クレプティスとして、盗賊ギルドに馴染み始め、盗品を納めることがうまくなり始めたころに、アーマンドさんから連絡が入った。
貧民への税の取り立て
アーマンド「お前は盗賊の才能があるな!偽名を使い続けるからレックスの手下かとも疑ったが、ここまでくればそれは野暮だろうな。実力のあるやつを無下にしないのが盗賊ギルドだ。」
クレプティス「それはどうもありがとうございます。」
モロウィンドで隠密行動やらものを盗んで来いやら「グレーなお願い」が多かったからなんて言えないね。
特別な仕事の内容は、最近殺害されたシェインデハルの伯爵夫人ラザーサ・インダリスの胸像を盗むこと。意外と簡単な任務だな。早速盗んで来ようっと。
乞食から情報を得ると、礼拝堂の地下墓地に置いてあるとのこと。しかし、ボディーガードを雇ったり、ゴーストが出たりするようになって物騒だそうな。僕が言った時には、ゴーストが居らずにボディーガードのみだったので楽に盗めた。
これで任務終了。帰って休もうと思っていた。しかし気付くべきだった。この簡単な話に裏があったことに...
レックスの包囲網を破れ!
湾岸地区に戻るとレックスが帝国軍人を引き連れて湾岸地区を封鎖していた。アーマンドさんを拘束するために動いているようだ。かなり強引に捜査を進めているようで住民たちは怯え切っている。
何故だ、どこでバレてしまったのだろうか?
事の流れを観察していたら、メスレデルさんがこちらに駆け寄ってきた。
メスレデル「クレプティス!良かった、無事なようね。」
クレプティス「何が起きてるんですか?アーマンドさんは無事ですか?」
メスレデル「潜伏中よ。例の胸像を盗んだ犯人にアーマンドの名前が挙がったのよ!インダリス伯爵直々に届け出があったらしいわ。」
ここですぐにバレるなんどうしてだろう、内通者でもいるのだろうか。
メスレデルさん曰く、胸像を盗む任務は僕が内通者と関わりがあるかどうか見極めること、ミヴリーナ・アラーノのという女性が内通者であったことを教えてくれた。
やっぱり疑われていたか。まぁクレプティス(泥棒)なんていう偽名を使っている時点でお察しだよなぁと思う。信用がないなら築いていく他ないよね。
そして、メスレデルさんは今度はレックスを使って、内通していた彼女を追い落とすことをアーマンドさんが望んでいると言った。証拠を戸棚に入れれば、既成事実となる。そういう事か。ここまでされたら確実に助かる方法でいかないとね。
これはミヴリーナ・アラーノさんの仕業なんだ
僕は内通者ミヴリーナ・アラーノの家に侵入して、胸像を戸棚に閉まった。これでレックスが家宅捜索すればいいんだけど。
クレプティス「貴方のお友達のミヴリーナ・アラーノさんが盗まれた胸像を持っていますよ?彼女が犯人です。」
メスレデル「何だって!それは本当かい!いや、しかし彼女は私の...その女がそんなことをするようには見えない。信じがたいが調べる必要がある。付いてきてもらうぞ。」
よし、これで準備が整った。レックスの捕物帳の開幕だ。
内通者だったミヴリーナ・アラーノがレックスに今までの関係をチャラにして逮捕していく様をマジかで見ていた。無慈悲なことをしてしまったけども、盗賊ギルドのために悪いけど、貧乏くじを引いてもらうしかない。
昇進 バンディット(山賊)
バンディット(山賊)に昇進した。今度は帝都で指示を受けるのではなく、ブラヴィルのスクリーヴァに支持を仰ぐようにと言われた。
場所が変わるので、任務も難しくなるだろう。気を引き締めて臨まねば。