こんにちは、たまこです。


最近、ふとした事で昔の事を思い出してから自分の親との事を、芋づる式にいろいろ思い出していて、、↓


思い出すのはわざとじゃなくて、ひとつ思い出すとそういえばこれも、、とまさに「芋づる式」で自動的なので、心がしんどくなるからなる前に手動で止めなきゃとは思っていたんですけど。


でも最近は「揺り戻し」も前ほどひどくなくなったし、今回は自然に任せてみようかなと思っていたら、そういえば私、両親に「産んでくれてありがとう」と言ってみた事があったなぁ、、というのを思い出しました。

(なんか結構すんごいの出た 笑)


それほど昔の事ではなかったはず、と思ったのは、それを伝えたのが今の家を建ててから電話でだったと覚えているからです。


たまこがブログを始めたのは、家を建ててから2年後の2020年からですが、それ以前も日常であった事や考えた事を友人や妹に事細かくメールに書いて送るクセがありまして(笑)。


それで過去に送信したメールをたどってみたら、2019年の自分の誕生日に両親に電話して感謝を伝えてみたと書いているのを見つけました。

(相変わらず、暇かっ! 笑)

(ちなみに44歳の誕生日でした)


一般的には両親に感謝を伝えるのは、自分の結婚式の時が多いんじゃないかなーと思うんですが。

たまこは18年前に今の夫と結婚したのですが、当時は結婚式で「感謝の手紙」を読むのが嫌で嫌でたまりませんでした(笑)。


だって感謝の気持ちなんて1ミリも持ててないのに、なんで大勢の人の前で強制的に言わされなきゃならんのだ!というのが本音だったから。


でも、そんな事を言えば単なるワガママなヤツだと思われるし周りに迷惑がかかるだけだと思って、なんとか適当にそれらしい言葉をひねり出して読みました(笑)。

(ちなみに30歳で結婚しました)


当時はそれくらい反抗的な気持ちがあったんですけど、その後も両親のような愚痴と悪口だけの夫婦にはなりたくないと思っているのに、自分もまた、夫とはケンカばかりでこのままじゃ同じような道をたどってしまうと感じていて。

しかも貯金はほぼゼロだし、部屋は汚いし(笑)、、と両親より悪いんじゃないか?みたいな生活が続いて、さすがに自分が間違っていたんじゃないかと思い始めるようになりました。


以前から心理学や哲学には興味があったので本を読んだりはしていたのですが、前の記事にも書きましたがそういう本のだいたいは「親との関係が悪いと生きづらくなる」と書かれていて、更には「親に感謝する、親を許せるようになると、人生が好転する」みたいな事も言ってる訳です。


ですから意識して自分なりに親に歩み寄ってみたり、できる範囲で親孝行的な事をする努力はしてみました。


35歳でヘルパーの資格を取って働き始めた直接的な理由は、当時あまりにも夫との関係が悪くて手に職付けておかないといざという時マズいと思ったからなんですけど(笑)。


広い意味で言えば、親の介護をする前に経験値を上げておきたいという気持ちもありましたねー。

あ、でも以前ヘルパーやってた理由を記事にした時はこちらがメインみたいな書き方しちゃってたような。

(ごめんなさい、カッコつけてました 笑)


でも親の為というよりは、どうせ介護から逃げられないならあらかじめスキルを上げておこうという、結局は自分の為なんですけどね。

知識も経験も無いままで親の介護に突入するなんて、当時のたまこには恐怖でしかなかったですからねー。


それにしても今思えば、絶対自分が親の介護をするしかないと決めつけてる事自体がおかしいというか、別に施設に任せるとか、必ずしも要介護状態になると限らないのに、30代の頃から親の介護に備えまくるっていうのもちょっとやり過ぎというか、、やっぱり異常だったと思います。


結果的にはヘルパーのお仕事をする事で、世の中にはいろんな家族の形があって、皆さんいろんな事情を抱えて生きているんだなーという事がわかったので、すごく良い経験にはなったんですけどね。


ただ、当時のたまこは「世の中には、自分よりも大変な思いをして生きている人がたくさんいる」という事の方だけに注目してしまって、つまりはたまこの生きづらさなんて単なる甘えなんだから、こんな程度で不満を言ってはいけないんだ!とますます自分を責めるというか、追い詰められるような気持ちになっていました。

(当時はそこまで自覚してませんが、とにかく甘えるな!みたいには思ってました)


それで、なんとか無理矢理にでも親に感謝できるように自分を変えなければ、、!みたいな考え方になっていったような気がします。

確かに謙虚な気持ちで仕事をしたり、親と接したりしていると、ある程度はそれなりの評価や見返り的な出来事が起きたりしたので、余計にそれが正しいと思い込むようになっていったような。


でもそもそも親を理由もなく嫌う子供なんている訳なくて、本当は好きでいたいし、仲良くしたいに決まってますよね。

だけどそうなれなかっただけの理由があるから、今の関係になってる訳で。

そりゃ、たまこだって最初から何も考えなくても「両親には感謝してるし、尊敬してます」って言える人になりたかったですよ。


だけど長年紆余曲折ありつつも、ついに親に感謝できるようになりました!というストーリーになれたら、きっとたまこの生きづらさは解消して目の前にはパァーッと晴れやかな世界が広がってるはず。

そしたら今度こそ、たまこの第2の本当の人生が始まるに違いない!、、くらいの勢いで当時は「親に感謝できるようになる事」に期待してました(笑)。


それで家を建てた翌年の2019年の自分の誕生日に、結婚式では絶対言う気になれなかった「産んでくれてありがとう」を母親に言おうと電話する事に決めたんです。


その時の事を思い出したら、忘れてた割には結構細かい感情もよみがえってきたので、せっかくですから記録として記事にしてみようと思いました。

少し長くなりますので、続きは次回お話させてくださいね。


おまけ。

記事を書いていたら、畑に夫両親が来てほうれん草が時期的に終わりで撤収したから全部あげると(笑)。

隣はまだ収穫できてるつぼみ菜ですが、こちらもバケツいっぱいに。


食べられる分はいただいて、あとはまた夫の職場に持っていってもらうしかないなー。


このやり方↑にしてからは、大量の葉物野菜をもらってもササっと下茹でできるようになったので、憂鬱とはサヨナラできてます(笑)。


ではまた!