夫が亡くなったことで
３回忌は、3年じゃなくて２年だと知りました。
夫が亡くなって始めて知った事ばかり。
日曜日、
我が家で３回忌を行いました。
夫の法事で親族が集まってくれた。
みんないるのに
ここに夫がいないのは変だなって思えてきて
もしかして、この法事は夢で
もうすぐ目が覚めて、
夫がいた日常に戻れるんじゃないかと
お経を聞きながら、そんな事を思っていました。
２年たつのに、夫がいないことに慣れない。
昨日の月曜日は、夫の命日でした。
会社は休みました。
家で夫と２人の時間にしよう。
仏壇に語りかけれたらいいな。
なんて考えていたけど、
まだまだそんな事はできず。
仏壇の前に1人で座ると
夫との思い出が、走馬燈のようによみがえり
幸せな思い出も全て辛くて、悲しくて
どんどん滅入ってしまう。
向き合うのはあきらめて
外出して気をまぎらわせたり
車の中で、発狂しながら泣いたり
そんな風に過ごしました。
この２年で
私は随分変わりました。
「変わらず明るい人」を演じてるけど
実際は感情のないロボット。
なるべく人とかかわらず
世の中から１歩ひいて、
冷めた目で眺めてます。
夫が愛してくれた
明るくて、優しくて、自信に満ちた私は
いなくなってしまった。
2年たてば、活動的になる人もいるのに
私は、時がたてばたつほど悲しみが
募って辛くなるばかり。
いつか、「夫は帰って来ない」と諦めて
私の新しい人生を歩みだせる時がくるのかな。
けれど、それは、本当の別れのような気がして
悲しくて苦しい。
そんな風に感じた３回忌でした。