●久しぶりに2時創作の小説を書こうと思いました。
至らない点が多く読むに堪えないものになるやもしれませんが温かい目で読んでいただきたく思います。以前の記事では祠と書きましたが、今回から祭壇に変更します。
未プレイの方々はネタバレ注意ですのでどうかご了承ください
僕の名前はアタナシア
シロディールを揺るがす「オブリビオン・クライシス」の終結後、僕はレーヤウィンに立ち寄りオークのマゾカと出会い、彼女の復讐を手伝った。
この時にマゾカの友人の敵討ちの際に、ノクターナルの祭壇があることを知った僕は、礼拝に訪れることを考えた。ノクターナルは夜と闇を司る女神とされる。そして伝承通りならアズラ様の姉にあたる存在。お世話になったのだから挨拶にはいくべきだろう。
ノクターナルの祭壇へ
そして僕は祭壇へと赴いた。この時の信者の方々は敬虔なのかすぐに通してくれた。
アタナシア「すみません、ノクターナル様の祭壇へ礼拝をしても大丈夫でしょうか?」
ガモルン「うむ...そなたは招かれたのかもしれない。進みなさい。」
さて、きちんと挨拶できるだろうか。アズラ様みたく怒ると怖い感じじゃなければいいんだけど。
ノクターナルの目
アタナシア「お初にお目にかかります。私はアタナシアと申します。アズラ様には大変お世話になりました。この度はノクターナル様へ礼拝に伺おうと思い、参上した次第です。」
ノクターナル「よくぞ参られた。アズラお抱えのチャンピオンよ。礼拝に赴いてもらって悪いが実は頼みがある。」
頼み?それはいったい何だろうか?
ノクターナル「私の目を奪われてしまった。祭壇から盗まれ、深き水の中に隠されてしまった。それを取り返してもらいたいのだ。」
アタナシア「目、ですか?」
目を盗まれるとはどういうことだろうか?祭壇から盗まれた?定命の者では死ぬようなことでもデイドラ・ロードでは大したことはないらしい...
その盗賊たちはレーヤウィンに住んでいるアルゴニアンの2人組のようだ。ノクターナルの目はその盗賊たちのことはしっかり見ていたとか。ますます超常の存在だと感じさせる。
アタナシア「分かりました。ノクターナル様。この私が取り返してきましょう。」
ノクターナル「吉報を期待している。あの盗賊どもを懲らしめてこい。」
レーヤウィンにいるのか。まだ滞在する予定だから助かった。早速取り返しに行こう。
誰が盗ったのか?
レーヤウィンの街に戻ってさっそく聞き込み調査を開始した。衛兵の人たちは知らなかったけど町の人たちはその噂を知っていた。
ウィーバム=ナとベジーンの二人組のアルゴニアンが最近貴重な宝石を発見し、どうすれば大金持ちになれるかについて話しているのを聞いたという。
ベジーンは知らないが、ウィーバム=ナは知っている。マゾカが復讐する相手の居場所を尋問するときに会ったアルゴニアンだ。早速家に行こう。
知らないし存じないので分かりません?
アタナシア「最近今日な宝石を見つけたらしいですが、見ることってできます?」
ウィーバム=ナ「なんだそりゃぁ?宝石?そんなもんあったらここよりいい家に住んでるよ!この前のオークのマゾカの件といい、質問が多いんだよ!」
ベジーン「な、なんでそんなことを聞くんだい?そんなの知らないよ。帰っておくれ...」
う~ん...怪しいなぁ。なんか知っているような気がする。これはいつものように隠密行動で調べるしかないかな。
隠密の魔法で隠れて近づくと早速ボロを出してきた。これは手間が省けた。
どうやらトロールの住み着いている潮水洞窟に隠したらしい。早速向かうとしよう。
目の奪取
洞窟に着いた僕は、そこに住み着いているトロールを討伐しつつ、ノクターナルの目を探す。水の底にあるらしいのでより深部へと向かう。
そしてやっと見つけた。目と言うよりはシジル・ストーンみたいに巨大なんだけども...
まぁデイドラ・ロードは身長や見た目は変幻自在らしいから問題ないんだろう。
報酬 不壊のピック
アタナシア「ノクターナル様、目を奪い返してきました。」
ノクターナル「よくやってくれた。これで汝らの世界の闇を覗くことができる。そしてあの2人のコソ泥どもの悔しがる様を嘲笑うとしよう。それでは報酬を授ける。この鍵を使うといい。そなたを助けてくれるだろう。」
そして、ノクターナルは鍵を授けてくれた。何の鍵だろう?洞窟や遺跡の鍵だろうか?
信者の方に聞いてみるとこれは不壊のピックと言い、簡単に言えば、合鍵や万能鍵といったものらしい。そしてこの鍵は、ニルンとノクターナルの領域を繋ぐ水路の鍵でもあり、然るべき錠に収まっている限り影に生きる者たちに幸運という形の加護が流れ込むという。
故に大切にするべきだと言われた。成程ね、こんな素晴らしいものを授かって無下にすることはできないよね。ロックピックがなくて困ったときに使うとしよう。
ノクターナルの依頼も終了したからレーヤウィンに戻ろうかな。