僕の名前はアタナシア
次はブルーマに滞在時の出来事だけど、ゴブリン退治をしている中である祭壇を見つけた。
ナミラの祭壇へ
その祭壇は何となくジメジメした風な空気が漂う信者たちの集まりだった。気になったので、信者のリーダーであるホルフロディに聞いてみることにした。
アタナシア「ここは何の祭壇何ですか?」
ホルフロディ「ここは我らの悲惨を崇拝する聖地。ナミラ様の祭壇である。なぜ貴殿がここに参られた?」
ナミラ、か。確かこの前買った「乞食王子」に出てくるデイドラ・ロードの名前だったかな。不幸な者、疎まれし者を救う慈悲深い女神であるが、疫病を用いたり死者冒涜を推奨したり手段がかなり危ないとか。大丈夫かなこれ?
一応会えるかと伝えてみたら、「お前みたいな綺麗な奴が謁見を賜れるものか!もっと嫌われてから来い!」と言われてしまった。
そこまでしないと駄目なの?
仕方ない、こうなったら醜態晒すことになるけど、安酒が手元にあるから飲んでみるかな。全く飲めないんだけどね...
酔った。盛大に酔った。謁見のためにここまでしないといけないのかと泣けてくる...
飲めないのに安酒2本を開けるまで飲んで吐くことまでしちゃったからもうこれで勘弁してほしいなぁ...
アタナシア「う、う、おえ、うげ、もおこれでいいでふぉうか(もうこれでいいでしょうか)?」
ホルフロディ「良し良し、いいだろう。今のお前にはちょっとと近寄りがたいからな。他の者たちもお前が不潔で不快な奴だと思うのは間違いない。謁見を賜りなさい。」
アーケイの信者を我が信者達に始末させるのです
ナミラ「おやおや、誰かと思えばアズラの所のネレヴァリン卿か...輝かしい英雄がわざわざ物好きなことだな。せっかく来てくれたのだから、少し手伝いをしてほしい。褒美はきちんとやろう。」
アタナシア「ふぁい。(はい)ぬわんでひょうか(何でしょうか)?」
お願いとは、アンガと言う場所の暗闇に住んでいるナミラの信者である忘れられし者たちがアーケイの信者たちの介入でアンガに光をもたらされてしまったらしい。そこでナミラは「ナミラの覆い」という魔法を僕に授けて、彼らを「救ってほしい」と言われた。僕が始末するのではなく、忘れられし者たちが直接やらなければいけないらしい。
暗闇に変わってお仕置き(抹殺)よ!
アンガの内部に潜入すると、アーケイの信者たちが松明を掲げて巡回しており、忘れられし者たちはその光に怯えて身を屈めていた。これを魔法を彼らに掛ければいいわけか。
君たちに恨みはないけども、許せ!
そして僕は、「ナミラの覆い」という魔法をアーケイの信者たちに掛けた。すると、松明が消えてしまった。この魔法は光を消してしまう魔法なのだろうか。
その後すぐに忘れられし者たちは水を得た魚みたいに機敏に動き、アーケイの信者を撲殺してしまった。変わり身早いなぁ。ここもジメジメして気持ち悪いし、早く終わらせよう。
アーケイの信者「ああ!アーケイよ!我らをお守りください!」
忘れられし者たち「うははははは!今までの恨み、思い知れー!」
4,5人いたアーケイの信者たちは暗闇を取り戻した忘れられし者たちによって皆殺しにされてしまった。これがナミラの言う「救い」なのだろうか?終わったのでとりあえず帰還しよう。
報酬 ナミラの指輪
戻ってみるとナミラはとても愉快そうだった。敵対するアーケイの信者を殺せたことがとても嬉しいらしい。
ナミラ「よくやってくれたぞネレヴァリン卿よ。これで忘れられし者たちもこれから好きなだけ自分の苦 悩にふけることができるだろう。報酬を渡そう、私の指輪だ。」
アタナシア「どうも、ありがとうございます...」
ナミラの指輪、これは人喰いに際してより高い効能と加護をもたらすという食人主義の人のためにあるような指輪だ。僕は人食いはしない主義だから、持っていても宝の持ち腐れになるんだけどせっかくもらったから持っておこう。
信者の方々と挨拶を交わした僕は帰路についた。今度はどこに行こうかな。