こんにちは。アルクKiddyCAT子ども英語教室尼崎次屋校の井口です。
今日は私の大好きなドラマ、「ミステリという勿れ」からのお話。
主人公で大学生の久能整君。
彼は事件に巻き込まれながら、犯人を特定していくのですが、このタイトルにもあるとおり、
ただのミステリードラマではなく。
いじめ、親の虐待、親の介護からのストレス。
様々なきっかけで苦悩を抱えている人たちの背景に
寄り添い、疑問を口に出し、常識にとらわれず、
一人ひとりと向き合い、言葉を紡いでいきます。
毎回、エンディング曲が流れる頃に、整君のセリフの一つ一つが胸にささり、涙がこぼれ、解放されるような、ホッとする気持ちになります。
お話の中で心に響く言葉言うのは、
整君だけではありません。
先日、とってもいいなと思った言葉は、主人公の整君の恩師である天達先生の言葉。
「人に会い、人を知りなさい。
それは自分を知る旅だよ。」
ああ、そうだ。とってもそう思う。
ドラマを見ながら、高校生の頃の自分を思い出す。
元気に楽しく小中学生時代を送っていた私でしたが、
高校生の頃、あることがきっかけで、男子恐怖症に。
私のクラスは、45人中39人女子、6人男子の、
3年間クラス替えのない英語コース。
英語が大好きだった私は、毎日2時間はある英語の
授業が楽しくて仕方ない。でも中には、そのコースを選んだにもかかわらず、そんなに英語が好きでは
なくて、頑張る子を見ては苦々しく思う男子もいました。意地悪な男子が一人。
当てられて答えられたら、
人に聞こえるように苦笑い。
かけていた眼鏡を外すと、
「おい、見ろよ。あいつが眼鏡外してるぞ」
頑張ってる姿を見ると鼻で笑う。
いろんな子にそんな感じで高圧的だったのではあったものの、周りに流される少人数男子は同調して笑う。
女子はその子にドン引きしながら、関わりたくなくて聞こえないふり。
楽しいクラスメイトもたくさんいて、仲の良い友人もクラス・部活にも恵まれていたので、ただ辛いだけの3年間ではなかったけれど、
そこで男子は怖い、というトラウマに。。。
大学生になってサークルに入っても、
男子の席からは離れて座る。
いつも距離を置いて、傷つけられないように、と身構えていたんだな。
それが少しずつ変わってきたのは、
学生の時にアルバイトで出会った旦那さんと、同期で採用された、同僚と仲良くなれたこと。
ビビッてあまり男子に近づかないように過ごしてきた私でしたが、人となりを知り、そうだ、男子の友達ってこんな感じだった!男の子も女の子も、みんな優しい。むしろ、優しい人の方が多い。
長い間、傷つかないようにと、すっごく分厚い盾をかまえてたな私!
と数年ぶりに安心することができたのです。
友達になろうとしてくれた人たちに距離を置いて、相手を知る前に苦手ですビームを出していた期間が、今となってはもったいなかったな、と思いますが、それもまた私の人生経験の一つ。
そう、私にも人が怖い時期があり、飛び込むのが怖い時期もありました。
でも生活していく中で、男女問わず、人と出会い、人を知るなかで、どんどん自分らしさが見えてきたように思います。
今では人が大好き、人に出会えるのがとても楽しい。
そう思うと、最初から完璧でなかった分、
人と深くつながるのが怖いと思ってしまう子どもたちの気持ちがよくわかること。
相手を知ろうと一歩距離を縮めてみたら、
思ってたほど悪くなかった、むしろ楽しいな、
自分にはこんな面もあるんだな、に
気づく喜びにも気づけたこと。
を、子ども達にも伝えていけるかもしれない、
と思うようになりました。
どの人生経験も無駄じゃないんだな、と思うと
高校生のころの苦い記憶が癒されていくのを感じます。
3姉妹の、そんな挫折経験のある私のもとに、
男子3兄弟が生まれてこようとは。
人生、何があるかわからないからドキドキするし、
ハラハラするし。でも面白い。
これからも子ども達には、
「人に会い、人を知りなさい。
それは自分を知る旅だよ。」
を、伝えていきたいと思います。
そしてそれは、
英語を通じて、世界のこと、世界の人々を知ることで自分が見えてくる喜びにもつながっていく。
さあ、明日はどんなことを伝えよう。
子ども達から発してくれる言葉に、耳を傾けてみよう。
お互いを知ろう。一緒に前を向いて歩いていくために。
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