最後はトヨタでしめたいと思います
日本でも報道されていたHILUX CHAMP
タピックアップトラックのスタイルを生かして店舗とかキャンピングカーとかレース仕様を作れるみたいなことを売りにしてました
アルファード
トヨタでは展示していなかったのでBRGの展示車です
BRGは改造パーツが商売なのに、アルファード見たさに人が集まってました
INNOVA ZENIX
SUVテイストの3列シートミニバンだそうです
リアドアがスライドドアではなくて回転式ドアだからSUVテイストらしく
カムリ
北米と中国で発表された新型はまだ展示されてませんでした
現行カムリが1年後からタイで発売されたので、その周期に合わせて今秋デビューか
大人気のALTIS
そのGRスポーツ
外観はいたってノーマルなのだがな
タイでは以前レースにALTISが参戦していたときがあったそうで、それは迫力があってカッコ良かったらしいです
HILUX REVOのROCCO
HILUX REVOのGRスポーツ
これでダートを走ったらずるずる滑って楽しそう
リアタイヤがはみ出してるのだが
フロントタイヤは可動ダンバーで走るときはスイっと上がるのだろうかな
YARIS ATIV
カローラATLASとYARIS ATIVだとどっちが売れてるのだろうか
カローラクロス
去年タイで最初に発表されてました
HKではほとんど見かけませんが、タイにはそこそこ走ってますね
これがカローラなのか?と思ったより大きい車だなって思います
タイをはじめASEANの自動車産業は中国車EVの急激な伸びで日本車の牙城が切り崩されているという報道を目にします
タイでは90%以上だったシェアがここ3年くらいで80%を切り始めていて、BYDは昨年比100倍の販売台数の伸びだそうです
販売代理店も小規模販売店は中国製のEVやその関連サービスの方が目先2年はその売り上げが期待できるとして鞍替えを始めています
EVはまだまだ問題ありで時期尚早というのが日本国内の雰囲気ですが、ASEANでは政府がEV化を起爆剤にEVの工場を誘致する投資政策を展開したり、民間も今なら漏れなく売れるEV販売とその付帯サービスの新しいビジネスチャンスとして受け止められていて、日本はすっかり出遅れているというのがASEANでの評価です
EVの充電スタンドが足りない問題とか、3年で電池が朽ちる問題よりも目先の商売が優先しているEVフィーバーなのです
かと言って日本離れが始まっている段階では無いということだそうで、タイやインドネシアの首長は日本へは充電インフラの投資を呼び掛けて日本のインフラ整備力に頼っている部分もあります
中国車は車を売るばかりでそのあとのことはあまり考えていないのが分かっているので、日本にインフラ整備を期待するのだろうと思いますが、ことインドネシアに関しては大統領があっちよりなので、充電ステーションだけ作らせて中国車ばかり優遇しそうだと業界では思ってそうですよね
タイはバランス外交が基本なのでそこは平等に考えているとは思いますが、中国とは自由貿易協定を結んで中国車の輸入関税がかからないアドバンテージがあるので、日本側も同等の条件の補助金を要求しているような話は聞きます
日本もEVを現地生産して関税がかからないようにするとか、充電インフラを整備した見返りに日本車優先チャージのしくみを作るとかしたたかな作戦が要るだろうと思います。
日本はとっくにEVの技術あって、そこに日本車の強みの品質の高いハードウェアを合わせれば競争力の高い商品を出すことができる優れた戦術を持っていますが、中国車に戦略で押されているので、こっちの方がもっと良いぞ、ともとえげつなくアピールしても良いような気はします
ちなみにBYDが売れている理由は 安いから が一番の理由だそうで、それなら日本車がちょっと本気出したらコスパで勝てそうな気はするのですけどね
なんだかもったいないような
これでタイランドインターナショナルモーターエキスポ2023の展示車の紹介は終了です
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