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右胸に２つ、左胸に１つ腫瘍が
あることがわかり
次の病院を紹介してもらった私
府立病院や日赤などどこがいいですか？
と聞かれたけど
私は迷わずうちから一番近い病院に
してくださいとお願いした
入院や治療の時、なるべく
家の近くなら安心だと思ったからだ
最悪の場合も、頭の中で想定していた
紹介状をもらってすぐ
検査日を設けてくれた
エコー
マンモグラフィー（初体験）
見せてもらったら確かに影はあって
さらに造影剤を入れながらMRI
をすることになった
あの暗いドーム本当にイヤだね
工事中みたいなすんごい爆音
緊張や不安しかない中
唯一のひとけが
造影剤を入れてくれる看護師さん
怖くて怖くて
思わず手を握ってくださいって
いってしまった
その手がとてもあたたかく感じた
後日そのMRIの検査結果を聞きに行ったら
先生の歯切れが悪い
「念のため、細胞も取って、病理検査も
してみましょうか」と先生。
あぁ、何かあったんだなと私は思った
そして、その場で細胞を取る処置。
部分麻酔をして、
おっぱいにぶっとい針を刺す
もう、私は見たら倒れてしまいそうで
看護師さんに何かお話してくださいと
頼んでいた
麻酔が効いているので痛くはないけど
極太の何かがグイグイ来るのがわかる
乳腺が発達してると腫瘍部位まで
針が刺さりにくいらしく
先生も必死だ
すると、ダイソンより強力な吸引力の
音がする
お
こうやって細胞を吸い取るのか‼️
こうやって細胞を吸い取るのか‼️右が終わったら
また左で同じ作業
1時間くらいのあの時が永遠に感じられた
何とか終わって、ふらふらになりながら
家に着いた
一週間後に、傷口のチェックに
また病院に行った
いつもと違う先生
デスクに私のデジタルカルテが見える
そこには私のMRIの結果
検査結果が私に見えている。
腫瘍が悪性ならステージ4
リンパ節の転移もありそうで
取り出した細胞に、がん細胞が見つかったら
かなり進行した乳がんとのこと。
おい先生‼️
見えてる‼️
見えすぎ
てるぞ‼️
私はもう、色々覚悟を決めなくちゃと
ボーっとした頭で考えていた
つづく
おひと♡