こんにちは。
アルク子ども英語教室尼崎校の井口です。
先日、息子のサッカーチームで、親子のみんなで食事したりお話したりする機会がありました。
12月にチームが変わった息子は、はじめてみんなでご飯食べて遊べることが嬉しくて仕方ない😍。
隣には公園があり、ご飯食べたあとは、みんなで飛んでいって鬼ごっこを全力で楽しむ子どもたち。
途中、子ども達を見てくださっているコーチと、
初めてゆっくりとお話をすることができました。
大学4年生ながら、ナイター練習にも、毎週末の試合
にも来て熱血指導をしてくださる、
サッカーと子どもが大好きなコーチ。
こんな自分がコーチをしていていいのか、
と思うことがある、と話しておられるのを聞いて、
ああ、一生懸命に自分に向きあっておられるんだなと感じ、感謝の気持ちを深くもちました。
そして、自分も葛藤し、もがきながらも楽しく過ごした日々を懐かしく思い出しました☺️。
大学を卒業してすぐに中学教師になり、
中3生の副担任からスタート。
最初の数年間は毎日、鎧を着こむような気持で教室へ。
今まで人に対して、叱ったり怒ったりすることがなく平和に生きてきたけど、
指導をするという立場になり、私の在り方が一変。
授業中手紙を書いてたり、
提出物は出さず授業態度は悪いけど、
点数はとってくる生意気男子に翻弄されたり。
若い先生は友達だと思って接してくるけど叱られて、やっぱりそっち側なのか、と
反抗してくる女子に手こずったり。
夜中に寝ながら怒ってたで、と何度も妹に心配され、辛くて涙が止まらなくなった時には、
お姉ちゃん、大丈夫、大丈夫。と妹が抱きしめてくれたこともあったな。
とにかくなめられないようにと、
表情や声の高さ低さ、話すテンポ、しかり方、
子どもによって柔軟に接し方を変えること、など、
必死に慣れていきながら、
とにかくがむしゃらに走り続けてること数年
上手な息の抜き方も分からずに、クタクタになって
働きながら、でも自信がなくて、
こんな私が先生をしていていいんだろうかと悩み続けていた日々を過ごす。。
そんな時、かわいがってくださった保健室の先生から、自分が先生であることに自信をもってる先生もいいけれど、自分は先生をしてていいのか、ってそんな風に悩みながら自分に向きあい続ける先生がいてもいいじゃない!
と温かい言葉をかけてくださったことに、どんなに救われただろうか。
周りの先生方のサポートとご指導と、
かわいい子供たちの存在で、
なんとかのりきれた数年間!
働き始めて5年目、
数か月間笑うことができなくなるぐらい
しんどかった日々からの、
奇跡の合唱コンクール優勝。
クラスがまとまった瞬間の震えるような喜びと興奮。
それを子ども達と共有できたことで、抜け出せたモヤモヤ時代。
辛かったけど、子ども達に幸せをもらったことが、
私の中では人生のベスト5にはいる、自分に向き合う大切なきっかけだった☺️。
学んだことは、子どもに誠実に向き合っていれば、子ども達も向きあってくれること。
子ども達、本当はそんな態度をしたくないのに、本当は先生も大人も大好きなのに、
つい、様子をうかがって変な態度をとってしまうこと。
褒めてー!自分を見ててー!
声をかけてー!関わっていてー!
そんな子どもたちの願いは、小さいときからの気持ちと変わることないんだなと、
子ども達のことがわかるにつれて、益々愛おしくなってくる。
その後、自分が鎧を脱いで自然体になったことで、子ども達との関係はとってもフラットな、いい関係になり。
クラスで怒ったあとも、先生普段とのギャップが
怖いねんとか。
来年も担任してな⇒で、その子の担任ではないと
わかったときに、他の子の方がかわいかったん?って拗ねるとか。
どんだけかわいいねんと、頭ぐりぐり
されて喜ぶ顔とか。
あー、先生になってよかった。しんどい経験も、悔しいこともあったし、
ものすごく感情が揺れまくったこともあったけど、こんな顔見てたら吹き飛ぶわと思えた。
子育ても同じだな。
目の前の壁が高いと感じていても、
何かのきっかけで、その壁が気持ちよく崩れる時は必ずあり。
その先には想像してた以上に優しい、面白い景色があったりする。
話しは冒頭に戻りますが、その学年担当コーチが、保護者と子どもたちの前でされた〆の挨拶の時。
その日ふがいない結果を出してしまったことが悔しいと悔し泣き。
代表のコーチにここは良かったぞ!と褒めて認めていただいたことはとても嬉しく感謝しているけれど、
子ども達を勝たせてあげたい。大きな公式戦では優勝をさせてやりたい。
一生懸命に頑張るので、子ども達、保護者の皆さん、こんな僕を支えてください。
サポートをお願いします、とコーチは涙が止まらず。
きっと、次にいくための大切な試練なのだろうけれど、辛いな、でもみんなで応援し、サポートします、の気持ちが会場にあふれていて。
子ども達の、大きな声での「はいっ!!!」の返事にも保護者のあたたかい拍手にも
みんな愛があり、とても素敵な時間でした☺️。
みんなが自分のためにも頑張り、コーチを喜ばせたい、という気持ちも持っているのが、なにより嬉しい。
英語教室をひらいて丸2年がたちました。
少しずつ形を変えていくけれど、
私の目標は、子どもたちが英語好きだな、の入り口を整え、自分のことを伝えられる人に育てること。
そしていつか、お父さん、お母さんを喜ばせたい
願わくば先生をうならせたい、と、
頑張った自分も嬉しくて、
誰かが喜んでくれる顔を想像して
また更に頑張れる
そんな子ども達に育てたいし、
そう思ってもらえるような先生になりたい!!と心から願っています。
まだまだ伝えたいことはたくさん。
まだまだ、学びたいこともたくさん。
さあ、今日も、楽しもう!
ことばに触れてると楽しくてうれしい!!を英語を通してとどけよう