に思いつつ届lけるのだった。

 スクリーヴァさんはセラニスの死にショックを受けつつも本を受け取り任務完了した。