財布置き忘れ。たぶん睡眠不足のせい。 | 『認知症(かもしれない人)の生き方』

『認知症(かもしれない人)の生き方』

2020年秋に健忘型MCIと診断されました。
2022年夏に別のクリニックでMCIではないと言われます。
多分その間にいるのかな。

ぼんやり&ヒヤリが多かった先週を振り返ります。

 

私は予約や問い合わせの電話を掛ける時、情報とカレンダーなどを並べて頭の中で話を整理してから電話をかけています。

 

認知症っぽい症状が出る前は、思いついたタイミングで電話をかけていましたが、今は相手から質問されたり、予約が埋まっているなどで新たな条件を提示されると、途端にアタフタしてしまうのでその時に参照できる資料の準備が欠かせません。

 

直前に見た情報でもとっさに出てこないので、こうしたアイテムに一旦情報を乗せて整理するのです。

 

そんな私ですが、出先に落ち着いて話せそうな公衆電話があったので、携帯を準備して(カレンダー、メモ、検索用ブラウザを立ち上げ)公衆電話から電話を掛けたんです。

 

回線が混雑しているので時間を置いてかけ直してくださいとアナウンスが流れて切れました。

なかなか繋がらない電話もあって、かける度に準備するので時間のロスになりますが、記憶が残り辛いので仕方ありません。

折角準備したので2~3回かけてみましたがやはり繋がらないので時間を置くことにしました。

 

後で必ず電話したいのでカレンダーアプリに電話を掛けるという予定を作っておきます。

注意しないといけない事柄なので、色はマイルールで紫にしておきます。

 

準備完了!と買い物に出かけたのですが、お店で財布がないことに気づきます。

 

「家に忘れたのかな?」と思いましたが

いーえ、違いますビックリマーク

公衆電話に置き忘れて来ていたのです。

 

静かな公衆電話は戻った時も同じような状態でした。

そして電話の上には、電話機にピッタリ重なるサイズのマイ財布のビニールポーチが乗っていました。

 

どれくらいその状態だったのか、時間感覚がない私には分かりませんが

ホント、よく見て確認しないと飛び出しキケンです。

 

 

 
そして、この日はそれ以外にも色々ありました。
 
その色々…何だったかが直ぐに頭に浮かばなかったので、日記には書いたはずと読み返してみますがどこにも見当たらない。
 
開けっ放しにしている扉で頭を打ったことだけは思い出しました。
痛い思いをして体の刺激が伴っていたからでしょう。
今触っても痛いですし。
 
何度見ても日記に書いていないとなると、アプリのメモ帳かな、パソコンの中のエクセルかなと色々探すのですが、どこにも無い…。
 
書いたという記憶自体が勘違いなのかなと思っていたら、ありました。
何と一昨日の記述に。
 
先週だと思って1週間から10日前を何度も見て、見つからないから4月まで遡ったのに、まさかの2日前。
自分でも驚くほど時間感覚が変になっています。
 
やっと見つかった日記には、苔を育てているガラス瓶を落として割ったこと、自転車を停めた場所が思い出せなくて駐輪場を何か所も探し歩いたこと、電車を乗り過ごしたことなどが書いてありました。
それで頭をぶつけて財布を置き忘れた1日なら、普通覚えていると思うんだけど…
 
最近は睡眠時間が6時間ほどと前より短いのですが、自然に目が覚めると6時間なのでそれで良いのかと思っていました。
でもやっぱり体の疲れが取れないし、ヒヤリハットを連発するし、これは睡眠不足なのではないでしょうか。
 
平日は仕事、週末はプライベートの予定があったので毎日緊張で目が覚めていたのかも。

本当に睡眠力は認知力に直結するので、今日も遅くなったけど直ぐに眠りたいと思います。

 

完全な認知症になる前の私のようなグレーの状態をどう過ごすか、何が正解かは分かりませんが、それはとても重要だと思います。

 

未病の時期だから出来る可能性を消さないために、適切な睡眠を取りたいと思います。