ありがとうキャンペーン | 『認知症(かもしれない人)の生き方』

『認知症(かもしれない人)の生き方』

2020年秋に健忘型MCIと診断されました。
2022年夏に別のクリニックでMCIではないと言われます。
多分その間にいるのかな。

今月は職場で喉がカラッカラになることを何度も経験しています。

 

そういう時には、自分の気持ちが上がることをしてマイナスとプラスを相殺できたらいいのですが

今回のように、仕事をクビになりかけたり職場でハラスメントがあったりすると、それを跳ねのける量の楽しいことを探すのは結構大変です。

 

私だって精一杯頑張っているのに…(←心の声)

 

そこで考えたのが、小さなことからコツコツと

題して「ありがとう(を言う)キャンペーン」。

 

毎日必ず誰かに「ありがとう」を言うと決めて、スーパーでカゴを片付けてくれる店員さんにも「すみません」でなく「ありがとう(ございます)」と言って、何度ありがとうを言えるかを意識するようにします。

例え相手に届かなくても「ありがとう」と言うと徳が積めるポケモンGOだと思ってコツコツ積み上げて行きます。

 

「ありがとう」を言える自分を認めて褒めてあげることを忘れずに。

 

午前中から1カウントできると、その日は幸先の良いスタートになります。

 

初めは義務的だった「ありがとうキャンペーン」でしたが、暫くすると不思議なデトックス効果が出て来ました。

 

「ありがとう」を伝える相手を探していると、嫌な事から一瞬距離を取ることが出来、気持ちが軽くなって行きました。

「ありがとう」を言うポイントを探すということは、物事のポジティブな面に心が向かい相手の立場や状況を考える経験の蓄積にもなります。

 

気付くと具体的なありがとうを言って、相手の笑顔が返ってくるようになっていました。

あ、職場でじゃありませんよ。

 

マンションの管理人さんとかカフェの店員さん、ご近所の方や友達、美容師さんなどです。

 

 

 

相手から良い笑顔が返ってきたら、それは文句なしで嬉しい。

心の平和が訪れます。

 

記憶や理解力など苦手なことがあっても、他の力を使って生きて行けるんじゃないかと思えるようになって来ました。

 

3月から悪い流れに怯え、自信を失くしたり、何もかも嫌なイヤイヤ期があったりと随分低迷していましたが、やっとそこから抜け出せそうです。

 

職場で辛いことがあっても「私は幸せだから関係ない」と切り替えることができます。

思った以上に無敵です。

 

6月下旬と言えば、2024年も半分が終わる時期、感謝して今月を締めくくれるかも。

意外と効果が高いありがとうキャンペーン、おすすめです。