ALSを治すお薬の開発がすすんでいます!(新規ASO薬) | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

ALS(筋萎縮側索硬化症)について

 

 

原因そのものを治すお薬が開発されていますねうずまき

 

 

そのひとつトフェルセンは、さきごろ米国アメリカで認可されましたが、

 

 

今後、どんどんお薬がでてくるようです!

 

 

 

今回は、このあたりのことをみてみました。(文献1)

 

 

 

 

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新薬について述べてくれたのはピーター・カークパトリック博士。

 

 

Nature Reviews Drug Discoveryの編集長です。

 

 

 

ピーター・カークパトリック博士

 

 

 

 

出典はNature誌の薬品専門のサイトです(文献1)

 

 

 

猛スピードですすんでいるようですトナカイ

 

 

 

(カークパトリックさんと聞くと、スカルラッティを思いだします)

 

 

 

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概要

 

 

 

 

治療薬トフェルセンは2023年米国で認可されました。(ただしSOD1型)

 

 

 

症状の改善はなかったのですが、検査値(バイオマーカー)の改善があり、これに基づいて早期に認可されました。

 

 

 

またALSのほとんどに有効なASO薬も開発中です。

 

 

 

アタキシン2を標的にするBIIB105です。ALSの主要因であるTDP-43の凝集を抑制します。

 

 

 

さらに武田薬品とアキュラステム社はTDP-43に影響する薬物*の開発に合意しました。最大5億8千万ドルを投資する予定です。(→こちら

 

 

 

 

*:PIKfyve(FYVE含有ホスファチジルイノシトール3-リン酸5-キナーゼ)阻害薬など。(詳しくは→こちら

 

 

ASO薬:アンチセンスオリゴヌクレオチド薬、核酸に作用する(詳しくは→こちら),TDP-43:脳に蓄積する特殊な蛋白(詳しくは→こちら

 

 

 

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感想

 

 

 

期待のお薬ですね。

 

 

 

日本でも早期認可されるように祈っておりますお願い

 

 

 

またTDP-43へのお薬はインパクトがありますね!

 

 

 

ほとんどのALSに有効とのこと。

 

 

 

大谷選手並みの投資も必要でしょうかびっくり野球

 

 

 

日本企業日本にもがんばっていただきたいと願う次第です。

 

 

 

治療から回復へ。。(下記)

 

 

 

まずはともかく粘っていきましょう!

 

 

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございましたお願い

 

 

 

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文献

 

 

 

 

1 Peter Kirkpatrick   Widening the horizons of oligonucleotide drug platforms.  biopharma dealmakers  NEWS FEATURE 15 November 2023
 

 

 

 

参考ブログ