オブリビオン(Oblivion) デイドラクエスト ハーシーン編 小説 | TES&fallout forever

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 ブラヴィル滞在時に再び探索していた時のことだ。

 どこか見覚えのある姿の石像のある祭壇へと着いた。

 ああ、やっぱりだ。モロウウィンドでは人狼病を流行らせてbloodmoonの儀式を行おうとし、化身とだが直接戦ったデイドラ・ロードのハーシーンの祭壇だったのだ。

 

ハーシーンの祭壇へ

 前回のような大掛かりな事件を起こさないといいけどと思いながら信者のリーダーであるヴァジラに

話しかけることにした。

アタナシア「ハーシーン様に謁見はできますでしょうか?」

ヴァジラ「いいけど、狩人なら技量を示さないとね。熊か狼の皮を供えなさい。さすればハーシーン様はお主をふさわしいものとみなして謁見してくださるだろう。」

 なるほど、ハーシーンらしいな。その位ならばもう持っているから即謁見可能かな。

 それでは会いますかね、またウェアウルフをけしかけらえれないといいけども。

ハーシーン「獲物によって呼び出されて来てみれば...お前はネレヴァリンではないか。モロウウィンドでは私の儀式を妨害したその腕前は尊敬に値するが、ここシロディールの祭壇でも我に挑むのかな?」

アタナシア「いや、別に挑戦はしませんよ?ここでモロウウィンドみたいにウェアウルフ流行らせやしないか心配だっただけですから。」

 僕は前回の戦いでのことを皮肉交じりに話した。

 そう言うとハーシーンは豪快に笑って流した。狩人が獲物を常に追い続けるのは普通のことなのでそこまで気構えることはないと言う。そして彼はある提案をしてきた。

ハーシーン「前回の狩りでは私とお前の勝負だったが、今回は私の狩人として行動してもらう。

今回の獲物は太古から存在し、決して飼いならされなかったユニコーンだ。かなり気性が激しいからな。注意して狩りに臨めよ?」

 ユニコーンか。実際に見たことはないけど、狩りに選ばれるぐらいだから相当荒ぶっているんだろうな。ここは忠告通り注意して行動しよう。

 

討伐対象 ユニコーン

 目的地に着くと確かに言われたように立派な角と純白の姿をした馬がいた。あれがユニコーンか。

なかなか美しいなと思っていたら、脱兎のごとく突進してきた。これは本当に気性が荒いらしいな。よく見たら周りにミノタウロスがいるし、乱戦になるかもしれない。

 ミノタウロスを倒しつつ、ユニコーンを討伐した。突進がかなり痛かったけども完了して良かった。角を持ち帰ってハーシーン二報告しよう。

 

報酬 救世主の皮鎧

 ユニコーンの角を持ち帰ったら狩りの成就を祝福してくれた。「狩猟」を奨励しているだけあり、フェアプレイの精神で動くのは素直に尊敬できるなと思った。スコール村の人々には悪いけども。

ハーシーン「流石は私の化身を倒した好敵手!素晴らしい!お前と彼の地で戦い、そしてここシロディールで私の狩りに参加して見事成就させた。その努力に報いて褒美としてこれを授ける。獲物を狩るたびに我が名を囁くのだ!

 その名も救世主の皮鎧。彼の支配領域である「ハンティンググラウンド」でそこから逃げ出せた最初で最後の人間に授けた褒美だそうな。これは名誉なことだろう。彼の地での戦いでは生きるか死ぬかの二者択一だけだったが今回の狩りは楽しくもあり、悪いものではなかったのだ。それは事実だ。

 たまに訪れるのもいいかもしれないと思いつつ僕は帰路に就いた。