「君を頼らなくても何でも自分でできるから」
「放っておいてくれていいよ」
この言葉は、見栄っ張りなだけでなく本心なんだと思います。
だからこそ、怒ったときには
「なんで施設に入らなきゃいけないんだ?」
「ここは僕の家だぞ!」
「お前はだまってろ!」
と父は言ったのだと思います。
聞き飽きるくらい何度も聞いて、何度も喧嘩しました。
この記事の続き
病院に診療情報提供書を依頼
委任状や父の診察券などなどを持って病院へ。
「あーはいはい、さっき(Oさんから)お電話いただいた方ですね」となんとも勘のよい受付スタッフさん。
ケアマネOさんから伺った提出先などを申込書に記入し、受付はあっさり終わった。
「作成できたらお電話しますね。おおよそ1週間~10日後になると思います」
と、老健行くまでには間に合わなそうだったので、とりあえず老健へ報告
「もう申請してくださったんですね!当日間に合えばお持ちください。間に合わなければ後日提出していただければ大丈夫ですよ」と言っていただけて一安心。
そして、申込みは水曜日10時にお約束できた
父の認知症自覚症状が発覚?!
合間合間で、娘とお出かけは継続していた。
ある日、図書館で絵本の読み聞かせイベントがあると聞き娘と出かけた
行ってみると、図書館の入り口で「認知症かな?と思ったら」的な、役所が発行している冊子を発見
(絵本の読み聞かせは、楽しかったです笑)
認知症の自覚症状に印をつけ、その点数によって認知症予備軍か判断するというページがあって「へぇおもしろそう(←言い方)」と持ち帰った。
その日の夜も、父の飲酒量は、相変わらずだった
イラついた私は、持って帰ってきた冊子の父の症状と思われるものに丸をつけ、父がいつも使うテーブルにででんと置いてから寝た
翌朝!起きると、なんと!!
ごみ箱に捨てられていた
また迎え酒するために起きて目にして怒ったんだな、と呆れながら「起きてきたら見たことも捨てたことも忘れてるだろうから」とまたそのページを開いて置こうとした私
すると…
新しい印がつけられている
よくよく見ると……
「これが父が思う自分の症状なんだろうな」という印だった。
→私が見ている父の症状 32点
○→父がつけた自覚症状 16点
「僕はそこまでひどくない」
「何でも自分でできるよ」
「放っておいてくれてかまわない」
と、いつも父が怒るのは、まさにここから来るものなんだろう。
"自分をよく見せよう"とする父の見栄っ張りな面も感じる。
一度黒いペンで印をつけてから、
青い太いペンでつけ直している。
迎え酒しながら、イラつきながらこれを見たんだろうなぁ、と思ったら笑えてきた←ひどい娘
朝からこれを見て喧嘩するのも面倒だなと思って、この日は本棚に保管した。
いまだにこの冊子は、なぜだか捨てずにとってある。
ネットで検索してみると、このような自己分析機能?はあるみたいですね。
認知症だけでなく、アルコール依存を判断する診断票(アンケート)もある。
介護者の判断材料にもなるかもしれません
私の経験談が、プレジデントオンラインに掲載されました。
このもしゅだきではまだ更新されていない、母の亡くなったあとの父のことも触れています。
「もしゅだきの更新が遅すぎるから待てない」
「いままでの経緯をざっと知りたい」
そんな方におすすめです
介護に携わる方、育児に翻弄されている方たちにとって、少しでもお役に立てますように
掲載記事はこちらから!!!
【中編】
【後編】
《納骨編》
いいねで応援していただけると励みになりますフォローもぜひ
初めましての方、ご訪問ありがとうございます
ぜひこちらの記事で、ご挨拶させてください!