こんにちは。
Hug my dearの井口です。
とっても久しぶりのブログ。
コロナ禍で外出がままならない中、
オンラインだからこそつながれた出会いのチャンスに
恵まれた一年でもありました。
英語教室を始めて、再び子どもたちに英語を教えるようになり、
自分の中で、英語を学び直したい!!というウズウズが止まらなくなり。
本をたくさん読み、たくさんの講座に参加させていただきました。
いやー、私、分かったつもりでいてた。。
目から鱗が落ちるとは、こういうことをいうんだ!!!
と、かなりショックを受けつつ、自分の課題がはっきり見えてくるのが面白い。
今日は、今、私が学んでいる、渡辺いくみ先生の発音指導講座の中で感じたことについてのお話。
「 なぜ、発音を学ぶことが大切なのか。」
一つ一つの音を何度も練習したり、アドバイスをいただく中で痛感したこと。
それは、
「インプットされていないものは出てこない」
ということ。
大学生の頃、きれいな発音を身につけたくて、
、ラジオ英会話を録音し、ひたすら聞いてシャドウイングをしていました、。
(聞こえてくる英文を追いかけながら、真似して口に出すこと)
田舎だったので、あえて、ちょっとした山道を通学路に選び、一人ブツブツ
言い続けていたおかげで、リスニング力があがり、リズムやテンポをつかむことができるように。
その一方で、不思議だなと思い続けていたものもありました。
中学生の頃、曜日を表す単語の綴りを、なかなか覚えることが出来なくて、仕方なく、
Monday(モンデー)、Tuesday(チュエスデー)、
Wednesday(ウエドネスデー)、
Saturday(サッツアデー)などと、
何とかアルファベットを組み合わせて、口に出しながら書く練習をしていた。。。
今思い起こせば、笑い話だけど、その頃は覚えるのに必死でその意味なんて考える暇もなく。
そして、働き始めてから数年後に始めたゴスペル。
ゴスペルを歌う聖歌隊のことをクワイヤーといいますが、英語では ‟ choir ”と書きます。
何て綴りなんだ!!、どこをどうやって、アの音が入ってくるんだー😂??
と、初めてその単語を見たとき、モヤモヤ。
まあでも、そういう綴りなのだから仕方ない!!と、何となく綴りを覚えました。
そのモヤモヤの正体を、フォニックスで説明すると、
(フォニックス⇒英語の発音と文字(つづり)を結びつけるルールのこと。)
⇒Mondayの oは、音素で表すと【u】の音。口をあまり開けずに、軽く〈ア〉と発音します。なので、カタカナであえて書くと、マンデイとなります。
⇒Saturdayのaは、舌が見えるくらい大きく口を開け(あごをしっかり下げます)、uは、上と同じく、あまり口を開けずに軽く〈 ア 〉と発音するので、あえてのカタカナは、サァタデイと読むことができるのです。
学生の頃は、フォニックスという言葉は知っていたけれど、
フォニックスに特化した授業があるわけでもなく、どこで学べばいいのかもわからず。
大量の課題をこなすうちに、英語の耳、喉や口の使い方を鍛えられ、中学校教師としての第二の人生がスタート。
しかしここでも、生徒たちの、
「英語は楽しい!好き!!だけど、単語の綴りが覚えられなくて、文を覚えることができなくて悔しい!
どうやったら、きれいな発音できるようになるんですか?!」に直面するのでした。
英語を好きでいてくれるのに、うまく導いてあげられないもどかしさ。口に出すと、どうやって説明したら分かりやすいだろうか。。。と、いろいろ悩みました。
英語を話せるようになったら、外国の野球チーム入るねん。
劇団四季の大道具スタッフになりたいねん。
いろんな国から来てるスタッフもいるやろうから、英語でみんなと話せるようになりたい!!
と、キラキラした顔で夢を教えてくれた子ども達。
夢はそれぞれ、叶っただろうか。叶っていますように。
英語を、今でも好きでいるのかな?
もっと伝えられることはあったんじゃないかと、学び直した今、ふと、無邪気に夢を話してくれた子どもたちの顔を思い出します。
レッスンでは、通常のテキストに加えて、フォニックスを学び、口の形や喉の使い方、息の有効な使い方を子ども達に伝えていきます。
一緒に練習し、まずは単語がどのような音からできているのか、だから音を足し算していくと、こんな風に発音するんだよ、聞こえるんだね、を楽しんで練習していきます。
そして、言葉とは、相手とコミュニケーションをとるために発するものであり、相手に理解してもらえるように、伝える努力をすることが大事であること。
だからこそ、発音を学ぶのはとても大切なことなんだよ、とを伝えていきたいと思います。
長くなりましたが、最近読んだ本で感銘をうけた言葉たちを紹介して、しめくくります。
ー金沢優さんの、「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」より引用ー
「言葉は人と人をつなぐ。相手の気持ちを考えて言葉を発する。
学ぼうとしないのは、向こうの文化を受け入れようとしないのと一緒。
英語は与えられるものではない、育むもの。」
「英語を話せるというのは、一度手にすれば未来永劫使える能力ではない。
絶えず磨いておいて、いつでも使えるようにしておかないといけない」
ー松澤喜好さんの「英語耳」より引用ー
「リスニング上達のためには、まず発音から学ぶ。自分の口から出せる音は、
容易に聞き取ることができる。」
まずはインプットから。そしてアウトプットの機会をたくさんもうけて、子ども達が自信をもって
話せるように一緒に修行あるのみ!!
明日は、どんな学びが待っているかな