こんにちは、たまこです。
今週は春先ならではの作業に追われた1週間になりました。
火曜日の「蟻の乱2024」は、想定外の早さでしたけど、概ね順調に作業をこなす事ができたんじゃないかなーと自己満足しています。
(蟻の乱とは、毎年暖かくなると家の中に侵入してくる蟻との戦いの事です 笑)
金曜日の今日は毎日する掃除や洗濯の他に、スポンジ交換の儀を行いました。
たまこはキッチンスポンジを週に1回交換すると決めていまして、その時はキッチンシンク→洗面所の流し→トイレを掃除した後に捨てる。という流れにしているのですが、これは今の家を建てた2018年からずっと続けています。
今は毎日使い捨てのスポンジが流行っているようですが、ドケチのたまこ的には毎日使い捨てはちょっと勿体なさ過ぎるので(笑)、週に1回交換がちょうど良いみたいです。
まあ、このタイプ↑でも2、3回使ってから捨てるという方が多いみたいですけどね。
たまこが愛用しているのは、ダイソーの4個入りのアルミメッシュスポンジです。
4個入りで100円なので、1個あたり25円。
(楽天に5個入りもある！)
普通のスポンジより、こびり付き系の汚れがスッキリ落とせるのでお気に入りなんですが、品質はお値段相応といいますか、1週間もつかもたないかでヘタリまくるので、まだ使えるとか思わずに気持ち良く交換できます(笑)。
このブログを始めた2020年にも同じような記事を書いているので、相変わらず同じような事をしているんだなぁ、、と思いながらシンクを洗ったりしていたんですが。
こういうルーティン的な家事をしていると、無心に近い状態になるからか、たまこはよく昔の事を思い出したりするんです。
それで今回思い出したのは、この家を建てたばかりの頃に、母親と電話をしていた時の会話というか、やり取りについてでした。
以前の記事にも書いたのですが、たまこは2年前から母親と電話で会話する事を、必要最低限にすると決めました。
と言いましても、別に「今後は用事が無いなら電話してこないで」とはっきり言った訳ではなくて、1年以上かけてフェードアウトしたような感じです。
理由はこちらの記事でお話していますが、母親からの電話の雑談の内容は、ほぼ父親の愚痴だからです。
2年前までは、他県に嫁いで離れて暮らしているのだから、たまには愚痴聞きをするのも親孝行のうちだと本気で思っていました。
でも、2年前くらいから電話の後の気持ちの落ち込みがシャレにならないくらいヤバくなってきて。
それでも当時は母親との電話が原因ではなくて、夫との夫婦仲に問題があるからだと思っていたんですよねー。
それにむしろ、母親との関係は良い方、、というか正確には20代までは反抗ばかりしていたけど、その後はたまこが大人になった事で関係は改善できたと思っていました。
でも実際は改善どころか、ジワジワとたまこのメンタルは削られる一方で、とうとう心が悲鳴をあげたのが40代後半になってからだったという感じ。
それでやっとこのままでは本当にヤバいと自覚してからは、いろいろ本を読んだりネットで調べたり、他の方のブログもたくさん読んだし、自分のブログでもそれらについて時々書いてみたりしてきました。
それから2年経って最近特に思うのが、ここに引っ越してきた2018年当時の自分が考えていた事は、6年前とはいえもう40代半ばにはなっていたので今とたいして変わらないと思ってたんですが、、多分全然違う(笑)。
2年前ですら、母親の愚痴聞きが親孝行だと信じていたくらいなんですから、6年前はもっとヤバくても当然というか。
そしてそのエピソードを、今回思い出したという訳です。
それも電話でのやり取りだったんですけど。
今の家に引っ越して間もない頃、当時は自分で決めて来たとはいえ、夫の実家から徒歩5、6分くらいの場所に家を建てて暮らす事にまだ慣れておらず、母親と会話する事で気を紛らわせたいと思ってその時もとりとめのない話をしていたと思います。
そしたらたまこの母親は、
「あのね、歩いて行ける距離なんだから、なるべく毎日実家に行きなさいね。
それであちらのお母さんに、何かお手伝いする事ありますか？って自分から聞かなきゃダメ。
そうやって、こちらから仲良くできるように努力しなさいよ」
というような内容の事を言う訳です。
6年前だから、一言一句正確には覚えてはいないのですが、内容的には間違いないと思います。
まあ、たまこの母親ならいかにも言いそうな事かなーと(笑)。
それで何がヤバいかって、それを言われた当時のたまこは何の疑問も無く「うん、そうだよねー、わかってるよー」と心から思って返事していたという事。
もちろん軽く面倒くさいなーとは思っていましたが、それでもやるしか無いでしょ！みたいに思ってて。
それを思い出して、2024年現在のたまこは背筋が凍るほどゾッとしました(笑)。
そして更に思い出したのは、当時確かに毎日とは言わずとも、数日おきにたまこは夫実家へ行ってました、、。
でも「何かお手伝い的な事」を探そうとしても、結局はお茶を出されて何しに来たんだか？って事が数回続き、あまりにも気まずいので行くのはやめたんでした(笑)。
おそらく、夫両親も何しに来たの？みたいな感じで内心気味が悪かったんじゃないかなと思います(笑)。
まあそりゃそうですよね、当時の夫両親はまだ60代でめっちゃ元気だし、嫁に自分たちの料理や掃除をやらせるなんて概念は全く無い人たちで。
でもこれに関しては、たまこ自身の過去にも関係があるというか、たまこは20代に1度結婚に失敗していまして、失敗という言葉をあえて使っているのは今考えても本当に失敗だったなーと思うからです(笑)。
なぜ失敗だったと思うのかというと、それこそ1度目の結婚相手の両親が、まさに嫁に家事をやらせるタイプの人たちだったから。
(ちなみに元夫もそれに従ってました)
そして、結婚したら別居だったはずなのになぜか同居になっていて、たまこは同居してからわずか1ヶ月で夜逃げ同然で自分の実家に逃げ帰ったという、コントみたいな出来事がありました。
まあ今ならコントみたいだと笑って言えますけど、当時は地獄でしたよね(笑)。
その後ほどなくして1度目の離婚が成立した訳ですが、おそらくたまこの母親はその時の経験を踏まえて、今度は上手くやりなさいよと言いたかったんじゃないかなと。
でも、前回の結婚相手の両親と今の夫の両親は根本的に考え方が違うから、嫁に自分たちの世話をさせるという概念が無いんですよ。
そりゃ歳を取って介護が必要になったりすれば世話になる事もあるだろうって感じだけど、自分たちがまだ元気なうちに、嫁に限らず誰かに世話をさせるって何？みたいな(笑)。
だから結局、たまこの母親も元夫の両親と同じ考え方というか、価値観だったという事ですね。
嫁に行ったら嫁ぎ先の召使いになるのが当たり前。
だって、自分もそうやって生きてきたんだから、、と。
たまこはそういう価値観の持ち主である自分の両親や元夫と両親に対して憎しみに近い反抗心を持ちながらも、自分も結局そういう価値観の枠から抜け出せず、今の夫の両親にも「表面上はやらなくて良いと言ってても、何もしない嫁に本心では失望してるんじゃないか？」とずっと怯えていました。
そういう事を夫に話してみても、自分も自分の親もそういう人じゃないから、余計な心配はしなくていいとしか言われず、でもたまこは全然信じられなくて(笑)。
それどころか当時はたまこをお客さん扱いして家に返す夫両親に対して、せっかく手伝いに来たのに、、みたいなモヤモヤした感情を持ってしまっていたんだから、我ながら本当にヤバかったなーと思います。
そりゃ、夫とも会話が噛み合う訳ないよなーと。
当時はヘンなのは夫と夫両親の方で(良い人ではあるけど)、世の中はたまこ両親的な人たちが多数派だと思い込んでいたので、たまこは自分の価値観が間違っているとは認められなかったんですね。
(典型的なアダルトチルドレンの認知の歪みだったと思います)
でも少しずつヘンなのは自分であり、自分の両親であり、元夫両親だった(あ、これは最初から思ってたかな 笑)と気付く事ができて、今に至る、、みたいな感じです。
それで今回思ったのは、6年前に家を建てた当時から、使っているスポンジも毎週するルーティン掃除もほとんど変わっていないのに、あの頃母親から電話で言われた事に対しては「あー、、(友近風に)またバカ言ってる」としか思わなくなってる自分がいるなーと。
これが去年とかなら「は？何で嫁がわざわざ御用聞きみたいな事しなきゃならないの？」とまだ不愉快な気分になったような気がしますが、今はとにかく真に受けなくなったというか、今度同じ事を言われても一周回って「うん、そーだねー、そうしようと思ってるよ(棒)」と答えてそう(笑)。
ですから、外側から見ればたまこは6年前と何も変わっていないように見えるんだろうなーとも思ったり。
あ、もちろん見た目は6年分きっちり老化してますけど(笑)。
でも、当時の価値観の時の、どうしようもない孤独感とか、砂を噛むような気持ちでシンクを洗っていた感覚とかは覚えているので、なんか不思議な気持ちになるんですよね。
あの頃の自分も間違いなく自分なんですけど、、。
とにかくまあ、そこから抜け出せたから今こうやって記事にできるのかなーと思っています。
おまけ。
確か2021年にも記事にしたはずの、たまこのレパートリー、バターチキンカレー。
当時はヨーグルトは入れなくても大丈夫！と書いてましたが、やっぱりヨーグルト入れた方が美味しいです(笑)。
というか、当時のはトマトチキンカレーでは？
とにかく、使ってるスポンジも作ってる料理もほとんど変わってないんだよなぁ、、としみじみ思った金曜日の午後でした。
(でも物価は上がってるー！)
ではまた！