オブリビオン(Oblivion) デイドラクエスト サングイン編 小説 | TES&fallout forever

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TESのOblivionやSkyrim、falloutのことを書きます

●この度拙い文章ながら2時創作に手を出してみようと思い書き綴ってみようと思いました。

至らない点が多く読むに堪えないものになるやもしれませんが温かい目で読んでいただきたく思います。

未プレイの方々はネタバレ注意ですのでどうかご了承ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕の名前はアタナシア

 モロウウィンドでネレヴァリンとしての活動を終えてシロディールに移住してきたら、帝都の下水道付近で倒れているジョニスという亡骸から

王者のアミュレットという遺品を発見したことからシロディールを揺るがす「オブリビオン・クライシス」に関わることとなる

 クヴァッチへの侵攻を皮切りに深淵の暁を擁するメイルーンズ・デイゴンは帝都の各州にオブリビオンゲートを開いた

僕やブレイズ、マーティンさんで片っ端から閉じていく防戦を強いられていた。

 そんな中、マンカー・カモランの根城を見つけるためにマーティンさんはデイドラのアーティファクトが一つ必要だと伝えられた。これはなかなかハードな任務になると思った。

 なぜならば、デイドラロードは気まぐれで何をするか分からない所があるからかなり慎重にならざるを得ない。僕自身はモロウウィンドの風習に長く触れてデイドラへの忌避感は全くないけど、注意は必要だろうとは思っている。アズラ様には大分助けてもらってお願いするのは気が引けるから他のデイドラロードにお願いすべきだろう。

 

 サングインの祠へ

 スキングラットのオブリビオンゲートを閉じて祠探しをして北上しているといると何やら陽気な声が聞こえてきた。  

アタナシア「何をしているんですか?人気がないとはいえこんな夜中に大騒ぎして...」

エンゴーム「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!何をそんなに着飾っているんだ?どんな時も陽気に享楽にふける!それが我々の大事なこと!為すべきことだよ!ここをサングイン様の祠と知って参加しに来たんじゃないのかい?」

 何だって?サングイン?マーティンさんによれば馬鹿騒ぎ・道楽・色欲・酒池肉林・放蕩などの快楽を司るデイドラだとか...

たまたまとはいえ、なんとアナーキーなデイドラロードと信者に遭遇してしまった。変に絡まれると厄介だから従順にしておこうっと... 

 

乱痴気騒ぎの片棒担ぎ

アタナシア「どうすればサングイン様にお近づきになれますか?」

エンゴーム「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!やっぱり参加したいんじゃないか!真面目なふりして下半身は不真面目と見える!サングイン様謁見するにはシロディールのブランディーを献上するといいぞ!」

アタナシア「.ハイハイ、分かりましたよ!」

まぁお酒自体飲まないし余るほどあるからいいか

さてと、なんてお願いされるのやら

サングイン「また定命の者がこのサングインに冴えない毎日への刺激を求めに...ってお前は確かネレヴァリンではないのかぁ?」

アタナシア「.え、なんでご存じなんですか!?」

サングイン「知っているとも。アズラが自分のチャンピオンであるネレヴァリンをこれでもかというほどに自慢していたぞ。余りにも自慢するから嫌でも覚えてしまった。」

アタナシア「.な、なるほど...(アズラ様...嬉しいですけど少し自重願います。これじゃ他のデイドラロードも同じだろうなぁ)」

サングイン「そうと分かればやってもらいたいことがある!レーヤウィンの城は地味で退屈なところだ。その女城主も退屈な魂の持ち主と来た!よってそこで行われるパーティーを賑やかにしたい。このむき出しの魔法を授ける。見つかるでないぞ?見つかったら城の者がお前を殺そうとするからな、そのパーティーは招待制だからだ。まぁ楽しんで来い!」

 なんか妙なニュアンスで授かったけど、大丈夫だろうか。まぁうまく遂行するしかないか。

 モロウウィンドで学んだことは実に様々だ。その中で特に有効なのがどんなに不機嫌な相手でも友達料(ゴールド)を渡したら皆にこやかになる。それはシロディールでも同じこと。 

 よし、皆集まったぞ。そして僕はむき出しの魔法を放った。

オリウス「うわー!何だ!皆裸にされたぞ!」

アタナシア「.こ、これは!?」

なんとこのむき出しの魔法とは、魔法をかけた相手を裸にする魔法だったのだ!術をかけた僕まで裸になっているではないか!

そしたら、衛兵を誰かが呼んだみたいだ。マズイ!長居は無用だ!

 

報酬 サングインのバラ

 リコールの魔法を使って祠まで帰還した。かなりの大恥をかいてしまった...しばらく寄れないぞ。

 吉報を報告したrサングインはかなり上機嫌になっていた。

サングイン「上出来だ!流石はネレヴァリンよ!あの着飾って地味な連中にパーティーとは何かを身に染みて分かったことだろう。

お前も真面目腐っているよりも楽しかっただろう。装備は宝箱に入れてあるから安心しろ。そしてこれは俺様のバラだ。これを報酬にやる!

 はぁ、何とかアーティファクトをもらえたぞ。命の危機よりも精神的に疲れた。早くマーティンさんの下へ戻って休もう...

エンゴーム「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!また来いよ!」

 遠慮します。

 マーティン「友よ、大丈夫か?」

 アタナシア「.ええ、まぁ。サングインの乱痴気騒ぎの片棒を担いじゃいましたがアーティファクトは手に入れました...」

マーティン「またこれを手にすることがあろうとは、なんと因果な...」

アタナシア「.マーティンさん?.」

マーティンいや、何でもない。こっちの話だ。疲れたろう、休むといい。」

そして、サングインの乱痴気騒ぎは幕を閉じた。そして、ある日に衛兵からレーヤウィン城での騒ぎの容疑で罰金を取られてこのお話は終わりましたとさ、チャンチャン。