2022年8月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
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白砂糖は、心も体も狂わせるということを、『買うな! 使うな! 身近に潜むアブナイものPART1』を読んで知りました。
私は、白砂糖は身体に悪いと聞いて、かなり前から摂る量を抑えるようには(多少)心がけていましたが、予想以上に心身に悪影響を与えることを知ったので、書いておきたいと思います。
家畜に与えれば、たちまち死ぬ
「砂糖が、もし『栄養だ』というものがあるなら、いちど、家畜に与えてみるがよい、たちまち病気になり死ぬ」
これは、アメリカのJ・I・ロデール博士の警句。
博士は言う。
「人間も動物の一種であることに違いはないから、同じことである」
「糖は『エネルギー源のグリコーゲンをつくる』というが、グリコーゲンはデンプンからはもちろん、アミノ酸からでも、脂肪からでもできるのだから、栄養学上(白砂糖)は全く不必要なものである」
白砂糖に関する章は、いきなりこのような衝撃的な文章から始まっていました…(>_<)
さらに、白砂糖が、小児マヒやリウマチ、動脈硬化の原因になることは、権威者の研究に多々あるのだそうです。
「ようするに百害あって一利なし。この”毒物”は、むしろ地球上から一掃したほうがましである」(『白砂糖の害作用』)
ある研究者は「白砂糖の害が一つでも明らかにされれば、食品添加物としてでも、絶対認可されない」と断言しているそうです。
白砂糖は、こんなに一般に広く使われているというのに…⁉ うーん、そこまで猛毒なのか、私には分からないですが、とにかく心身に悪いというのは確実のようです。
歯、骨のカルシウム脱落で虚弱体質に
同書では、馬淵道夫博士の書かれた『慢性病とのたたかい』という本の中から、次のような内容が紹介されていました。
子どもに白砂糖の甘いものを沢山与えると虫歯になり、骨が細くなると言われているそうです。
その理由は、砂糖の代謝に必要なビタミン類、無機質が、白砂糖では精製されてなくなっているからとのこと。
このため、酸性の中間産物(乳酸など)が生じ、酸血症(アチドーシス)になってゆく。
身体のほうでは、やむを得ずに骨や歯のカルシウムを動員し、中和に使ってしまうので、歯は悪くなり、骨は細く、もろく、そして虚弱体質になってくるのです。
骨が細くもろくなるのは、骨粗鬆症の典型症状で一種の老化現象。
白砂糖の原料はサトウキビなどの植物で、それらにはビタミン、ミネラルなども豊富に含まれているのに”精製”という最新技術で、これら栄養素をはぎ取ってしまうのだそうです。
白砂糖のことを最新栄養学では”空のカロリー”と呼んでいます。
つまり、ただ燃えるだけで、そのときに大切な栄養素を浪費してしまうのです。
”空炊き(からだき)”で体液は酸性に偏ります。
その結果生じる酸血症(アチドーシス)は、生命にも関わる危険な症状だそうです…(>_<)
虫歯菌をやっつけるには、緑茶やウーロン茶ですすぐ
白砂糖と虫歯の関連は、広く知られていますが、同書によると「低糖」飲料でも恐るべき虫歯になると、東北大学で行われた実験の内容と共に書かれていました。
歯表面のプラークには、いわゆる虫歯菌がウヨウヨいて、これらの菌は砂糖に出会うと、それを栄養源に猛烈に繁殖。そのとき強い酸を出し、歯のエナメル質を溶かすのだそうです。
「強酸性」状態が続く時間を「虫歯期間」と呼び、コーラやファンタ、缶コーヒーなどを愛飲していると、その危険な「虫歯期間」をダラダラとひきのばすことになります。
のどアメ、キャラメルなども自殺行為。
口中に砂糖が”長期滞在”してしまう。
だから、これらを飲んだり、食べたりしたあとは、すぐにウガイをして口をすすぐ。
それもただの水では効果なし。
緑茶やウーロン茶ですすぐ。
なぜなら、そこに含まれるカテキンが驚くほど虫歯菌をやっつけてくれるからです。
緑茶やウーロン茶でうがいをするのは、ちょっともったいない気もしますが、虫歯菌をやっつけるには仕方ないです、やります。。。
冷え性、コリから脳梗塞、心筋梗塞
しかし、虫歯などは白砂糖被害の序の口だそうです(>_<)
「砂糖を過食すると、糖尿病、虫歯、動脈硬化症、低血糖症、胃弱、小児の癇(かん)などの病気の遠因となることは、医学的にも分かり切っている常識」(郡司篤孝『有害な子ども食品』)
白砂糖のとりすぎが動脈硬化など血行障害を起こすメカニズムも書かれていました。
よく脳卒中などは「塩分のとりすぎ」がよくない、と言われますが、実は「糖分のとりすぎ」のほうがはるかに危険だそうです。
キレる脳、イライラ、うつ病の原因
砂糖のとりすぎは、現代人に急増中のキレる脳や、イライラ、うつ病の原因にもなっているそうです。
ある実験で、清涼飲料水を固形化してネズミに与えたところ、そのグループだけが体重測定のときに嚙みついてきたとのこと。
大沢博博士(岩手大学名誉教授)の調査でも、少年院に収容されていた暴力少年たちに共通するのが「清涼飲料水のガブ飲み」だったそうです。
砂糖が凶暴化の原因となるのは、”低血糖症”に陥るからです。
砂糖をたっぷりとると血糖値が急上昇、それを抑えるインスリンが大量分泌され、急降下…。
これを血糖値の”ジェットコースター現象”と呼びます。
すると副腎がアドレナリンを分泌する。
これは別名”怒りのホルモン”。
こうして凶暴に攻撃的になるのです。
アメリカの犯罪者の9割近くがじつはこの”低血糖症”だったーという報告もあります。
”低血糖症”が続けば、脳は栄養失調に陥る。
「脳細胞は、重大な障害を受けて、脳細胞の死を招く危険性があります」(大沢博士)
怖いです…(>_<)
大沢教授によれば、「多発する凶悪犯罪の背景に、この砂糖の大量摂取がある」といいます。
「たとえば新潟で9年間も少女を監禁する事件がありましたが、この犯人が出したゴミはペットボトルとカップ麺が多かったのです」(大沢教授)
「若い人から中高年にまで増えているイライラやうつの主な原因は、砂糖のとりすぎとコメ離れ」と大沢教授は断言しているそうです。
ところが砂糖利権を握る”砂糖メジャー”は「砂糖は脳の栄養素」と仰天キャンペーンを繰り広げています。
「脳を狂わせキレさせる元凶」を”頭がよくなる”といって推進PRしている。
まさに極悪犯罪…。
白砂糖の普及にも、利権が絡んでいたのですね…。
私は、甘いものが好きなので、お菓子などから結構摂ってしまっていると思います(>_<)
でも、凶暴化したくないし、できるだけ不健康にはなりたくないので、最近はおやつに、中国で「1日に3粒食べれば老い知らず」と言われているナツメ(乾燥させたもの)をかじるようにしています。
ナツメは、漢方薬に用いる生薬としても利用されていて、緊張の緩和、抗アレルギー効果、強壮効果、鎮静効果などがあるといわれているそうです。デトックス、美肌、貧血予防、肝臓の解毒にも良いそうです。
(参考:「ナツメとは?ナツメの効能が女性に嬉しいものばかりで話題!」)
これからも、食生活を(少しずつですが)改善していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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