ALSたいせつな8つの治療!ドイツ神経学会が勧告 | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

 

難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)もさまざまな治療が開発されている状況ですが、


 

 

いまなにをすべきか?

 

 

 

ドイツドイツ神経学会がALSについての勧告をだしましたね(文献1)。

 

 

 

 

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ドイツ神経学会(Deutsche Gesellschaft für Neurologie)の勧告は

 

 

ハノーバー医科大学の

 

 

スザンヌ・ペトリ先生が筆頭著者です。(文献1)

おなじみですね。

 

 

 

さて、どんな勧告か?

 

 

 

みてみましょう。

 

 

 

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ALSの8つの基本

(The most important recommendations )

 

 

 

 


1) リルゾール (2 × 50 mg/日) は病気の進行を遅らせます。



2) 対症療法は生活の質をよくし、自立した生活をおくるのにたいせつです。


3) 早期のバイパップ(非侵襲的人工換気)は、呼吸症状を緩和し、生命を守るのに有効です。



4) 肺炎はリハビリと早期の抗生剤投与、唾液の管理によって予防できます。


5) 胃瘻(PEG)は栄養を維持し、生活の質を高め、生存率を向上させます。


6) 構音障害、よだれ、粘稠な痰、うつ、つり、痛みといった症候の適切な治療が推奨されます。


7) 補助器具の使用は自立性の維持にたいせつです。


8) 治療は常に見直され緩和医療は初期から開始されるべきです。
 

 

 

 

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感想

 

 

 

 

どれもたいせつなことですねうずまき

 

 

 

とくに早期のバイパップ対症療法の重要性が述べられていたと思います。

 

 

 

肺炎の予防もしっかりとしておきたいものですね。

 

 

 

ドイツドイツは患者本位でしっかりした医療をされていると思います。

 

 

 

まずはいろいろ駆使して粘っていきたいものですね!

 

 

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。お願い

 

 

 

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文献

 

 

 

1 Susanne Petri,Torsten Grehl, Julian Grosskreutz, Martin Hecht, Andreas Hermann, Sarah Jesse, Paul Lingor, Wolfgang Löscher, André Maier, Benedikt Schoser, Marcus Weber, and Albert C. Ludolph Guideline “Motor neuron diseases” of the German Society of Neurology (Deutsche Gesellschaft für Neurologie) Neurol Res Pract. 2023; 5: 25. Published online 2023 Jun 15. doi: 10.1186/s42466-023-00251-xPMCID: PMC10268388PMID: 37316950