先週、2台目の車いすを借りました。
1台めは外用で、今回のは室内用で二階で使います。
特養のショートステイから、ひどい状態で戻って来て以来、お泊まりデイの尽力のおかげで、ある程度歩行は回復していました。
でも、方向を変えるときなど、重心の移動がうまくできないことがあり、足が竦んでしまって踏み出せないことがよくあります。
また、傾きがひどかったり、後ろにものけぞったりで、私一人で歩かせるにはものすごく不安定になっています。
これまで、お散歩と称して、二階を二人でぐるぐると歩き回ったりして、足の運動をしていたのですが、それができなくなっていました。
歩かせない → 尚更歩けなくなる の悪循環を、わかっていてもどうしようもありませんでした。
最低限の、食堂からトイレへ、トイレから居間のソファへ、ソファからトイレへ、トイレから食堂へ、必死になってなんとか連れて行っていました。
毎日が、薄氷を踏む思いでした。
バランスを崩して、何度も床の上に寝っ転がらせてしまいました。
一人ではどんなことをしても起こせないので、その度に、訪看さんや、お泊まりデイに電話して助けに来てもらっていました。
私一人で歩かせるのが、とても危険だと思い、2台目の車いすを借りました。
借りた車いすには、車輪が6個ついています。
中央に大きな車輪が左右に1個ずつ、前後に小さな車輪がそれぞれ2個ずつついています。
狭い場所も通れるし、小さく回れます。
というより、その場で転回できます。
肘掛けは、跳ね上がるようにできていて、横への移乗が楽になるようになっています。
よく考えられていると思いました。
早速乗せて動かしてみました。
なかなか操作性はよさそうです。
車いす自体はいいものです。
歩いているうちにバランスを崩す心配はなくなりました。
でも...
乗せるまで、或いは下ろしてからが相変わらず困難です。(>_<)
ソファや食堂の座椅子には、肘掛けがついているので、車いすの方の肘掛けを跳ね上げても、横への移動はできません。
トイレでの移乗も、2階のトイレは車いすを横付けするほど空間がありません。
一旦立たせて、方向を変えて、便座に座らせなければなりません。
まぁ仮に横に移動ができたにしても、夫の体重を支えながら動かすというのは、難しいかもしれませんが..。
なにかコツが必要な気がします。
立ち上がらせた時が危険です。
他に人がいるときには全然大丈夫なのに、私一人の介助の時は、足元が思い切り不安定です。
先日も、やっとの思いで、トイレでの身支度を済ませ、食堂に連れてきました。
車いすから立たせて、座椅子に座らせようとしたとき、バランスを崩し、後ろにのけぞり、足に力が入らない状態になって、へなへなと崩れ落ちてしまいました。
こうなると、どんなに頑張っても私には支えきれません。
車いすを使えば、この苦境から脱出できると思ったけど、やっぱりダメか..。
もうダメなのかな..私。
しばらくの間、茫然自失として、私も床に座り込んでいました。
後で振り返って思い出してみると、バランスを崩しそうになったとき、私は金切り声を上げています。
きっと鬼の形相だったに違いありません。
それがいけなかったのかもしれません。
私のパニックが移ってしまって、それで尚更足に力が入らなくなったような気がします。
他の人がいるときは、もしも床に寝そべってしまっても起こすことができますから、気持ち的に余裕です。
だから夫も安心して、普通に立ったり座ったりができるのかもしれません。
実際の所、他に人がいるときに倒れ込んだことはありません。
もっとも、バランスを崩しても、どちらかがすぐ支えられるので、大事に至ってないだけかもしれませんが。
特養のショートから戻って以来、歩く時間が極端に減りました。
それが現状を作っているのだと思います。
これを打開するには、やっぱりもっと歩いて足の運動をしてもらわねばと思います。
車いすは借りましたが、歩行をあきらめてしまったわけではありません。
幸い、まもなく沖縄旅行があります。
ずっと姉がいてくれるので、安心して歩行練習ができます。
海とダイビングを楽しんでもらうのが第一目的ですが、せっせと歩いてもらって、少しでも安定して歩けるようにしたいと目論んでいます。
いつもありがとうございます。
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1台めは外用で、今回のは室内用で二階で使います。
特養のショートステイから、ひどい状態で戻って来て以来、お泊まりデイの尽力のおかげで、ある程度歩行は回復していました。
でも、方向を変えるときなど、重心の移動がうまくできないことがあり、足が竦んでしまって踏み出せないことがよくあります。
また、傾きがひどかったり、後ろにものけぞったりで、私一人で歩かせるにはものすごく不安定になっています。
これまで、お散歩と称して、二階を二人でぐるぐると歩き回ったりして、足の運動をしていたのですが、それができなくなっていました。
歩かせない → 尚更歩けなくなる の悪循環を、わかっていてもどうしようもありませんでした。
最低限の、食堂からトイレへ、トイレから居間のソファへ、ソファからトイレへ、トイレから食堂へ、必死になってなんとか連れて行っていました。
毎日が、薄氷を踏む思いでした。
バランスを崩して、何度も床の上に寝っ転がらせてしまいました。
一人ではどんなことをしても起こせないので、その度に、訪看さんや、お泊まりデイに電話して助けに来てもらっていました。
私一人で歩かせるのが、とても危険だと思い、2台目の車いすを借りました。
借りた車いすには、車輪が6個ついています。
中央に大きな車輪が左右に1個ずつ、前後に小さな車輪がそれぞれ2個ずつついています。
狭い場所も通れるし、小さく回れます。
というより、その場で転回できます。
肘掛けは、跳ね上がるようにできていて、横への移乗が楽になるようになっています。
よく考えられていると思いました。
早速乗せて動かしてみました。
なかなか操作性はよさそうです。
車いす自体はいいものです。
歩いているうちにバランスを崩す心配はなくなりました。
でも...
乗せるまで、或いは下ろしてからが相変わらず困難です。(>_<)
ソファや食堂の座椅子には、肘掛けがついているので、車いすの方の肘掛けを跳ね上げても、横への移動はできません。
トイレでの移乗も、2階のトイレは車いすを横付けするほど空間がありません。
一旦立たせて、方向を変えて、便座に座らせなければなりません。
まぁ仮に横に移動ができたにしても、夫の体重を支えながら動かすというのは、難しいかもしれませんが..。
なにかコツが必要な気がします。
立ち上がらせた時が危険です。
他に人がいるときには全然大丈夫なのに、私一人の介助の時は、足元が思い切り不安定です。
先日も、やっとの思いで、トイレでの身支度を済ませ、食堂に連れてきました。
車いすから立たせて、座椅子に座らせようとしたとき、バランスを崩し、後ろにのけぞり、足に力が入らない状態になって、へなへなと崩れ落ちてしまいました。
こうなると、どんなに頑張っても私には支えきれません。
車いすを使えば、この苦境から脱出できると思ったけど、やっぱりダメか..。
もうダメなのかな..私。
しばらくの間、茫然自失として、私も床に座り込んでいました。
後で振り返って思い出してみると、バランスを崩しそうになったとき、私は金切り声を上げています。
きっと鬼の形相だったに違いありません。
それがいけなかったのかもしれません。
私のパニックが移ってしまって、それで尚更足に力が入らなくなったような気がします。
他の人がいるときは、もしも床に寝そべってしまっても起こすことができますから、気持ち的に余裕です。
だから夫も安心して、普通に立ったり座ったりができるのかもしれません。
実際の所、他に人がいるときに倒れ込んだことはありません。
もっとも、バランスを崩しても、どちらかがすぐ支えられるので、大事に至ってないだけかもしれませんが。
特養のショートから戻って以来、歩く時間が極端に減りました。
それが現状を作っているのだと思います。
これを打開するには、やっぱりもっと歩いて足の運動をしてもらわねばと思います。
車いすは借りましたが、歩行をあきらめてしまったわけではありません。
幸い、まもなく沖縄旅行があります。
ずっと姉がいてくれるので、安心して歩行練習ができます。
海とダイビングを楽しんでもらうのが第一目的ですが、せっせと歩いてもらって、少しでも安定して歩けるようにしたいと目論んでいます。
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