いつも突然(ストーク修復②) | オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記

オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記

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2021年8月23日 月曜日

 

午後5時過ぎ、石井さんの車で、

 

小山駅からヒロサワシティへ、

 

 

 

石井さんとは、

 

2017年5月1日にTV放映された、

 

「超絶凄ワザ 紙飛行機王決定戦」以来のお付き合いである、

 

 

石井さんのところには、

 

何の前触れもなく、

 

 

ある日突然、

 

突拍子もない依頼がやってくる、

 

 

この「スゴ技」の時も

 

突然だった、

 

 

2017年2月13日、

 

NHKのプロデューサーから

 

「10m離れた立方体の的を抜く紙飛行機大会に出演してほしい」と。

 

 

番組収録は2017年3月30日、

 

「えー!収録まであと一か月しかない!」

 

 

石井さんは、近隣の体育館をかりまくり、

 

猛練習を始めた、

 

 

10m先の的を紙飛行機で抜くなんて、とんでもなく難しい!

 

紙飛行機の舵調整は、デリケートだ、

 

 

指先でほんの少し、

 

触るか触らないかのわずかな違いで、

 

軌跡が大幅に狂う、

 

 

その日の湿度、温度も

 

紙飛行機に影響する、

 

 

紙飛行機は、

 

いったん手から離れたら、

 

操縦は効かない、

 

 

石井さんは

 

計算で出した翼と

 

精密な発射装置と、

 

2千回以上の飛行実験で

 

再現性の限界を狙った、

 

 

私は、

 

その2千回の飛行実験にすべて立会い、

 

実験結果を記録した、

 

 

私は、石井さんのアシスタントとして、

 

スゴ技収録に立会い、

 

石井さんは優勝した、

 

 

私としては、

 

石井さんのアシスタントはスゴ技だけのつもりだったが、

 

 

その後も

 

突然は続いた、

 

「ジャコウアゲハの形の紙飛行機を飛ばすにはどうしたらいいですか?」

 

「保育園の子供たちに紙飛行機を作らせたい」

 

「ハサミと接着剤を使わせずに、キットから子供たちに飛行機を作らせたい」

 

 

とまあ、続々と

 

無邪気で無鉄砲な

 

飛行機依頼がやってくる、

 

 

その度に私は呼び出され、

 

石井さんの新作機実験記録係だ、

 

 

そのうち、

 

飛行機にはド素人の私でも

 

「門前の小僧習わぬ経を読む」で

 

いっちょ前に、

 

飛行機教室で指導補佐ができるまでになった、

 

 

さて、

 

ストークは、

 

「2017年に国立科学博物館から100年先に、収蔵庫から出るかもしれない」と、

 

つれない回答をもらったのに、

 

 

突然、

 

再展示が決定し、

 

 

突然、

 

石井さんのところに、修復依頼がやってきて、

 

私は、また、

 

アシスタントとして、

 

修復メンバーに加わることになった、

 

 

 

国立博物館のお手紙 | オバサン、52歳からのオートバイ挑戦日記 (ameblo.jp)

 

 

~つづく~